「これまでさまざまな歌を歌ってきました。
さまざまな主人公を歌ってきて。
歌の主人公を死なせたくない、殺したくないという思いで歌ってきた20年だったと思います。
歌を守ってきて。
歌があるから、あらためて゛氷川きよし゛が存在するんだって」
きよしさんは、夜の部のアンコールで、「大丈夫」を歌われるとそうおっしゃって。
デビュー曲の「箱根八里の半次郎」にはじまって、身も心も歌う歌の主人公になりきるためにビジュアルも徹底的にこだわってきたこともお話しされたのです。
「『哀愁の湖』のときは、愛する人を失った悲しみにくれる主人公でしたから、プロモーションビデオを撮影するときには、そのために5キロ痩せました」
と。
そのようにときには厳しい節制でウェイトコントロールをされたり、生来、恥ずかしがりやなのに、歌によっては思いきり大胆にもなり、聴くひとを魅了してきてくださったのですね。
あらためてこれまでのきよしさんがよみがえってきたのです。
きよしさんは、
「色って1色じゃなくて7色ありますから。゛七色゛全部をつかって歌っていきたいです。
今度、『白雲の城』を、若武者姿で歌ってみたいなって思っていて。
そんなふうにアイディアがどんどんわいてきて、尽きないんですよ」
楽しそうにそうおっしゃると、
「これからもともに新しい景色をみてまいりましょう!」
そう、結ばれました。
そして、いよいよ、最後の曲となったので、
「あとは、皆さんの夢にお邪魔して歌わせていただきます。
夢のなかで、大きな声で歌いますから(笑)、うるさかったら、゛うるさいっ!゛ていってください。
そうしたら目が覚めますから(笑)」
と。
そして、゛大丈夫゛サインはもちろん、Vサインも連発されながら、「きよしのズンドコ節」を歌ってくださいました。
昼夜とも熱演、熱唱!
きよしさんの初座長公演から今回の公演までを観させてきていただきましたが、1日に昼夜2公演の観覧は、はじめての経験でした。
1日の、24時間のなかで、これほどまでに素晴らしいステージを繰り広げ、訪れたひとたちに多くの感動をあたえてくださることに、感じいったのです。
夜の部のアンコールで、ゴールドスパンコールににヒョウ柄が描かれた衣装で登場されたきよしさんのヘアスタイルは、きよしさんいわく゛パイナップルヘア゛でした(笑)。
長い髪を頭のてっぺんで結んばれた、゛ちょんちょりん゛と申しあげたら失礼すぎる(笑)でしょうか?
客席の歓声とどよめきに、
「あと2公演なので、調子にのって」
とはにかんでおっしゃったのです。
保育園にかよっていた5歳ころから、サラサラの髪に憧れて、毎朝、シャンプーとリンスをされていたのだそうです。
かわいらしいですね(喜)。
昨日の夜の部で、芸能界の先輩やお友達も観覧にお越しくださっていることを司会の西寄ひがしさんがされたとき、
「ありがたいです。
明日もある方が来てくださるので、皆さんにも紹介させていただきたいとおもってるんですど。
すごく楽しみなんですよ」
と嬉しそうにおっしゃっていたので、きよしさんがそんなにまで楽しみにされるなんて、一体どなたが?
と、期待していたのです。
そうしたら、夜の部のお芝居のなかで、
゛あっ、あそこに木が5本! 5本の木がありますね゛
というようなアドリブを西寄さんが、おっしゃると、
劇中劇でお公家さまを演じている゛恋之介゛が、それに応えて、突然「よこはまたそがれ」の一節を歌いだされたので、もしかして、いえ、もしかしなくても(笑)あの方?
と。
そうしたら、第2部のコンサートのときに、紹介されました。
そう、そのかたは五木ひろしさん!
