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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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これは夢? ううん、わたしにはこんな夢とても描けない。「氷川きよしデビュー20周年記念コンサート~龍翔鳳舞~」で虹色の”氷川きよし”の世界に酔いしれるばかり。あなたのファンになれて宇宙一の幸せ者です。

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きよしさん、そんなに泣かないで。
あなたの気持ちは痛いほど、わかります。
わかっています...。

未来を担う子どもたちに、ご自身の子ども時代の思いを重ねて、命のたいせつさをつたえたいとつくられた「メトロノーム」を歌唱されているときのことでした。
1コーラス目を歌われているとときに、すでに涙がその瞳にあふれて...。
歌声が涙声になっていき、それでもすべてをふりしぼるかのように歌ってくださるきよしさんに、大きな拍手がおこりました。

「デビュー20周年記念コンサート~龍翔鳳舞~」の初日の大詰めでのこと。
”氷川きよしの、現在、過去、未来”を歌うことをきよしさんご自身が説明され、選んだ3曲のタイトルとそれぞれの曲への思いを言葉にされました。
そして、”現在”の「冬のペガサス」を歌われると、”過去”の思いを描いた「メトロノーム」を歌われたのです。
ご自身の子ども時代の苦しさ、こころの痛みが思い出されて...。
でも、それらをのりこえたところにきよしさん自身の今があり、だから、”生命に感謝する そんな日がきっと 来ることを”、きよしさんは大いなる勇気をもってこの「メトロノーム」を聴くすべてのかたに約束してくださるのですよね。
この曲を聴くたびに、なんという深い愛と勇気が貫かれているのだろうと思わされます。
きよしさんは歌い終えて、ステージが暗転すると、涙のあとを手でぬぐうようにされ、次の曲のイントロを待っていました。
未来の曲、それは、「碧し」でした。


イメージ 1
※皆様のお顔にはクレヨン状の帯スモークをかけています。


7月11日、日本武道館での「氷川きよし デビュー20周年記念コンサート~龍翔鳳舞~」は、氷川きよしの20年のすべてが凝縮されたコンサートで、もう感無量です。
そして、未来へのたくさんの夢と、歌の道をひとりの歌手として全うするのだという前向きな覚悟のような思いも感じたのです。
氷川きよしという歌手のファンになり、今日まで歩ませていただいてきたことの幸せをかみしめていました。


以下はコンサートのながれにそって、きよしさんに贈られたお花の画像をいれながら、記憶とメモをたよりに書いてみたいと思います。
またこのコンサートの模様は10月にWOWOWで放送されることがきまったそうです。

まずステージは氷をモチーフにしたと思われる大きな柱が4本、中央上部にHKのロゴが掲げられています。
ステージ後方の上部には大型ビジョンがあり、中心は本やアルバムを開いたような形になっていて、その左右もビジョンになっていて、分割していくつもの画像を同時に映すことができるようになっています。
天井から左右に氷のモチーフのようなオブジェや、一度みただけでは把握しきれないほどの趣向が凝らされています。
大型ビジョンの下に大きな扉があり、ステージはスクエアで、その中央から30~40メートルほどの花道が設えられ、アリーナ席がステージ全体を囲み、さらに花道の突端に相対するエリア(15周年のときはサブステージがセッティングされたスペースでしょうか)にもアリーナ席がありました。
後方左右には1階席近くまであるスロープがあり、その最上段にあがって1階席の方を間近に歌われる演出も何度もありました。
また、ライブ映像を映しだすためのモニタービジョンが何か所かにあり、きよしさんの表情がどの席からもみえるようにという配慮があります。

おケガをされてお休みされていたドラムの松本直樹さんは、復帰され、素晴らしいドラムを響かせてくださっていました。
会場にはいってすぐ、松本さんは復帰されるのかしら? と気になって、すでにステージにセッティングされているドラムをみたら、きよしさんの20周年のロゴが施された松本さん愛用のドラムがあったので、開演前からそのことも嬉しいことのひとつとなりました。


