こんばんは。
「うたコン」、ご覧になりましたか?
わたし、きよしさんの、「LA・LA・LA LOVE SONG」にまだとろけていて(嬉)。
もう、NHKホールではとろけたチョコレートのようになっておりました。
最高にスウィートでセクシーな歌声、そして、音の稲妻に打たれたかのように全身をしならせて、指先から、つま先から、きよしさんのエナジーが放たれているのを感じて、ああ、今、生きてるんだなあと力みなぎってきたのです。
今日は、お昼頃は渋谷にいたのですが、3時には秋葉原で取材、そしてふたたび渋谷にもどって、NHKホールに着いたのは7時近くになっていました。
6時15分から開場しているので、それからだいぶ遅れての入場になるため、座席はほぼ3階席になると覚悟していたのです。
それなのに、わたし、オペラグラスを忘れてしまって(もちろんペンライトは忘れませんよっ!)。家をでてすぐに気づいたのですが、とりにもどる時間の余裕がなかったのです(涙)。
それなのに、わたし、オペラグラスを忘れてしまって(もちろんペンライトは忘れませんよっ!)。家をでてすぐに気づいたのですが、とりにもどる時間の余裕がなかったのです(涙)。
でも、お仕事を終えてからでも、”「うたコン」の観覧には悠々間に合うのだから、いいじゃない!”
と気持ちをスイッチしたのでした。
取材は、10年以上前ですが、人気絶頂のなかで突如引退されたある俳優さん。
その方は、思うところあって久々に俳優のお仕事に復帰されたのですが、活躍されていた頃、何度か取材させていただいて懐かしくて、いろいろとうかがいこともあったのです。
その方は、思うところあって久々に俳優のお仕事に復帰されたのですが、活躍されていた頃、何度か取材させていただいて懐かしくて、いろいろとうかがいこともあったのです。
きよしさんとほぼ同年齢のその方が、紆余曲折を経ながら素敵な大人の男性になっていたことに幸せな思いになり、NHKホールへと向かいました。
原宿駅に着いたときには6時半をすぎていたので、今さら急ぐ必要もなかったのですが、歩いていたら、足早になって、途中の信号待ちももどかしくて...。
ああ、わたし、こんなにもきよしさんに逢いたいんだなあと自覚したのです(嬉)。
次第にNHKホールの灯りがみえてきて、なんだかホッとした思いでエントランスに着くと、引き換えはほぼ終わっていて、開場時には4か所ある引き換え口はすでにひとつだけになっていました。
入場ハガキを係の方に渡して、1名での入場であることをお伝えして、いただいた座席券をみたら...。
もう、びっくり、下手寄りではありますが1階の前方席だったのです(喜)。
こんなことって、こんなことって(思わず2度いっちゃいます)、あるんですね。
お友達も皆さん、当選されていて、今回は遅れてひとりでの入場だったので、たまたまハンパなお席になっていたのかもしれませんが、嬉しさいっぱいで開演を待ったのです。
番組では、きよしさんがお手製のカヌレを持参され、TOSHIさんに召しあがっていただけて、わたしもきよしさんのファンとして嬉しくて夢のようでした。
最初、”氷川さんのファンの方に申し訳ない”とTOSHIさんがおっしゃったので、そのお人柄にじんときたのです。
朝、8時から焼いて、1回目は硬いパンのようになってしまい、つくりなおされたとのことですが、TPSHIさんはもちろんボックスシートにおすわりの皆さまも試食されておいしそうな様子。
きよしさん、さすがです!
さて、では以下は終演後のことを。
出演者がステージに勢ぞろいされ、手を振ってご挨拶されました。
司会の谷原章介さんと小郷知子アナウンサーが、おひとり(一組)ずつ紹介され、下手へと戻っていかれたのですが、きよしさんは、その際、”ごめんくださいませ~”としなしなと(笑)。
そして、皆さんを見送らせていただいたところで、”歌のプレゼントコーナー”になりました。
トップバッターは丘みどりさん。
明日2月13日に発売になる新曲「紙の鶴」にちなんで、赤い折り鶴のイヤリングをつけて登場されました。
歌唱された際は、左手に赤い大きな折り鶴を持っておられたのですが、その赤い鶴は、丘さんの手のなかでお花のようにもみえたのです。
作詩は、わたしたちが大好きな「愛の翼」のさいとう大三先生(作曲は弦哲也先生)で、とてもロマンチックでした。
おふたりめは、島谷ひとみさん。
昨年リリースされたアルバム「misty」から、リード曲の「Vivace!」を歌ってくださいました。
島谷さんは広島県呉市出身で大のカープファンだそうで、同じく熱烈カープファンである谷原さんが、
「今日は黒をお召しになっていますけど、赤もお似合いなんですよ~」
と島谷さんを紹介され、島谷さんが今年20周年とうかがうと、
「大きな節目は背筋が伸びますね」
と、谷原さん。
わたしはその言葉がとても素敵だなあと思い、急ぎメモしたのです。
さあ、島谷さんを、お見送りさせていただくと、一瞬の沈黙のあと、ペンライトがまたたいて、”きよしくん!”という声があちこちからきこえてきました。
「あれ、なんですか? われわれまだなにもいってないですよね」
と谷原さんがおっしゃると、
「ええ」
と小郷さん(笑)。
そこで谷原さんが、
「えっ、たかしですかあ?」
と客席に問いかけると、
小郷さんが
「”たかし”ってどなたですか? 今日は”たかしさん”はでていないんじゃ」
とかえされ、
「いや、それは、細川たかしさん」
と、谷原さん(笑)。
もう~、きよしさんが衝立の向こうでお待ちになっているのに、もりあげてくださいますねっ(笑)。
きよしさんは衝立の向こうで笑っておられるのでしょうか。
「皆さん、よくご存じなんですね。それでは皆さんがお呼びください」
との谷原さんの一声で、
”きよしく~ん!”
