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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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「えっ、あたす?」って、きよしさんの番でしょ! 20回を迎えた「夜桜演歌まつり」は楽しい歌の宴になりました。

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「えっ、あたす?」
きよしさんはご自身をゆびさされ、曲振りをされようとした司会の西寄ひがしさんのお顔をみてたしかめられました。
って、もう~、あなたが歌う番にきまってるでしょっ!
「第20回 長良グループ 夜桜演歌まつり」での終盤、”新曲”披露コーナー”でのこと。
下手の西寄さん側から、きよしさん、山川豊さん、田川寿美さん、水森かおりさんの順番でおたちになり、それぞれの近況報告をされながら、楽しい会話がもりあがったあとでした。
お茶目すぎるきよしさんに、場内大爆笑になったのです。
でもいざきよしさんが「大丈夫」を歌唱されると、客席は大コーフン! 熱くもりあがりました。

先に、おしらせですが、このコンサートは5月1日に歌謡ポップスチャンネルさんで放送されるそうです。
詳しくはこちらで確認してみてくださいね。

☆歌謡ポップスチャンネルHP



イメージ 1
※あら? ウルトラマンのプレートが!


こんばんは。
杉並公会堂で開催された「長良グループ 夜桜演歌まつり」の夜の部にいってまいりました。
2000年3月24日に赤羽会館(北区)で開催され、昨日2019年4月11日日の杉並公会堂で20回。
いよいよ足立区、世田谷区、豊島区の3区をのこすのみとなりました。

日本人の心の歌である演歌を、23区の津々浦々に届け、開催する区のお役にたちたいと、入場料や、出演者のかたが私物やノベルティーグッズを提供してのチャリティーオークション(オークションのほうは現在はおこなっていません)での収益金を開催区に寄付されてきました。

きよしさんは、デビューした翌月の2000年3月24日に赤羽会館(北区)で開催された第1回から出演されてきたので、まさに”氷川きよし”の歩みとかさなるイベントにも思えます。
プロデュースされた長良じゅん会長は、゛氷川きよし゛に、演歌歌謡曲の未来を託し、その将来を担う歌手に育ってほしいという思いが強くあり、このイベントを企画されたのではないかと、そんな気がするのです。


イメージ 2
※左下のピグモンが映っていなくてごめんなさい。
寒風が激しくて、数枚写メして建物に駆け込んでしまいました(汗)。
興味のある方はこちらでご覧くださいませ~。


オープニング前のこと。立ち位置を確認されていたのか、緞帳に、出演者の皆さんらしきシルエットが映っていたのです。
うしろの方が、”あれ、きよしくんじゃない?”なんておっしゃったので、わくわくドキドキ。
そのまま客席の照明がきえて、緞帳が開くのかと思っていたら、シルエットは散り散りになったので、そのシルエットが出演者の皆さんだっかどうか真偽のほどは定かではありませんが、それでも、こころ躍ったことはいうまでもありません(喜)。

そこで、いよいよ客席の照明がきえて...。
タイトルコールとともに、緞帳が開くと、出演者の皆さんが勢ぞろい。
「東京ブギウギ」を全員で歌っての幕開けとなり、華やかな宴のはじまりとなったのです。
きよしさんは、昨年の大みそかに生放送された「 もうすぐ本番! 平成最後の紅白歌合戦」でお召しになっていた、”ひとり紅白歌合戦”のような赤と白のツートンカラーのスーツ姿でした。

上手から、
岩佐美咲さん、椎名佐千子さん、水森かおりさん、田川寿美さん、藤野とし恵さん、山川豊さん、氷川きよしさん、はやぶさのおふたり(ヒカルさん、ヤマトさん)、辰巳ゆうとさん。
そのさらに下手に司会の西寄さんがたっておられました。
この日のゲストは、グッチ裕三さんと山本リンダさんで、おふたりとも3年ぶりのゲスト出演ということでした。

下手の辰巳さんから、西寄さんが紹介されると紹介された歌手の方がその場でトークされ、皆さんもそこに加わるという和気あいあいとした展開となったのですが、リラックスしすぎて、迷走しきり(笑)。
耐えかねて、山川さんが、
「どうしたんだよ、夜はみんな、おかしいよ」
と(笑)。

そんな山川さんは、黙って楽屋ですわったおられると、用心棒のような強面にみえるのだと裕三さんがギャグにしておっしゃっていましたが、スキのない身のこなしといい、想像つきますよね。
でも、リンダさんと出演者の皆さんが町内会の盆踊り大会よろしくバックダンサーをつとめられたコーナーでの、はじけた山川さんの様子に、
「山川さんて、気さくな方なんですねっ!」
リンダさんは嬉しそうにそうおっしゃっていました。
というわけでふだんはダンディな山川さんもおおいに楽しまれていたのです。

