皆様、こんばんは。
沖縄から昨夜10時半頃に帰宅しました。
濃密な時間をすごさせていただいたおかげで、この数日間が1週間にも感じられて...。
帰宅して、荷物を片付けながらぼうっとしていたら、コンサートのなかでも歌唱された、「安里屋ユンタ」が耳奥によみがえってきたのです。
「♪サー 沖縄よいとこ一度はおいで 春夏秋冬 花見て暮らす マタハリヌ チンダラ カヌシャマヨ」
”マタハリヌ チンダラ カヌシャマヨ”は八重山方言の古語で、”また逢いましょう、美しき人よ”という意味だそうですが、ほんとうに、第一にはきよしさんですが、出演者の皆さん、一緒に旅したお友達、行く先々で出逢った方たち、訪れた地...。
すべてに、”マタハリヌ チンダラ カヌシャマヨ”と言わせていただきたい思いになるのです。
沖縄コンベンションホールで4月20日に開催された「長良グループ 演歌まつり in 沖縄」に昼夜参加させていただいて、国際通り近くのホテルに泊まって、いってみたかった琉球王国最高の聖地である斎場御嶽(せいふぁうたき)に。
今回はコンサートのみに参加して、フリー旅でしたので、那覇空港を夕方発つゆっくりめの便をとっていたので、首里城、平和記念公園、ひめゆりの塔にもいくことができたのです。
帰りの保安検査場では、はやぶさのひかるさんとヤマトさんが少し前に並んでおられて、目が合うと、会釈してくださいました。
おふたりはファンの方とのツアー企画があったのでそのくらいのお帰りだったのだと思いますが、きよしさんはもっと早くにお発ちになったのでしょうね。
では、以下は、コンサートのことを。
オープニングは「ハイサイおじさん」を全員で、客席からゆび笛が鳴って、沖縄の方たちは、カチャーシーというのでしょうか、独特の手振りでその場で踊っておられたので、わたしも見よう見まねで手をうごかして、かけ声をいれさせていただいて、楽しいオープニングでした。
上手から、
岩佐美咲さん、椎名佐千子さん、水森かおりさん、田川寿美さん、藤野とし恵さん、山川豊さん、きよしさん、はやぶさのおふたり(ヒカルさん、ヤマトさん)、辰巳ゆうとさん。
いちばん下手にたっておられた司会の西寄ひがしさんが一緒に歌いながらタイトルコールをされました。
沖縄での演歌まつりは2年ぶりです。
きよしさんは、昨年の「年忘れにっぽんの歌」で初お目見えとなった鮮やかなピンク色のスーツをお召しになっていて、西寄ひがしさんに、゛お花のようですね゛と、おほめいただくと、嬉しそうに、
「ハイビスカスですかね~」
とおっしゃっていて、その笑顔は、その日、目にしたどんなハイビスカスよりもまぶしくて美しかったのです。
シャツは黒で、スーツのからだの中心に黒色をサーッと刷いたようなあの素敵なスーツでした。
きよしさんは、
「18年前、はじめてのコンサートツアーの初日が沖縄でしたから...。自分の原点。あのときは24歳でした」
と感慨深げにおっしゃっていました。
そう、2002年2月28日、那覇市民会館 大ホールで、ファーストコンサートツアーの初日がスタートしたのでしたね。
※コンベンションセンター 劇場棟のロビーはお花でいっぱいでした。
ここで、この日出演される歌手の皆さんのなかで、今年、周年の方がおられることを西寄さんがおっしゃり、55周年の藤野さん、20周年のきよしさんが紹介されました。
藤野さんには田川さんが鮮やかで花束を、きよしさんには山川さんが、白のカラーを主にして優しい黄色の小花とグリーンが配された花束をプレゼント贈られたのです。どちらも片手で抱えるのは大変なほどの大きなもでした。
山川さんは花束をきよしさんに贈られると、
「20年いろいろあったと思います。よくがんばりました。
彼のことは、仕事のうえでの後輩とかそういうことをこえて、弟のように思っています」
とおっしゃると、
「もう、泣いちゃう...、泣いちゃう...」
ときよしさんが小声でご自身にいいきかせるように繰り返されたので、
山川さんは
「僕も泣けてきます」
と、きよしさんを抱きしめたのです。
抱き合うおふたりに姿に大きな拍手がおこりました。
笑顔のきよしさんの
「花束、自分の好きな色なんです」
との言葉に、
「スタッフに好みをきいて用意しました」
と山川さんがお答えになると、
「あまりいろんな色がはいっているものより、シンプルなものが好きなんですよ~」
ときよしさん。
山川さんが、
「そうですか、白に草がはいっていて」
とおっしゃると、
「緑?」
と、きよしさんはにこやかにフォローされていました。
※水森さんのツアートラックときよしさんのツアートラックのツーショットです。
ここで、”代表曲コーナー”となり、きよしさんからの歌唱だったので、
「花束、お預かりしましょうか?」
と西寄さんがおたずねになると、
きよしさんは、
「えっ?」
とききかえされて、
「これからお歌いになるから」
と補足されら西寄さんに、
「いえ、このまま歌います!」
と、花束を抱きしめるようにしておっしゃったきよしさん。
あまりに大きな花束なので、
「大丈夫ですか?」
と再度西寄さんがおたずねになると、
「はい」
と、真剣なまなざしでお答えになったきよしさんでした。
そんなきよしさんの思いをうけとめた西寄さんは、
「いいですね~、レコード大賞みたいで」
とおっしゃると、曲紹介をされました。
花束を右手で抱えて歌唱されたその曲は?