この日、高知県南国市でおこなわれた「NHKのど自慢」にゲスト出演されてから、駆けつけてくださったということでした(嬉)。
「今日は゛のど自慢゛にでられてから来てくださったんです。
ありがとうございます。
あの、どちらにいらっしゃるかはいえないんですど」
と、きよしさんは、申し訳なさそうにおっしゃったのですが、きよしさんの視線をおって、゛五木さんはどこに?゛と、皆さん立ちあがって、キョロキョロ(笑)。
五木さんは後方上手寄りのガラス張りになっているお席でご覧になっていらしたようで、そこで、立ちあがって、゛ここにいます゛と周囲のかたに会釈され手をふってくださった様子で。
「あっ、すみません。ありがとうございます」
と、きよしさんが五木さんに向けてご挨拶されたので、さらに皆が立ちあがって(笑)、わたしももちろん、立ちあがったのですが、
「うわあ。総立ち!」
と、きよしさんが何度かおっしゃって。
ちょっぴり小声で(笑)、
「僕のコンサートでもたっていただきたいなって思ってるんですけどね」
と。
そして、
「五木さん、ありがとうございます」
とお礼をあらためて言葉にされると、ここで、五木さんの「夜空」の一節をモノマネ歌唱されたのです(笑)。
「魅力があると真似したくなるんですよね」
と、そんなふうにおっしゃったでしょうか。
夜の部では、6月4日に発売されるニューアルバムの紹介をされたのですが、
「『大丈夫』を1きょくめにいれたいなって思って。
あとはオリジナルとカバーとにわけずにならべてひとつのストーリーになっています」
とおっしゃると、1曲ずつ紹介され、オリジナル曲の「雨とルージュ」については、
「ちょっとアダルトな曲です。
エッチなんですよ。
アダルトでエッチ!」
とおっしゃったので、
「そんなふうにおっしゃると、皆さん、今日、眠れませんよ」
と西寄さんがフォロー(笑)。
きよしさんは、
「アダルトでエッチ!
イェイッ!」
と少しもアダルトでエッチではなさそうにおっしゃったので、場内大爆笑でした(笑)。
そして、朝岡雪路さん、瀬川瑛子さん、北島三郎さんと、もう、モノマネがとまらなくなって(喜)。
「モノマネヒットバレードでございます」
と西寄さんがまとめてくださいました。
アルバムの最後を飾るオリジナル曲の「メトロノーム」は、
「これまで生きてきた思いを詩にのせて、メロディーにのせて伝えたいなって思ってつくっていただいた曲です。
自分自身が内気なこどもでしたし、悩むこともありましたから。
人前にでるのもほんとうに苦手で。
いまでも苦手だけど、それでも勇気をふりしぼってやってるよって。
一生懸命自分を表現してるよって。
だから、大丈夫。
命をたいせつにしてって。
自分には子どもがいませんから、歌で後世のこどもに、メッセージをつたえていきたいって思うんです」
と。
そして、ボーナストラックの「ありがとうの唄」は、
「今日、お越しくださっている皆さん、そして、応援してくださるファンのみなさんのためにつくった曲です」
とのこと。
きよしさんがファンへの思いをこめてつくってくださった曲だなんて、きっときっと素敵な曲なんでしょうね。
もしかしたら未来のエンディングソングにもなり得るでしょうか?
ふと、そんな期待までふくらんだのです。
じつはコンサートの時間軸に基づいたながれでは、このあと、五木ひろしさんの紹介となったのです。
と、駆け足での後進で失礼しました。
昼の部で、9月6日の大阪城ホールでの
コンサートは、
゛氷川きよし 大放出コンサート゛にしたいとおっしゃって、期待がますます大きなものになったのです。
今回の公演は休演日なく10日連続の開催という大変さもあるのかもしれませんが、
「大阪にいるといってもほとんどホテルと劇場の往き来になってますけど。
2回焼肉屋さんにいきました。
あと、お芝居のあと(昼の部)、急にマクドナルドが食べたくなって。
そういうとき、ありますでしょ。
それで、フィレオフィッシュをスタッフに買ってきてもらったんですけど。
久しぶりに食べたら、おいしいですね~。
それで、海老フィレオも買ってきてくれてたんで、それも食べて。
ポテトも合ったので食べてしまいました。
だから、ちょっとおなかひっこめてやってます(笑)」
と。
そんな幕間のエピソードもお話ししてくださいました。
そういえば、お芝居できよしさんが演じている゛恋之介゛には、いくつかお名前の候補があったそうです。
いずれも素敵なお名前だったようですが、
「いちばん、綺麗な名前だなって。
綺麗で上品なので、゛恋之介゛がいいと思ったんです」
とおっしゃっていました。
さあ、明日はいよいよ、千秋楽です。
明治座さんでの公演とあわせて考えると、全56公演の千秋楽ということになりますね。
大成功になりますように!
