こんばんは。
帰宅してすぐに仕事モードの日々。
今日の夕方の取材を終えて、ほっとひと息...。
もう、今、わたしのなかにあるのは明日の「うたコン」への思いのみで、わくわくドキドキがとまりません~。
歌うのはきよしさんなのに、なんだか自分が歌うかのように、寝ても覚めてもドキドキドキドキ、ドキドキドキドキ。
きっと皆さんもそうではありませんか?
ねっ。
そんな今日、帰宅して「歌謡プレミアム」(BS日テレ)の”氷川きよし20周年スペシャル”の録画をまずみました。
きよしさんが、この20周年で外せない曲3曲を選ばれていて。
ご覧になった皆様はご存じのことになりますが、まだの方はどの曲を選ばれたと思われます?
番組のラストで、その3曲への思いをそれぞれお話しされながら歌ってくださいました。
その曲とは、
「碧し」
「櫻」
そして、「冬のペガサス」でした。
「冬のペガサス」では、昨年の「きよしこの夜vol.18」にはじまって今年の全国ツアーのオープニングでお召しになっている純白の衣裳をお召しになって歌唱されて...。
ほんとうに胸がいっぱいになりました。
Twitterの世界トレンド第4位(日本では第1位)になってますます大反響の「限界突破×サバイバー」の「きよしこの夜vol.18」での映像もながしてくださっていました。
MCの馬場典子さんが、”これまでを肯定することができたら、また新しいステージに進めますね”というようなことをきよしさんにいってくださると、きよしさんは”まだまだ肯定できませんね~”とお答えになっていたかと思いますが、その笑顔に、馬場さんの言葉に感じ入っている様子がみてとれたのです。
まさに「碧し」の歌詩に、
”今日までの全部 連れて さあ行こう”
という一節がありますが、ほんとうに、゛今日までの全部゛があったから今の”氷川きよし”があるのだと、五木寛之さんが書いてくださいました。
世の中を、時代を、そしてなにより人間というこのを深い見識と豊かな感覚で見つめてこられた五木さんが氷川きよしのすべてを肯定してくださったのです。
※写メがアップできていないものがあります。後半あらためてアップしますね。
世の中を、時代を、そしてなにより人間というこのを深い見識と豊かな感覚で見つめてこられた五木さんが氷川きよしのすべてを肯定してくださったのです。
そのことが嬉しくて。
そして、これからの歩みに背中をおし、新たな港へと出航する”氷川きよし号”に追い風を吹かせてくださったように思えてなりません。「
そして、これからの歩みに背中をおし、新たな港へと出航する”氷川きよし号”に追い風を吹かせてくださったように思えてなりません。「
明日の「うたコン」は、氷川きよしにとっても、音楽を愛する世界中の人たちにも深くこころに刻まれるものになるでしょうし、おおげさでなく、歴史的な瞬間になるのではないかと期待しています。
「限界突破×サバイバー」への大きな反響を期待していることはもちろんですが、クイーンの名曲「We Are The Champions」 を歌唱されるということは、クイーン、ひいてはフレディ・マーキュリーの魂に寄り添い、アーティストとして肩を並べて手をつながせていただく瞬間だと思っているから...。
仕事をがんばれたので、明日はNHKホールに観覧にいってまいります。
また明日の夜、思いを書かせていただきたいと思います。
では以下は6月7日の奈良県橿原文化ホールでのコンサートのこと、写メをアップしながら書いてみたいと思います。
※きよしさんの直筆メッセージ&イラスト!
クリックして拡大してご覧くださいね。
新歌舞伎座では写メNGでしたが今回はスタッフさんがOK!とお許しが(嬉)。
「皆さんのアイドル、きーちゃんこと、氷川きよしです!」
「冬のペガサス」で幕開けし、「ヨイトマケの唄」まで12曲を衣裳チェンジされながら歌唱されたところで、そうご挨拶くださいました。
「橿原でのコンサートは4年ぶりなんですが、自分が橿原に着いたとたんにきれいに雨がやみました(嬉)。
昨日は福岡でイベントをしてこちら(関西)に来たんです。
今回はまだ買っていないんですけど、奈良漬けが大好きなんですよ~」
と。
「5月に新歌舞伎座で座長公演をさせていただいていました。
人前にでるのはそれ以来なので、なんか緊張しますね~。
新歌舞伎座にお越しくださったかた?
(たくさんの手が挙がると)ありがとうございます。
(たくさんの手が挙がると)ありがとうございます。
皆さんが喜んでくださるなら、(恋之介の)パート2をと」
きよしさんはそこまでおっしゃると、ご覧になっていらっしゃないかたに、みずから”嵐恋之介”というご自身が円j知恵おられる旅役者の解説をされ、
「また来年、観られるかもしれません(喜)」
とおっしゃったのです。
もう~、きよしさんのような人気者は、3年先までスケジュールがきまっているんでしょ?