「きよしのズンドコ節」
でした。
水森さんが「鳥取砂丘」
田川さんが「花になれ」
山川さんが「アメリカ橋」
を歌われると、再び全員がステージに並ばれました。
※ラウンドコーナーのときに撮った客席の様子です。
今回のスペシャル企画である”沖縄ソングメドレー”のコーナーとなりました。
トップバッターは藤野さんで、「十九の春」、
はやぶさのおふたりが「安里屋ユンタ」
岩佐さんが「島んちゅぬ宝」
辰巳さんが「海の声」
椎名さんが「童神(わらびがみ)」
をソロ歌唱されました。
それそれの個性が光って、こころにしみいる素敵な歌唱でした。
”琉球音階”というのでしょうか、癒されていくメロディーに、ああ沖縄にいるんだなあと感じて、感激が押し寄せてきたのです。
ここで男性全員で「島唄」を、
女性全員で「涙そうそう」
を歌唱されると、ラストは、「花~すべての人の心に花を~」
きよしさんは、2コーラス目(歌詩は3番)で、水森さんがソロ歌唱されたあと、
゛♪それが自然の歌なのさ こころのなかに こころのなかに 花を咲かそうよ゛
とソロで歌われ、そのフレーズがじわっとこころに広がって...。
以前、「安里屋ユンタ」は以前、農業賞の記念コンサートで歌ってくださったことがありましたが、それもふくめていつか、きよしさんに、この日の沖縄ソングはもちろん、たくさんの沖縄の名曲を歌っていただきたいなと思ったのです。
岩佐さん、はやぶさのおふたり、辰巳さんがステージにのこって新曲についてのトークをされると、
辰巳さんが「おとこの純情」、
はやぶさのおふたりが、「ジョーデッキ―!!!」、
岩佐さんが、「恋の終わり三軒茶屋」
を歌唱されました。
と、ここでステージに山川さんと藤野さんが登場。
そう、こころの準備がないままに(わたしがですが・汗)、”ラウンドコーナー”となったのです。
きよしさんは2階席から登場されたようでした。
事前に、”写メOK”と告知がされていなかったのですが、その場で、すべての歌手の方がステージにもどられるまでが撮影タイムであることがおしらせされると、場内大コーフンです。
地元・沖縄の方も多数来場されていたのですが、もう~、その熱気がハンパなかったのです。
その熱気に包まれて、わたしも舞いあがってしまって、なんだかあまり記憶がありません。
もう、ず~っと、きよしさんの姿はどちらかしら? と、正直、そのこと以外考えられませんでした(汗)。
結局、わたしのエリア側はきよしさんが通られるルートではなかったので、ステージに比較的早くもどられたきよしさんが西寄さんと並んでおられるところを写メさせていただいていたのです。
ところが!