話題が前後しますが、きよしさんは、このコーナーで、辰巳さんが昨年の日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞されたことを西寄さんがあらためて紹介されると、きよしさんもトークに参入。
辰巳さんが受賞された瞬間、ご自身もレコード大賞候補として出演されていたので、楽屋のモニターでその瞬間をご覧になり、嬉しさに号泣されたことをお話しされました。
楽屋にもどってきた辰巳さんを号泣しながら抱きしめて、辰巳さんも号泣していたそうです。
「ゆうとくんは13歳のときに事務所のオーディションにあれしてね、かおりさんとゲストででていたんだけど、あのこ絶対いいねってふたりでいっていて。
長良会長に、”あのこいいですね”っていったら、”そうだろ~。おまえ、見る目、あるな”っていわれましたもん」
と。
辰巳さんは4月から「26時の歌謡曲主義」の水曜日のパーソナリティーをつとめられていますが、4月10日のゲストはきよしさんでした(嬉)。
その話題は後半のコーナーでお話しされていたのでそちらに書きますね。

つづいて、はやぶさが紹介されて、びっくりするほどに大声援がおこると、
「すごい声援! 声援くださると嬉しいですよね~。”声援”!”千円”じゃないですよ(笑)」
ときよしさん。
狙ってますね、きよしさん。よしっ、座布団1枚(笑)。
だって、皆さん爆笑されてましたから~。

そしてご自身の番になり、西寄さんがデビュー20周年を祝してくださると、ていねいに20周年のお礼をおっしゃいました。
そして、
「デビューしたときから(今日まで)20回出させていただいています。
このコンサートは山川さんのデビュー曲の『夜桜』があったからはじまったものなんですよね」
といいかけたところで、水森さんはじめ先輩方から、”デビュー曲は「函館本線」でしょ!”っとものいいがあって、
きよしさんはといえば、”あれ? わかっているのに、なんでそんなふうにいっちゃったんだろ?”という様子だったので(笑)、わたしは笑いがとまらなくなってしまったのです(笑)。
きよしさんは、
「デビュー曲の『函館本線』があったから、それで『夜桜』という曲ができて、それでこのコンサートもはじまったんですね~」
と、笑いをかみころしておっしゃいました(笑)。

きよしさんが、20年歌ってきて、
「くたびれました~」
とおっしゃると、お隣の山川さんと藤野さんが厳しいお顔になられて、”そんなこというのはまだまだ早いっ”と一喝されてしまいました(笑)。
それはそうですよね。だっておふたりはそれぞれ、山川さんがデビュー38周年、藤野さんがデビュー55周年なんですもの。

でも、きよしさん、やっと、”くたびれた”とか”疲れた”って口にだしてくださるようになったのですね。
きよしさんだって生身の人間ですものね。
それなのにこれまでずっと、いつでもスーパーマンであるかのようにふるまってくださるきよしさんに、こころが痛むこともありましたから。
きよしさんが、”くたびれました”とおっしゃるたびに、自然体な様子になんだかホッとして幸せな思いになるのです。

ここで”代表作コーナー”となりました。
辰巳さんが、「下町純情」
水森さんが、「鳥取砂丘」
山川さんが、「アメリカ橋」
藤野さんが、「重友一代」
きよしさんが、「きよしのズンドコ節」
岩佐さんが、「無人駅」
椎名さんが、「ソーラン鴎唄」
田川さんが、「花になれ」
を歌唱され、
コーナーのラストは、
はやぶささんの「蜘蛛男のダンス」
でした。


イメージ 3
※ロビーには、この10倍ほどのお花が飾られていました。
5月にきよしさんがお世話になる新歌舞伎座をクローズアップ!

つづいてゲストコーナーになり、
グッチ裕三さんが登場され、西寄さんとトーク合戦をされてもりあげてくださいました。
グッチさんは学生のアマチュアバンドからそのままプロになって今年40周年を迎えられたそうです。
この日歌ってくださったのは、
「君の瞳に恋してる」
「最後のプロポーズ」
でした。
グッチさんが歌い終えると、出演者が勢ぞろいされ、グッチさんに感謝の拍手を贈られたのです。
このときうかがったことですが、グッチさんがボクシングの練習にふさわしい曲(ジェイムス・ブラウンの曲など)をセレクトしたCDを山川さんにプレゼントされたそうですが、ボクシングの練習をするときに、音楽はとてもだいじなもので、そのお礼をおっしゃいました。
そして、山川さんが所属されているボクシングジムの選手の方もそのCDを聴きながら練習に励まれ、たくさんのチャンピオンが育っていることを報告され、グッチさんも驚かれていたのです。