さまざまな主人公を歌ってきて。
歌の主人公を死なせたくない、殺したくないという思いで歌ってきた20年だったと思います。
歌を守ってきて。
歌があるから、あらためて゛氷川きよし゛が存在するんだって」
きよしさんは、夜の部のアンコールで、「大丈夫」を歌われるとそうおっしゃって。
デビュー曲の「箱根八里の半次郎」にはじまって、身も心も歌う歌の主人公になりきるためにビジュアルも徹底的にこだわってきたこともお話しされたのです。
「『哀愁の湖』のときは、愛する人を失った悲しみにくれる主人公でしたから、プロモーションビデオを撮影するときには、そのために5キロ痩せました」
と。
そのようにときには厳しい節制でウェイトコントロールをされたり、生来、恥ずかしがりやなのに、歌によっては思いきり大胆にもなり、聴くひとを魅了してきてくださったのですね。
あらためてこれまでのきよしさんがよみがえってきたのです。
きよしさんは、
「色って1色じゃなくて7色ありますから。゛七色゛全部をつかって歌っていきたいです。
今度、『白雲の城』を、若武者姿で歌ってみたいなって思っていて。
そんなふうにアイディアがどんどんわいてきて、尽きないんですよ」
楽しそうにそうおっしゃると、
「これからもともに新しい景色をみてまいりましょう!」
そう、結ばれました。
そして、いよいよ、最後の曲となったので、
「あとは、皆さんの夢にお邪魔して歌わせていただきます。
夢のなかで、大きな声で歌いますから(笑)、うるさかったら、゛うるさいっ!゛ていってください。
そうしたら目が覚めますから(笑)」
と。
そして、゛大丈夫゛サインはもちろん、Vサインも連発されながら、「きよしのズンドコ節」を歌ってくださいました。
昼夜とも熱演、熱唱!
きよしさんの初座長公演から今回の公演までを観させてきていただきましたが、1日に昼夜2公演の観覧は、はじめての経験でした。
1日の、24時間のなかで、これほどまでに素晴らしいステージを繰り広げ、訪れたひとたちに多くの感動をあたえてくださることに、感じいったのです。
夜の部のアンコールで、ゴールドスパンコールににヒョウ柄が描かれた衣装で登場されたきよしさんのヘアスタイルは、きよしさんいわく゛パイナップルヘア゛でした(笑)。
長い髪を頭のてっぺんで結んばれた、゛ちょんちょりん゛と申しあげたら失礼すぎる(笑)でしょうか?
客席の歓声とどよめきに、
「あと2公演なので、調子にのって」
とはにかんでおっしゃったのです。
保育園にかよっていた5歳ころから、サラサラの髪に憧れて、毎朝、シャンプーとリンスをされていたのだそうです。
かわいらしいですね(喜)。
昨日の夜の部で、芸能界の先輩やお友達も観覧にお越しくださっていることを司会の西寄ひがしさんがされたとき、
「ありがたいです。
明日もある方が来てくださるので、皆さんにも紹介させていただきたいとおもってるんですど。
すごく楽しみなんですよ」
と嬉しそうにおっしゃっていたので、きよしさんがそんなにまで楽しみにされるなんて、一体どなたが?
と、期待していたのです。
そうしたら、夜の部のお芝居のなかで、
゛あっ、あそこに木が5本! 5本の木がありますね゛
というようなアドリブを西寄さんが、おっしゃると、
劇中劇でお公家さまを演じている゛恋之介゛が、それに応えて、突然「よこはまたそがれ」の一節を歌いだされたので、もしかして、いえ、もしかしなくても(笑)あの方?
と。
そうしたら、第2部のコンサートのときに、紹介されました。
そう、そのかたは五木ひろしさん!
