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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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那須塩原での「新・BS日本のうた」のSPステージは”真剣勝負 夏の名人戦”。セカンドステージで、きよしさんは自ら選んだあの曲を!

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こんばんは。
那須塩原市黒磯文化会館 大ホールでおこなわれた「新・BS日本のうた」の公開収録に参加させていただきました。
終演が午後8時50分頃で、諸々の事情で那須塩原駅まで歩くことになったのですが、それ以外は順調で11時半前に帰宅できました。
そして、歩いたおかげで、きよしさんの車と会館から少し離れた道路で遭遇(嬉)。
もう~、夢のような出来事でした。

すでに日付がかわって21日になっていますが、きよしさんは今日、大阪で「大丈夫/最上の船頭」の購入者対象のプレミアムサイン会を開催されますね。
24日はいよいよ東京ですが、その前日の23日は相馬市民会館で「明日へつなげるコンサート」に出演と、ほんとうに多忙な日々ですが、そんなきよしさんに、わたしもまたがんばろうという思いにさせていただきます(喜)。


先に今回、収録した回の放送日ですが、
放送はNHK BSプレミアムで、7月14日(日)午後7時30分から8時59分です。
※再放送も予定されていますので、詳細はこちらでチェックしてみてくださいね。


今回の観覧には1万2000通を超える応募があり、競争倍率は19倍だったそうです。
開催地に栃木県にちなんで、”古今東西名曲特選”では船村徹先生の作品を特集。
先生は1932年6月12日にお生まれになったのですね。
きよしさんから、「王将」にまつわる、船村先生とのエピソードを今回初めてうかがって、胸熱くなったのです。

では以下は番組の内容にふれるもの(きよしさん中心ですが・喜)になりますので、よろしくお願いします。


イメージ 1


舞台の幕があがると出演者の皆さんが勢ぞろい。
きよしさんは、紫と黒のアンシンメトリーなツートンカラーのスーツをお召なっていました。

客席におられた司会の小松宏司アナウンサーの音頭で、全員で、”新・BS日本のうた!”とタイトルコールをすると、今回のスペシャルステージ(以下SPステージと書きますね)をつとめらる4名の歌手の方が紹介されました。
きよしさん、キム・ヨンジャさん、藤あや子さん、山川豊さんです(嬉)。
大きな歓声がおこりました。
この日の司会のおてつだいは伍代夏子さんでした。

”古今東西名曲特選”は船村徹先生の特集。
トップバッターは山川さんでした。
「兄の歌を歌わせていただきます」
と前置きされて、「兄弟船」を歌われました。
山川さんの歌唱を聴きながら、鳥羽一郎さんのこの歌があって、きよしさんが演歌の魅力をしって演歌も歌うようになって。
デビューすることになってからはその弟である山川さんに弟のようにかわいがっていただいて...。
おふたりときよしさんには深い深いご縁があるのだなあと、しみじみ思っていたのです。

と、1コーラス山川さんが歌われたところで、演奏が転調してキーがあがったのです。
えっ、なんで?
と思ったら、ステージ下手にきよしさんの姿が!
そうなのです。
山川さんが上手へ退出され、きよしさんが、
”♪たったひとりのおふくろさんに 楽な暮らしをさせたくて”ではじまる3コーラス目を歌ってくださったのでした。
上手袖で山川さんが見守ってくださっているであろうとことも感じられて...。
きよしさんの歌声に、胸がいっぱいになりました。

つづいて、藤さんが「矢切の渡し」を1コーラス歌唱されると、2コーラス目はキム・ヨンジャさんが歌われて。
オープニングはこの日のSPステージをつとめる4名の歌手の方が歌唱される趣向だったのですね。

「柿の木坂の家」を西方裕之さん、
「ダイナマイトが百五十屯」を小金沢昇司さん、
「紅とんぼ」を伍代さん、
「宗谷岬」を岩佐美咲さんが、地元の厚崎中学校合唱部の皆さんと一緒に。
記憶が曖昧で申し訳ないのですが、たしかこのタイミングで、
「肱川あらし」を伍代さんが歌唱されました。

そして、”特報! 新曲情報”のコーナーで、
西方さんが、「散らず花」
小金沢さんが、「青春の忘れもの」
を披露されました。

ここで、船村先生のお弟子さんである、走裕介さんと村木弾さんが登場。
船村先生の思い出をお話しされましたが、歌のレッスンはほとんどなく、日々の料理が修業だったことを走さんがおっしゃって、会場がどよめいていたのです。
先生はもうお弟子さんにする時点で歌の技術については申し分ないと思われてのことだったのでしょう。
”料理の味付けは歌につながる”とおっしゃって、よく料理の味付けで、”やっぱりおまえはでれすけだ”と叱咤されていたそうです。
天ぷらまでつくることがあって、
「先生の前で料理をつくることで舞台度胸がつきました」
と走さん。
天ぷらの出来栄えに、走さんをわざわざ都内の名店につれていって食べさせてくださり、”アタマで食べなさい”とおっしゃったそうです。
また村木さんは、先生との思い出を小松アナウンサーにたずねられると、
コンサートに来て下さった知り合いの方が、”あいつの歌はまだまだだな”と村木さんについておっしゃると、”あいつの魅力はオレがいちばんしっている”とお怒りになられたことをお話しされました。
小松アナウンサーも伍代さんも、なんだか涙ぐんでおられたようにみえたのです。