ということは、期待していていいんですよね~。
ちなみにここまでのセットリストは
「冬のペガサス」「碧し」、「メトロノーム」、「限界突破×サバイバー」、「見えんけれどもおるんだよ」、「さすらい慕情」、「しぐれの港」、「最後と決めた女だから」、「みれん心」「星空の秋子」、「百万本のバラ」、「愛の讃歌」、「ヨイトマケの唄」でした。
「最上の船頭」を紫の着流し姿で歌われると、司会の西寄ひがしさんをまじえてのトーク。
きよしさんが、お客様とのやりとりで、三つ指ついてお礼をおっしゃると、
「なんか女将みたいですね~。
きよしの宿とかやりたいです。
1泊50円でね、食事をしていただいて」
と楽しそうに語られたのですが、
「それじゃ赤字になっちゃう!」
と西寄さんがすぐにフォロー(笑)。
でも、きよしさんは、
「いいんですよ~」
お金なんかいただかなくても、こころが大事と、胸に手をふれられると、
「そこは乳首です!」
と西寄さん。もう~ゲ・ヒ・ン!
そして、ニューアルバム「新・演歌名曲コレクション9-大丈夫/最上の船頭」に収録されている「メトロノーム」を歌唱されましたが、その曲について、
「すごく内気でナイーブな子供だったから。
悩みとかいろんな思いがあるんだけど言葉にできなくて。
親を心配させたくないとか思って」
と話しているうちに、
「あるでしょう。親にいえないこととかさあ」
と普段の言葉で語りかけてしまって、”あっ”っと一瞬思われたものの、そのまま
「友達にいえなくてさあ」
と。
きっとそんな普段の言葉で話したい思いだったのでしょうね。
わたしも、もちろん皆さまも、”そのままでいいのよ~”という感じでうなずいておりました。
きよしさんは、ホッとしたようにはにかんで微笑まれると、
「今、、自ら命を絶つ子どもが多いことを知って
だから、今の子供たちに、自分も自分なんかいなくなったほうがいいのかなって思うくらい悩んだこともあったけど、がんばって生きていたらなんとかなるよって。
だから命をだいじにしてねっていうことを伝えたいと思っているんです。
そういう自分の思いを作家の先生に伝えてつくっていただいた曲です」
と。
「中高生の自分を振り返ると、よく死なないで大人になれたなって思うんですよ~。
それがこんなに強くなっちゃって。だからなんなんだよって(笑)。
それから『百万本のバラ』もニューアルバムから歌わせていただきましたけど、10分くらいあるので疲れますけどね~。
でもオリジナルでも大作をお願いしているんです。
50分くらいの(笑)」
きよしさんのトークははずんで、はずんで(喜)。
そこで西寄さんが、
「50分もあったら、お客様もタイヘンですよ」
と(笑)。
※大和八木駅のロータリー付近にこんな案内板がありました。
”地下道ってなにかしら?”と思いながら歩いていったのです。
9月6日に開催される大阪城ホールでの20周年記念コンサートのインフォメーションを西寄さんがされると、
「なんか誕生日にコンサートをするのって、プレゼントもってきてくださいっていっているみたいで申し訳ないんですよね~。
皆さん、手ぶらできてくださいね。手ぶらでっ!」
きよしさんは嬉々としてそうおっしゃると、両手で胸を隠す”手ブラ”の仕草をされたのです(笑)。
もう~。
そこで西寄さんが、
「皆さんがこのポーズでお越しになったらどうするんですかっ!」
と、ご自身もそのポーズをされながらおっしゃったので大爆笑になりました。
皆様、当日はそのポーズでいきましょうか?
それを動画で撮ってアップしたら、話題になるかもですね~。なんて(笑)。
ここで、6月6日からキャンペーンをされているDHCのインフォメーションを西寄さんが、されると、
「テレビ(CM)にもでられないかな~」
とおっしゃり、
”だからわたしはDHC!”