イメージ 2
※石塚英彦さんからのお花。
”20”の数字が描かれていて素敵ですね。


さて、オープニングは、事前におしらせくださったとおりこのコンサートのためにつくられた、
「龍翔鳳舞」でした。
いよいよ始まるというそのときに、ホールはいったん真っ暗になり、イントロが奏でられると、ステージが明るくなり、センターの大型ビジョンに緑色の龍、赤色の鳳凰が映しだされ、ステージには、フード付きのマントをまとったダンサーさんが男女8名。うごめく様子はシェイクスピアの「マクベス」のオープニングの魔女たちを思わせて、これから大いなる物語が始まるようなゾクゾクするような期待感を高めます。
そこで、後方の扉が開け放たれる、光沢のあるグリーンの衣裳に身を包んだきよしさんが登場。前見頃から左肩に龍と鳳凰でしょうか?
コールドの大きなモチーフがあしらわれていました。
すでに、リフターに乗っておられるのか、4~5メートルほどの高さにおられたかと思います。
”♪心は果てない天空(そら)であれ”という歌詩がこころに響いて、思わず書きとめましたが、勇壮でロマンあふれる曲に、聴き惚れていると、きよしさんはぐっと前方に進まれ、リフターがぐんぐんアップして、天井近くまで昇られて、歌唱されました。
その裾は30メートル、いえ、もっと長かっでしょうか。スケール感が大きくて正確に把握できなくてごめんなさい(汗)。
次第に裾の末端がグーっともちあがり、きよしさんの後方ではためいたのです。
きよしさんのメイクは赤系のアイラインを深くいれられ、アイシャドウは黄味の強いゴールドのようでした。

2曲目はリフターをおりて地上に降臨され(喜)、暗転してふたたび明るくなると花のようなフリルをあしらった真っ赤なパンツルックに早変わり。パンツの裾が幅広なのでドレスのようにみえるタイプです。
その衣裳で、バラの花が咲き、その花びらが舞う大型ビジョンの映像を背景に、
「それぞれの花のように」
を歌われました。
この曲もこのコンサートのためにつくられたもので、ここで初披露でした。

イメージ 3
※恩師の水森英夫先生はじめ、錚々たる先生方からのお花が並んでいました。

ここでステージは暗転。
今回、きよしさんがたたれるステージには、あちこちから昇降できるように、階段や奈落のような仕掛けもあって、どこから登場され、またどこから退場されるのか、一瞬たりとも気を抜くと見逃がしてしまいます(嬉)。
そんな仕掛けもまた遊び心いっぱいで、きよしさんらしいなあと思わせられました。

「陽春」のインストロメンタルが、チームHKスペシャルの皆さんによって演奏されました。
ここでゴールドのフロックコートスーツにお召し替えされて登場されると、20周年のロゴが描かれた黄色いフラッグをはためかせたダンサーさんをしたがえて
「勝負の花道」
を歌われました。
フロックコートの大きな襟、カフス、ウエストのポケット口は黒でゴールのフリンジで縁取られていて、シャツブラウスは黒で、胸もとはフリルタイ、ジャケットのそでから、ほんの少しシャツブラウスの袖口のフリルレースが飾りのようにでていて、絶妙なバランス。
また、このゴールドは下地が黒なのか、照明の加減で黒字にラメが散りばめられたようにもみえ、マイクには黒いバラが飾られていたと思います。

「星空の秋子」
「さすらい慕情」
「あの娘と野菊と渡し舟」
「みれん心」
「赤いシャツ着て」
「純子の港町」
とつづいて、ここまでで9曲。個人的に「赤いシャツ着て」は思いれのある曲なので、ひさびさに聴かせていただいて嬉しく嬉しくて!
その楽曲を歌っておられた当時のきよしさんをと、自分の心境がよみがえってきたのです。

ここで、トークとなり、きよしさんはご挨拶をされると、あらためて20周年を迎えたお礼と来場のお礼を言葉にされました。
「これまでファンの皆さんに支えて応援していただいて、スタッフが守って支えてきてくれたので、歌の道を真っ直ぐに進んでくることができました。5周年、10周年、15周年と節目の年にこの日本武道館でコンサートをさせていただいて、20周年です。
次は25周年、30周年!
先日、握手会で80代後半のかたが、”30周年はお祝いできるかしら?”とおしゃられて、さみしい気持ちになりました。
今日この20周年に、未来のことも考えないとと思います。
皆さん、心身ともに健康で、氷川きよしの歌を楽しんでいただければ幸せです」

そんなふうにお話しされると、9月6日の大阪城ホールでのコンサートの話題になり、
「9月6日に24歳になります!」
と、おっしゃったので、一瞬シラーッとした空気がながれると、もう大ブーイング(笑)。
きよしさんは苦笑しつつも、皆の反応をホール全体をみわたして楽しむようにされると、
「42歳になります!」
と訂正(笑)。
一体感あふれる客席に、
「今日は最高ですね! 」
とおっしゃると、客席にむかって、
「イェ~イ!」と(喜)。
こだまのように”イェ~イ”がかえると、もう一度。そしてさらに、
「ホウッ!」
と。もちろん、”ホウッツ!”と大きなこだまがかえりました(笑)。