グッチさんをお見送りされると、出演者の皆さんはそのままステージにのこって、つづいてのゲストのリンダさんをお迎えしました。
と、ここで、この日ならではのスペシャル企画として、リンダさんにレクチャーしていただき、出演者の皆さんとわたしたち観客も一緒に「狙いうち」の振りにチャレンジすることになったのです。
レクチャーでノリノリだったのはなんと山川さんでした(嬉)。
リンダさんのレクチャーが具体的でとてもわかりやすいので、わたしたちもノリノリ気分になったのですが、そこでスタート!
いざ始まったら、リンダさんの後方誰よりもノリノリだった方は?
そう~、われらが氷川きよしさんだったのです(嬉)。
ステップも軽やかに、腰もキマッて、もうっ、最高!
ノリノリすぎて、2コーラス目まではその場でステップを踏まれていたかと思うのですが、3コーラス目ではリンダさんにあわせてきよしさんが思わず下手側に勢いよく動いてしまったので、ヒカルさんとこっつんこ!
あわてて、そのお隣のヤマトさん、辰巳さんが、きよしさんにあわせて左右に動こうとされたので、もうダマダマになってしまいました~(笑)。
その様子を、西寄さんが、
「うしろの”町内会の皆さん”、すごいことになっていましたね~」
と(笑)。
すっかりもりあがったところで町内会の皆さん、いえ、出演者の皆さんが退出されると、リンダさんは、
「狂わせたいの」、「燃えつきそう」、「どうにもとまらない」
をメドレーで歌ってくださいました。

イメージ 4
※ホールの廊下にこんな素敵なオブジェがありました。


後半は最新曲を披露するコーナーで2組にわかれての進行となりました。
最初のグループは、下手から辰巳さん、はやぶささん、岩佐さん、椎名さん、藤野さんがステージに登場されて、それぞれの活動をお話しされました。
ステージ後方のスクリーンがおりてきて、皆さんのPVを上映しながらの歌唱でした。
辰巳さんが、「おとこの純情」
はやぶささんが、「恋の隅田川」
岩佐さんが、「恋の終わり三軒茶屋」
椎名さんが、「漁火街道」
藤野さんが、「水無し川」
を歌われました。

ここで、辰巳さんがこの4月からパーソナリティー(水曜日担当)をつとめらている「26時の歌謡曲主義」(東海ラジオ 4月10日放送)にきよしさんがゲスト出演してくださった話題をされていました。
この日も、きよしさんを彷彿させる辰巳さんのトークに、西寄さんが、
「氷川きよしさんに話し方も似てきましたね~。
やっぱり、憧れているから?
とおたずねになると、
「はい。それに映像もみて勉強させていただいていますから」
とのお答え。
わたし、話し方というよい、そういう大真面目なところこそが似ているなあと思って、愉快な気持ちになったのです。
そして、もうひとつのレギュラー番組の話題になると、
「毎週木曜日、時間は夕方5時15分から、あっ、終わっちゃった(汗)」
とこの日が木曜日だったので、あわてて思いっきり素でおっしゃったので、西寄さんが爆笑しながら、
「”来週、聴いてくださいね”っていえばいいのに。ほとんど素でしたよ」
とおっしゃいました。
ね、そんなところも似てますでしょ?

さらに、
「おふたりで会話が成立したんですか?」
との西寄さんの斜に構えたはずの質問にも、
「あのう、ギリギリ」
と即答されると、
「ラジオって密室じゃないですか。
そこで、目の前に憧れの氷川先輩がいらっしゃるので、もう頭が真っ白になりそうでした」
と大真面目に(嬉)。
もう、きよしさんと重なってしまいます。
そんなところ、似てますね~。

イメージ 5
※そのときのツーショット!