とデモンストレーションされ、さらに、DHCの電話番号を美輪明宏さん風に歌うようにおっしゃったのでますますの大爆笑となりました。
そこで、西寄さんがDHCの育毛剤を愛用されているとおっしゃたものですから、
「髪、なくなったら人前にでたくなくなるかも」
ときよしさんが本音をぽろん。
「今、いろいろありますからね~。大丈夫ですよ」
と西寄さんがフォローされると、
「かぶるのとか、ゴムでとめるのとか。パチッととめるのもあるんでしょう」
と急に立ち直った様子(笑)。
って、今は無縁なのに(笑)。
※ありました! 地下道です。
ここで先の記事にも書かせていたただきましたが、ベストセラー作家の五木寛之さんが週刊新潮に連載されているコラムで、きよしさんのことを、”氷川きよしの事故革命”と題して書いてくださったことを西寄さんが紹介されていました。
きよしさんは多忙だったので、まだじっくり読む時間がないままだったのようで、そのご様子から察するに、この昼の部のあと、じっくり五木さんのコラムをお読みになられたのだと思うのです。
だからこそ、夜の部のアンコールで「勝負の花道」の歌詩を、3番めの世界を意識したものに変えて歌唱され、
何度もVサインうぃされ、
最後に、
「皆さんも自分に勝利してください!」
とおっしゃってくださったのではないかなあと。
※地下道のなかの案内板です。
そして、たいせつにしていたオキナインコの美行ちゃんが行方不明になってしまったことをお話しされました。
「泣き明かしました。
友だちに相談したら、”これまではカゴの鳥だったけど、1年経って、カゴの鳥を卒業したんだよ”っていってくれて。ずいぶん気持ちが楽になりました。
でも、やっぱりね、今頃どうしているんだろうって思うと、眠れなくなります」
と正直な思いを言葉にされたのです。
ほんとうに、早く早くみつかって、きよしさんから、”みつかったんですよ。それがね”っていう言葉をきかせていただきたいと願い、祈ります。
そしてラストトークでは、
「このホール、大好きなんですよ~。
フラットで皆さんがすごく近くて。
すごく安心なんですよ」
とおっしゃると、
「また来(き)よ、このホール!”
とご自身に確認するかのようにおっしゃいました。
お気に入りなんですね(嬉)
※手書きのボードってなんか好きなんです!
どんなかたが書かれたのかなあなんて想像して...。
夜の部も絶好調!
「このホールは2階席がなくてフラットで段々畑みたいで。
皆さんがすごくちかくて、安心感があります。
氷川きよしは皆さんにとってこころのふるさとであったらと思っていますので、実家に帰ってきたつもりでくつろいでくださいね。
いつもそういう場所でありたいなって思っているんです。
ベラベラしゃべるより歌で伝えたいから...。
魂をこめて全員のお客様のお心にお届けできるよう歌います」
とオープニングでご挨拶されました。
「今度42歳になります。
子どもが3人くらいいてもいい年齢ですから。
皆さんが”きよしくん”というキャラクターをつくってくださって守ってきてくださったと思います。
そして、歌が”氷川きよし”というものをつくってくれて、それに皆さんが共感してくださって、今日まで歌ってこられたんじゃないかなって思います」
ともおっしゃって、その言葉にもじんときたのです。
「最上の船頭」を歌われると、西寄さんをまじえてのトーク。
「きーちゃんて呼んで」
ときよしさんが客席に向かっておっしゃると、”きーちゃん!”の大合唱。
きよしさんは、「はーい!」
とお答えになったのです(嬉)。
ここでFC限定発売の香水(オードトワレ)の話題をされました。キャップからボトルの形までこだわりぬいてつくってくださったそうで、
「ハイブランドから出ているようなものにしたいと思って。
万人うけする香りだと思いますよ~。
性別を超えて使えます。
その香水をつけると、出逢いがあるかもしれません」
とおっしゃって(笑)、ご主人が旅立たされておひとりになった奥様と、同じく奥様を失くされた紳士の方との出逢いのショートドラマを即興で演じてくださって大爆笑でした(笑)。
「昨日、福岡でイベントだったので、実家に帰らせていただいたんです。
以前はケンカしていたのに、すっかり仲良しになっていて。
父が”大丈夫?”って母にきくと、母が、”大丈夫”っていって...。
なんか仲良くなったんだなって思って。
やっぱり嬉しいですよね。
それに家をみるとホッとします。
母の皮膚をみたら、していてずいぶんカサカサしていて...」
と、”皮膚”の話題のながれでというわけでもないのですが、DHCのキャンペーンャキャラクターのおしらせを西寄さんがされると、
「やっぱりお客様にご婦人が多いので、美容を研究して、皆さんのお役にたてるよう良いものをつきつめたいですよね。
もちろん歌もつづけますけどね(喜)」
と、そこまでおっしゃると、
「だからわたしはDHC!