”船村兄弟”として、おふたりでのユニット活動もはじめたそうで、今回が初のテレビ出演。
船村先生の優しく微笑まれる大きなポートレートが天井からおりてきて、おふたりはそろってそのお姿に深く一礼されると、
「別れの一本杉」
「男の友情」
の2曲を歌われました。


イメージ 2
 ※那須塩原市黒磯文化会館 正面です。


いよいよSPステージの開幕です。
”真剣勝負 夏の名人戦”ということで、1st.ステージはそれそれのデビュー曲を披露。
きよしさんが最初に登場され、
「箱根八里の半次郎」
を歌唱されました。
ネイビーに白の細かなドットが描かれた三つ揃いのスーツで、シャツは白のスタンドカラーで、蝶タイもスーツととも布。エリは白のラウンドカラー、両サイドの胸ポケットと左胸ポケットの縁は白。靴は黒のエナメルです。

きよしさんは、そのままステージ上にのこられて、
藤さんが「こころ酒」
キムさんが「朝の国から」
山川さんが「函館本線」
を、それぞれ歌い終えるとそのままステージにのこられたのですが、きよしさんは、どなたの歌唱のときも、ほぼ一緒にその歌を口ずさんでおられて、その様子にも幸せな思いになったのです。

山川さんが「函館本線」を歌唱されたところで、この日の”Spステージ”の4名の歌手の方が勢ぞろい。
下手から、きよしさん、キムさん、山川さん、藤さんという順番でステージセンターに並ばれると、天井から大きな垂れがおりてきて...。
そこには曲目が書かれていたのです。
ブルーの縁取りの垂れ幕には「悲しい色やね」
オレンジの縁取りの垂れ幕には「 I Will Always Love You」
赤い縁取りの垂れ幕には「『いちご白書』をもう一度」
緑の縁取りの垂れ幕には「王将一代小春しぐれ」

2nd.ステージは、”私が選んだスペシャルな曲”。
さあ、どなたがどの曲を歌われると思われますか?
ここでもトップバッターは山川さんで、
「『いちご白書』をもう一度」
でした。
つづいてはきよしさんで、歌ってくださったのは、「悲しい色やね」。
それぞれの皆様が選曲の理由をお話しされたのですが、
「(オリジナル歌唱の)上田正樹さんは、気軽に電話できる先輩です」
とおっしゃり、”大阪の女性の心を歌いたい”とういようなことをおっしゃっていたと思います。
わたしいは川面に揺らめく大阪の街の灯りがうかんできて...。
歌の主人公たちがたまらなく愛しくなるような、きよしさんのせつなくも素敵な歌唱に、大阪の風を感じておりました。

キムさんが「 I Will Always Love You」 、藤さんが「王将一代小春しぐれ」を熱唱されました。
藤さんは都はるみさんの「王将一代小春しぐれ」を歌うために、師匠の二葉百合子さんにお稽古していただいたのだそうです。

ここで、ふたたび皆様勢ぞろいされ、きよしさんは白地の黒の袴にお召し替えされていました。
小松アナウンサーが、
「素晴らしい対戦ですね!」
と皆様の熱唱を絶賛されると、
山川さんが、”対戦だったの?”というようなリアクションをされると、
きよしさんが、
「対戦なんですかぁ?」
とおとぼけモード(笑)。
そんなきよしさんに、
「袖ですごい目でご覧になっていらしたじゃないですか~」
と小松アナウンサー。
うわっ、バレバレでしたね(笑)。

3rd.ステージは、”船村徹作品”がテーマ。
きよしさんは、「王将」を歌ってくださることに。
「船村先生に、生前、氷川君に(「王将」を)歌い継いでほしいといっていっていただいて。嬉しかったです」
と、先生との素敵なエピソードをお話しくださいました。
船村先生は、きよしさんの歌唱力への信頼はもちろんのこと、オリジナル歌唱の村田英雄さんに相通じる九州男児の血、そしてなにより主人公の生きざまに”氷川きよし”の生きざまを重ねてそうおっしゃってくださったであろうことを、勝手ながら想像して、感動で胸がぐらぐら煮え立つ思いがしたのです。