後半のグループは、
下手から、きよしさん、田川さん、山川さん、水森さんの順番でステージに並ばれました。きよしさんは「大丈夫」のコスチュームの縞模様のお着物にお召し替えされていました。

きよしさんが紹介されると、男性の太いお声で”きよしく~ん!”と声がかかりました。
すると、
「うわっ、目が覚めたっ!」
とおっしゃったので、西寄さんに、
「今まで寝てたんですか?」
とツッコまれてしまいました(笑)。
5月の新歌舞伎座さんでの座長公演の話題になると、新人時代に山川さんと田川さんが出演されていた新宿コマ劇場の舞台にたたせていただいたことをお話しされたのです。
そして、7月11&12日の日本武道館、9月6日のバースデーに大阪城ホールでのコンサートを開催される旨のおしらせを西寄さんがされると、
「広いホールでしかできない豪華な仕掛けを考えています。
あれして、これして、これをあれして、ねっ」
と。
また大きなホールで公演されることへのプレッシャーには、
「今のこの一瞬がたいせつなんですよね。
だから、そういう感謝の気持ちをもって、大阪城ホールでのコンサートも、楽しんでやらせていただけたらと思っています」

と、ここで皆さんに、”ところで何歳に?”と問われて、
「12歳!」
と即答されたきよしさん、大ブーイングがおこったことはいうまでもありません(笑)。

水森さんの新曲の「高遠さくら路」にちなんで、桜の三大名所は? という話題になると、きよしさんが、自信満々で挙手されて、
「偕楽園!」
とおっしゃると、
「それは庭園ですよ」
と、西寄さんは優しくフォローされたのですが、客席も先輩方も大ブーイング(笑)。
きよしさんはすっかりいじけて、
「だって、わかんないもん! しらないもん!」
と(笑)。
もう~、先輩方とご一緒のときはいつまでも甘えん坊のきよしさんですねっ!
たしかに、きよしさんとしては、もりあげようとしてがんばってくださったのですものね。

このタイミングで水森さんが美しいドレスのおしりを気にされていたと思ったら、
「あっ、安全ピンがついてる」
とおっしゃって、その安全ピンをはずして、右手に。
そんな水森さんに、
「はずしてしまって大丈夫なんですか?  どこかがはずれたりしませんか? それだったらスタッフの方、ピンをうけとるトレーをください」
と西寄さんがおっしゃったかと思います。

そうしたら水森さんが、
「パンツ一丁になっちゃったらどうしよう?」
とおっしゃったものですから、山川さんが、
「そんなこといわないの!」
と一喝(笑)。

そして、田川さんがトークされているときに、きよしさんが横でなにやらこそこそされていたのでしょうか。
わたしにははっきりわからず、もしかしたらまだ行動には移していらっしゃらなかったのかもしれませんが、田川さんは、きよしさんのなにかを仕掛けてきそうな空気を察知されたのでしょう。
「なに、やってんだよ!」
ときよしさんを厳しい目でみつめておっしゃいました(笑)。

きよしさんは、しゅんとして、
「うわっ、お姉ちゃんに怒られた~」
と(笑)。
そこで山川さんが自戒もこめて、
「どうなちゃってるの、この4人は」
とおっしゃったので、大爆笑となりました。

ここで、いよいよ皆さんの歌唱へということで、
「まずは氷川きよしさんです」
と、西寄さんが紹介されると、
「あたす?」
とご自身を指さされたのでした。

きよしさんが、「大丈夫」
水森さんが、「高遠さくら路」
田川さんが、「恋はひといろ」
山川さんが、「今日という日に感謝して」
を歌唱されると、ゲストのおふたりも一緒にこの日の出演者の皆さんが勢ぞろいされ、
「夜桜」
を熱唱されました。

”来年もまた桜の季節にお会いしましょう!”
平成最後の素晴らしい歌の宴は、笑顔満開で幕をおろしたのです。


イメージ 6




この機会に、これまでの開催区をふりかえってみましょう。
第1回 赤羽会館(北区)
第 2回 浅草公会堂(台東区)
第 3回 日本青年館(新宿区)
第 4回 日比谷公会堂(千代田区)
第 5回 ティアラ江東(江東区)
第 6回 渋谷公会堂(渋谷区)
第 7回 中野サンプラザ(中野区)
第 8回 メルパルクホール(港区)
第 9回 文京シビック(文京区)
第10回 五反田ゆうぽうと(品川区)
第11回 江戸川区総合文化センター(江戸川区)
第12回 練馬文化センター(練馬区)
第13回 大田区民ホール アプリコ(大田区)
第14回 すみだトリフォニーホール(墨田区)
第15回 明治座(中央区)
第16回 めぐろパーシモンホール(目黒区)
第17回 かつしかシンフォニーヒルズ(葛飾区) 
第18回  サンパール荒川(荒川区)
第19回  板橋文化会館(板橋区)
第20回  杉並公会堂(杉並区)

※第4回までは夜のみの開催で座席も自由席でしたが、第5回から昼夜2回公演で座席指定という現在のスタイルになりました。

残すところ、50音順で、足立区、世田谷区、豊島区の3区。
来年はどの区で開催されるのでしょう?


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