の大合唱。
登場されたきよしさんは、「大丈夫」のコスチュームである縦じまのモダンで粋な着流しをお召しになっていました(喜)。
3月12日にリリースされる新曲「最上の船頭」と「大丈夫」のおしらせをされたのですが、リリース日をおっしゃろうとして、ひと呼吸おかれたきよしさんに、谷原さんが空かさず”大丈夫?”といってくださったので、場内大爆笑でした。
谷原さん、さっそくにありがとうございます。
きよしさんも今年20周年という話題になると、
「20周年! 氷川さん、変わらないですね~」
と谷原さん。
その言葉をうけて、
「15年前になるんですけど。僕が”ズンドコ節”を歌っていた時に、島谷さんが『亜麻色の髪の乙女』を歌っていたんですよね。15年の間に世の中も風景もずいぶん変わったなあって思います」
ときよしさんが感慨深そうにおっしゃっていました。
そうですね~。
そうなんですよね~。
でも、ずっときよしさんをみつめさせていただいてきたから、やっぱり、”20周年”を迎えたことや、”ズンドコ”から15年とうかがうと、そんなに経ったの? と驚きます。
それはきよしさんへの思いや情熱がずっと変わらないからこそで、ありがたいことだなあと思うのです。
ここで、”大丈夫!”の掛け合いでのOKサインの練習までさせていただきましたが、
「フリースタイルで! (OKサインは)どこから始めてもいいですから」
とのアドバイスがありました(喜)。
「なにかお知らせありませんか?」
と谷原さんがおききになってくださると、
7月11日、12日(2Days 3公演の日本武道館での”20周年記念コンサート”のことと、9月6日のきよしさんのお誕生日に、追加公演で大阪城ホールでのコンサートが開催が決定したことをおしらせくださいました。
「大阪城ホールは1万人ですからね。大きなホールで、親戚しか来てくれなかったらどうしよう?」
と、きよしさん。
もう~、きよしさんの心配性!
すでに夜の部を観覧したら日帰りできないと、チケットの申込受付もまだなのに、お友達とホテルを予約してるんですからねっ。
あっ、思わず心の声が(汗)。
そして、カヌレの話題になると、
「朝8時からつくりました」
とまずひとこと。
谷原さんが、
「材料もタイヘンだったでしょう?」
とおたずねになると、
「はい。材料は、自分で買ったつもりで、マネージャーさんにお願いしました」
と正直者のきよしさん。
1度目が固いパンのようになってしまい、2度目がおいしくできたという話題に、
「材料を2回分、用意していたマネージャーさんもえらかったですよね」
と谷原さんがおっしゃると、
「はい、鈴木くんががんばってくれました」
ときよしさん。
”最初220度くらいにして、そのあと180度で50分焼きました”
というようなことをお話しされていましたが、”お菓子は化学”といわれるように、室温によっても匙加減、火加減
を変える必要がありますものね。
きよしさんのカヌレ、TOSHIさんにも、皆さんにも喜んでいただけて素晴らしいです(嬉)。
カヌレをTOSHIさんにプレゼントさせていただくということで、
「興奮と緊張がまぜこぜになっていました」
ときよしさんはおっしゃっていました。
生放送での歌唱という歌手としての大役もありましたから、充実した、”興奮と緊張の1日”をすごされたのでしょうね。
きよしさんが歌ってくださったのは、もちろん「大丈夫」でした。
コスチュームをお召しになって、振りまで練習させていただきましたものね。
初めてお聴きになる方も多数おられたようですが、イントロからきよしさんの勢いあふれる振りに、大いにわいて、きよしさんの迫力の歌唱と振りにどよめき、コミカルな振りには大爆笑。
歌い終わったところで、楽しさに、思わず”ヒュー!”と歓声をあげたくなりました。
こころもからだもすっかりあたたまって、帰りは足取り軽く、寒さも苦にならずに原宿駅へと歩いていったのです。
※明日からデイリースポーツさんで「新・月刊 氷川きよし」がスタートします。
お買い忘れになりませんように!