この日、高知県南国市でおこなわれた「NHKのど自慢」にゲスト出演されてから、駆けつけてくださったということでした(嬉)。
「今日は゛のど自慢゛にでられてから来てくださったんです。
ありがとうございます。
あの、どちらにいらっしゃるかはいえないんですど」
と、きよしさんは、申し訳なさそうにおっしゃったのですが、きよしさんの視線をおって、゛五木さんはどこに?゛と、皆さん立ちあがって、キョロキョロ(笑)。
五木さんは後方上手寄りのガラス張りになっているお席でご覧になっていらしたようで、そこで、立ちあがって、゛ここにいます゛と周囲のかたに会釈され手をふってくださった様子で。
「あっ、すみません。ありがとうございます」
と、きよしさんが五木さんに向けてご挨拶されたので、さらに皆が立ちあがって(笑)、わたしももちろん、立ちあがったのですが、
「うわあ。総立ち!」
と、きよしさんが何度かおっしゃって。
ちょっぴり小声で(笑)、
「僕のコンサートでもたっていただきたいなって思ってるんですけどね」
と。
そして、
「五木さん、ありがとうございます」
とお礼をあらためて言葉にされると、ここで、五木さんの「夜空」の一節をモノマネ歌唱されたのです(笑)。
「魅力があると真似したくなるんですよね」
と、そんなふうにおっしゃったでしょうか。
夜の部では、6月4日に発売されるニューアルバムの紹介をされたのですが、
「『大丈夫』を1きょくめにいれたいなって思って。
あとはオリジナルとカバーとにわけずにならべてひとつのストーリーになっています」
とおっしゃると、1曲ずつ紹介され、オリジナル曲の「雨とルージュ」については、
「ちょっとアダルトな曲です。
エッチなんですよ。
アダルトでエッチ!」
とおっしゃったので、
「そんなふうにおっしゃると、皆さん、今日、眠れませんよ」
と西寄さんがフォロー(笑)。
きよしさんは、
「アダルトでエッチ!
イェイッ!」
と少しもアダルトでエッチではなさそうにおっしゃったので、場内大爆笑でした(笑)。
そして、朝岡雪路さん、瀬川瑛子さん、北島三郎さんと、もう、モノマネがとまらなくなって(喜)。
「モノマネヒットバレードでございます」
と西寄さんがまとめてくださいました。
アルバムの最後を飾るオリジナル曲の「メトロノーム」は、
「これまで生きてきた思いを詩にのせて、メロディーにのせて伝えたいなって思ってつくっていただいた曲です。
自分自身が内気なこどもでしたし、悩むこともありましたから。
人前にでるのもほんとうに苦手で。
いまでも苦手だけど、それでも勇気をふりしぼってやってるよって。
一生懸命自分を表現してるよって。
だから、大丈夫。
命をたいせつにしてって。
自分には子どもがいませんから、歌で後世のこどもに、メッセージをつたえていきたいって思うんです」
と。
そして、ボーナストラックの「ありがとうの唄」は、
「今日、お越しくださっている皆さん、そして、応援してくださるファンのみなさんのためにつくった曲です」
とのこと。
きよしさんがファンへの思いをこめてつくってくださった曲だなんて、きっときっと素敵な曲なんでしょうね。
もしかしたら未来のエンディングソングにもなり得るでしょうか?
ふと、そんな期待までふくらんだのです。
じつはコンサートの時間軸に基づいたながれでは、このあと、五木ひろしさんの紹介となったのです。
と、駆け足での後進で失礼しました。
昼の部で、9月6日の大阪城ホールでの
コンサートは、
゛氷川きよし 大放出コンサート゛にしたいとおっしゃって、期待がますます大きなものになったのです。
今回の公演は休演日なく10日連続の開催という大変さもあるのかもしれませんが、
「大阪にいるといってもほとんどホテルと劇場の往き来になってますけど。
2回焼肉屋さんにいきました。
あと、お芝居のあと(昼の部)、急にマクドナルドが食べたくなって。
そういうとき、ありますでしょ。
それで、フィレオフィッシュをスタッフに買ってきてもらったんですけど。
久しぶりに食べたら、おいしいですね~。
それで、海老フィレオも買ってきてくれてたんで、それも食べて。
ポテトも合ったので食べてしまいました。
だから、ちょっとおなかひっこめてやってます(笑)」
と。
そんな幕間のエピソードもお話ししてくださいました。
そういえば、お芝居できよしさんが演じている゛恋之介゛には、いくつかお名前の候補があったそうです。
いずれも素敵なお名前だったようですが、
「いちばん、綺麗な名前だなって。
綺麗で上品なので、゛恋之介゛がいいと思ったんです」
とおっしゃっていました。
さあ、明日はいよいよ、千秋楽です。
明治座さんでの公演とあわせて考えると、全56公演の千秋楽ということになりますね。
大成功になりますように!