こんなにきれいになれたんです!」
とまたまたアピール(笑)。
ぜひとも、きよしさんにCM出演していただきたいですね。
西寄さんが、
「今日くちびるがツヤツヤですね」
とほめられると、
「ああ、てんぷら食べたから」
って、きよしさん、それじゃダメです~(笑)。
これからの話題になると、
「自分が歌いたいと思う歌を歌っていきたいですね。
でもたまには暗~い歌も歌いたいですけど」
ここで、7月11日&12日の日本武道館での20周年記念コンサートでは41曲、9月6日の大阪城ホールでは42曲歌唱されることを公表されたのです。
きよしさんがあまりにさらりとおっしゃったので、
「もういっていいの?」
と思わず西寄さん(汗)。
きよしさんは”うん”とうなずくと、
「もしかしたら倒れるかもしれないけど。けっこう激しくやるから」
と真顔でおっしゃって、そのあと、
「大丈夫!」
とセルフフォローされました(喜)。
そして、
「6月11日の『うたコン』で『限界突破×サバイバー』を歌います。NHKさんにどうしても歌ってくれっていわれて。
(そうであればこの曲で)紅白、めざしたいですね」
と頼もしいお言葉。
と思ったら、
「昨日、わんわん泣きました~。
泣いた理由わかりますか?」
皆が、”わかる~”と答えると、
「皆さん、ご存じなんですね~」
とちょっと小声でおっしゃると、にっこり笑って、
「皆さんに会いたいから!」
と。
もう~、リップサービスでも嬉しすぎます~。
美行ちゃんがきよしさんのもとにもどってきてくれることを、皆が祈ったのです。
※大和八木駅近くのホテルの部屋から。
なんだか神々しい雰囲気ではありませんか?
そして、夜の部では、アンコールでの1曲目の「勝負の花道」で、2コーラスめを、゛海路(みち)は亜細亜へ世界へと゛にかえて、語尾を゛おりゃあ~゛というように力強くうなりをいれて歌ってくださいました(喜)。
また、2曲めの「大丈夫」では、
「英語で、大丈夫って、゛゛イッツ オール ライト゛っていうんですよ」
といって、何度か練習をして。
「じゃあ、それでやってみましょうかね」
ときよしさんがおっしゃって。出だしの”大丈夫”を皆で英語で歌ったのです。
「英語で、大丈夫って、゛゛イッツ オール ライト゛っていうんですよ」
といって、何度か練習をして。
「じゃあ、それでやってみましょうかね」
ときよしさんがおっしゃって。出だしの”大丈夫”を皆で英語で歌ったのです。
「これから氷川きよしらしく華やかに自分らしく歌っていきたいです」
とおっしゃると、
「少しお話しさせてください」
と前置きされてから、
「デビューする前からキャンペーンをさせていただいていましたけど、そこで、”なにあれ”とか、”演歌? だっせ~”っていわれて。
ずいぶん上から目線でいろんなことをいわれて、なんでそんなこといわれなくちゃいけないんだろう、意味わかんないって思って、やめたくなったこともあったんです。
そんななかで自分は上とか下とかなくて、お客様と同じ目線で歌っていきたいと思うようになりました。
だから、自分も、歌ってあげてるんだとか、やってあげてるんだとかそんな思いを抱いたことありません。
”プレゼントコーナー”も、それが悪いというわけではないんですけど、同じ目線でと思っている自分としては、ちょっとちがうなあって感じて。
最初はそういうコーナーがあったんですけど、3か月くらいでやめることにしたんです」
と。
わたしにははじめてうかがうお話でした。
今現在のきよしさんとファンのわたしたちとの気持ちの良い関係性も、そういったきよしさんの”どちらが上も下もない。同じ目線で”という思いがあってできあがったものだったのですね。
さらに、きよしさんのトークはとまらなくて、
「演歌歌手なのに異色だなって、いわれてさ~」
と、昼につづいて、またまた普段トークでおっしゃると、”ねっ!”というまなざして客席をみわたされました。
そして、
「まだまだ若輩者ですけど、でも41年生きてきて、20年歌ってきたから...。
これからそういういろいろな自分の経験を歌でつたえていきたいと思うんです。
そして、皆さんのさまざまな思いも歌ののせてつたえていきたいです」
と結ばれたのです。
大きな拍手がおこりました。
きよしさんは歌唱されながらVサインを連発(喜)。
アンコールの最後の曲である「きよしのズンドコ節」を歌われると、
「皆さんも自分に勝利してください!」
とおっしゃったのです。
「皆さんも自分に勝利してください!」
とおっしゃったのです。
わたしは、大きな大きな励ましをいただきながら、きよしさんが、きっと五木さんのコラムを昼の部のあとにじっくり読まれたのだろうと勝手ながら感じていました。
「限界突破×サバイバー」だけを論じたり評してくださる方はおられましたが、
「限界突破×サバイバー」が突発的に生まれたものではなく、”氷川きよし”の20年のすべてがあったからこそ結実したものであると評してくださったのははじめてではないかと思います。
世の中をすべてを見通されているかのような五木さんが、さらに、そんな”氷川きよし”が、まだまだ進化系でこれから革命を成し遂げるであろうと大きく期待してくださっていることをその文章から感じて胸熱くなったのです。
きよしさんもほんとうに嬉しかったのでしょう。
その嬉しさがどれほどのものかは、翌日のツインアトリウム21でのイベント会場でも感じたのです。
それでは、皆様、明日の夜またお逢いしましょう!
「うたコン」は午後7時30分スタートです。