ところがです~。
まだ、他の歌手の皆さんが後方におられるのをご覧になられたようで、まわっていないエリアであるこちら側でポーズをとってくださっていらっしゃったのですが、そのまま、きよしさんがステージからおりてきてくださったのです(嬉)。
いったんステージにもどられたので、スタッフも離れていて、だれもガードする方がいらっしゃらなくて...。
あっという間に皆に囲まれてしまったきよしさんでした。
わたし、そのとき、きゃあ、タイヘン、どうしよう?と思ってあたふたしたのですが、あわてて駆け寄ってきたスタッフの誘導でステージにもどられました(汗)。
でもステージにもどられたきよしさんのお顔は満面の笑顔でしたから、大好きな沖縄の皆さんともっとふれあいたいという思いもあって、そんなサプライズを楽しまれていたのかもしれませんね(喜)。
※そのときの1枚です。
”ラウンドコーナー”のあとは、藤野さん、椎名さんがステージにのこられて。
椎名さんが、「漁火街道」
藤野さんが「水無し川」
を歌われました。
つづいてのコーナーでは、山川さん、田川さん、水森さん、きよしさんがステージに。
きよしさんは、たて縞模様のお着物姿にお召し替えされていました。
わたしは、このとき、このお着物の柄が、「きよしのズンドコ節」の衣装のあのレトロチックな縦ストライプ柄のスーツと相つうじるものがあることを遅ればせながら気づいたのです。
きよしさんが18年前、24歳のときに沖縄からツアーをスタートさせたことをあらためておっしゃると、山川さんが、
「オレも年とったよ」
と。今年60歳になられたということは、18年前は今のきよしさんの年齢だったということですね~。
このときに、これから歌唱される「大丈夫「」の話題になると、
「昨日、国際通りを歩いていたら、『大丈夫』のポスターが貼ってあったんですよ~」
とお話しされていたのです。
ご当地ソングの女王の水森さんには、「満天のてぃんがーら」という沖縄を舞台にしたオリジナル曲があるという話題になると、゛ぜひ、ひと節!゛という展開に。
前回はその曲を歌唱されたのですが、今回は予定されていなかったようで、
゛どんな曲だったかしら?゛
という水森さんに代わって、田川さんが出だしを(笑)。
水森さんが、゛ああ、そうでした゛とうなずかれで歌唱されると、大きな拍手が。
と、そのとき、きよしさんの瞳が゛僕にもきいてください゛と言わんばかりに爛々としたのです(笑)。
わかっています、わかっていますけど、準備は大丈夫なんでしょうか?
西寄さんは、すぐにきよしさんのアピールに気づかれて、
「きよしさんにもありますね」
と。
たしか、゛ご存じですか?゛と、きよしさんがおたずねになったので、皆で「美ら旅」と。
嬉しそうなきよしさん。
でも、いざ出だしをその場で歌いだされると、すぐにおぼろになられたようで(笑)゛ニャニャニャ~゛と歌われて、
「なんで猫になるんですかっ!」
と西寄さんにいわれてしまいました。
でも、このあと、皆さんに゛猫゛が伝染ってしまったのでした(笑)。
先輩がた、最高ですね!
ご当地ソングの女王の水森さんには、「満天のてぃんがーら」という沖縄を舞台にしたオリジナル曲があるという話題になると、゛ぜひ、ひと節!゛という展開に。
前回はその曲を歌唱されたのですが、今回は予定されていなかったようで、
゛どんな曲だったかしら?゛
という水森さんに代わって、田川さんが出だしを(笑)。
水森さんが、゛ああ、そうでした゛とうなずかれで歌唱されると、大きな拍手が。
と、そのとき、きよしさんの瞳が゛僕にもきいてください゛と言わんばかりに爛々としたのです(笑)。
わかっています、わかっていますけど、準備は大丈夫なんでしょうか?
西寄さんは、すぐにきよしさんのアピールに気づかれて、
「きよしさんにもありますね」
と。
たしか、゛ご存じですか?゛と、きよしさんがおたずねになったので、皆で「美ら旅」と。
嬉しそうなきよしさん。
でも、いざ出だしをその場で歌いだされると、すぐにおぼろになられたようで(笑)゛ニャニャニャ~゛と歌われて、
「なんで猫になるんですかっ!」
と西寄さんにいわれてしまいました。
でも、このあと、皆さんに゛猫゛が伝染ってしまったのでした(笑)。
先輩がた、最高ですね!
※なんだか、嬉しくって、また3度目のアップです~。
きよしさんが、「大丈夫」、
水森さんが「高遠さくら路」
田川さんが「恋はひといろ」
山川さんが「今日という日に感謝して」
を歌唱されると、
出演者の皆さんが勢ぞろいされ、
「好きになった人」を客席の皆も一緒に歌ったのです。
きよしさんの、”好きになった人~”での指差しに勝手にクラクラしちゃったりなんかして(笑)。
幸せなエンディングとなりました。
※昼の部の様子を中心に書かせていただきました。
ここからしばし仕事、がんばってきます。
少しお時間いただきますが、次の記事で夜の部のことや、写メの別バージョンもアップさせていただけたらと思っています。