「王将」をきよしさん、
「東京だヨ おっ母さん」を藤さん、
「おんなの宿」を山川さん、
「みだれ髪」をキムさんが歌われました。


イメージ 3


ここで4名の皆さんが勢ぞろいされ、われるような拍手と大歓声に包まれて熱唱につぐ熱唱のスペシャルステージはフィナーレとなったのです。
このとき、きよしさんはゴールドスパンコールのスーツにお着換えされていました。
シャツは黒、蝶タイもゴールドスパンコールで、靴は黒のエナメル。
この衣裳は、以前、コンサートでお召しになっていたときに、”歩くミラーボール”といわれたシルバースパンコールの衣裳に対して、”歩く金の延べ棒”と、司会の西寄ひがしさんがおっしゃっていた、あの衣裳です(喜)。
藤さんもお着物をお召し替えされているなあと思っていたら、最後にもう一度”特報 新曲情報”のコーナーということで、
きよしさんが、「大丈夫」を、
藤さんが、「秋田音頭-AKITA・ONDO-」
を歌唱されました。

きよしさんは、下手に上手にと縦横無尽にこころのままにというように軽やかに移動されて、2コーラス目のサビの歌唱では勢いよく半回転(されたようにみえたのです~)!
もうっ、最高にもりあがったのです。

藤さんが、「秋田音頭-AKITA・ONDO-」をポップに躍動感たっぷりに歌唱されたところで、出演者全員が勢ぞろい。
”新・BS日本のうた!”とタイトルコールをして終演となりました。


イメージ 4



終演後、SPステージをつとめられた4人の歌手の方が感想をお話しされたのですが、きよしさんは、
「楽しかった~!」
とひとことおっしゃって。
そして、
「20年歌ってきて、日本全国各地をまわらせていただきましたけど、日本でいちばんいいところは那須塩原ですね!」
と(笑)。
そこで、コンサートでの西寄さんにかわって、
「この間まで大阪っていってませんでしたか」
と山川さんからツッコミがあったので、大爆笑です。
でも、地元の方は、きよしさんにそんなふうにいっていただいたら、ほんとうに嬉しかったことでしょうね。


イメージ 5
※会館の裏手。一度駅までもどって近くでひとやすみして、開場にあわせて会館へ。
会館へ向かう車で渋滞になっていたので、近道をして裏手にでてくださったのです。
中継車がみえますね。


以下は余談です。
終演後、会館から外にでたら少し雨が降っていました。
ごった返していて、タクシーもやっぱり迎車ばかり...。
それで帰りの新幹線の時間があるので、那須塩原駅まで歩くことにしたのです。
途中でタクシーがあれば乗ってもいいよねと。
とはいえ、歩きだしてみると、近隣の建物や行き交う車のヘッドライトがたよりで、それらがとぎれると、足元が真っ暗(汗)。
午後2時の入場整理券引き換え時間にあわせて会館に行き、またタクシーで駅までもどって食事して休んでいたので、その往復のタクシーのなかで、それぞれの運転手さんに、予約はすでにいっぱいとうかがって、もしものときは歩こうと道筋や目印、歩くのに安全な側をおしていただいていたのです(笑)。
でも、まさかそれがほんとうになるとは思っていなかったのですが...。

でもまあ、歩く時間はみえているので、お友達3人と歩き出したのですが、覚悟していたとはいえ、思いのほか暗かたので、ペンライトをだして足元を照らしながら歩いておりました。
会館の敷地に沿って、ほとんどの片が右折して駐車場の方へいき、暗い夜道を歩いていたのです。
雨はおさまっていたので、傘はとじて...。
そうしたら、ホールおぼしき方角(そんな位置だったのです)から、歓声が風にのってきこえてきました。
すると少し前を歩いていたHさんが、”あっ、きよしくんの車がこっちに来る”といってくださったので、歩をとめて、前方からくる車に視線を集中させたのです。
もう、会館からは離れたところで、周囲に誰も人がいない道路沿いの歩道、それも暗がりのなかでのことでしたから(笑)、きよしさんの車もそれなりのスピードをだして走っておられたのですが、歩をとめて足元を照らしていたペンライトをとっさに振るわたしたちに気づいてくださって、窓から大きく大きく手をふってくださったのです。
そのとき、きよしさんのお顔は一瞬のことでしたが、なによりも振ってくださっている手の動きが、夢でもみているようにこころにのこったのです。

”はあ~ん(と、こころとろけて)、なんて素敵なのかしら~。こんなところで逢えるなんて夢じゃない? のよね”
と(嬉)、嬉しさに足取りも軽く、そしてふたたびペンライトで足元を照らしながら、駅への道を歩いたのでした。



※すでに日付がかわって21日。
今日は歌舞伎座に三谷幸喜さんが書き下ろした新作歌舞伎を観にいきます。
わたしにとって、゛魂の作家゛と思わせていただいている方です。
その後は月末の大きな締切がふたつあるので、そちらに集中してがんばります。

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