イメージ 4
※素敵な楽曲を提供してくださる先生方からのお花です。


「氷川きよしが誕生したのは2000年2月2日です。
所属する事務所の長良社長が、”氷川きよし”という素敵な名前をつけてくださいました。
デビューして10か月で紅白歌合戦にださせていただいて、シンデレラストーリーっていうんでしょうか。
素晴らしい方、一流の方と出会って、今日があります。
事務所の長良社長が、亡くなった奥様がおっしゃっていた言葉を、なかにし礼先生につたえて詩を書いていただき、平尾昌晃先生が曲をつくってくださった曲があります。
皆さんも今は亡きたいせつな方を思いうかべて聴いてほしいです」
そう前置きされると、みずから、
「『櫻』!」
と楽曲コールをされて、
「櫻」を、
つづいて、そのカップリング曲の、
「出発」
を歌ってくださいました。

きよしさんはステージ後方のオブジェのうしろにはいっていかれると、司会の西寄ひがしさんが、半奈落のうようなところから歩いて登場。
シルバーグレーのスーツをお召しになっていて、気合がみなぎっています。
5周年のコンサートのとき、ドドにゃんの着ぐるみで奮闘されたのですが、その際、着るときはチャックをあげていただくことをお願いしていたのですが、脱ぐときのことを失念していて大あわてだったことを、お話ししてくださいました(笑)。
「きよしさんが『大井追っかけ音次郎』を歌うときにはタキシードに着替えて曲紹介をしなければならないんですが、1分30秒くらいしかなくて、”誰か、誰か、チャックさげてくださいっ!”って。
結局、見ず知らずの警備の方が下げてくださって、なんとか間に合ったんです(笑)」
と懐かしい楽屋裏の思い出を。
また、15周年のときにきよしさんが乗っておられたペガサスは埼玉の倉庫で元気に暮らしているとのことでした(笑)。

ここで、西寄さんが、
「次は盛りあがるコーナーです!」
とおっしゃると、ドンドンパッ! ドンドンパッ! のリズムが響いて、黒地に前身頃「にピンクで”令和”と描かれた、着流し姿のダンサーさんが登場。帯もピンクです。
皆さんがドンドンパッ!のリズムにあわせて踊り、もりあがったところで、きよしさんが登場。
白地にピンクとローズ色と黒のフレークをアレンジした幾何学模様の着流しに帯は黒と白のチェッカー柄。
チェッカー柄とおっても特殊な織になっているもので、半襟もとも柄でした。
足袋は白ですが、草履は右が白、左が黒、鼻緒はローズ色のエナメル。
この着流しは、エミリオ・プッチを思わせるわテイストのなかに未来的なモダンさがあって、きよしさんに最高にお似合いです~(嬉)。
この着流し姿で歌ってくださったのは、
「大丈夫」
でした。
日本武道館の巨体なステージを縦横無尽にかけめぐりながら歌唱されると、
「きよしの令和音頭」
「きよしの数え唄」
「きよしのズンドコ節」
でした。
※曲順がおぼろで申し訳ないのですが、このコーナーで「最上の船頭」をカショウサレタト思います。


イメージ 5
※こちらもきよしさんに素敵な楽曲を書いてくださる先生方からのお花です。


ステージが暗転すると西寄さんも登場されてのトークとなりました。
「歌があったから皆さんとご縁ができたんだと思います。歌があったから今日こうしてお越しくださったんですよね。
あらためてひとりの力ではなにもできないと思います。
デビューして、おかげさまでデビュー曲がヒットして。
がんばらなければならない状況をつくっていただいて。
逃げられないというか...。
最初は歌うことしかできなくて、人前でしゃべることが苦手だから、ほんとうに鍛えられました。
歌の構成とか衣裳とか考えるのが好きなんです。
だから自分なりに提案して、スタッフと一緒につくっています」

と、ここで、かねふくさん、たまホームさんのCMの話題を西寄さんがされると、かねふくさんについては、生コマーシャルをその場でされ(笑)、たまホームさんのCMについては、
「中学のとき、大人になったら髪をロングしてロックをやってみたいって思っていました。
ビジュアル系ロックバンドが全盛期の時代だったので、憧れていたんです。
そういう中学生のときの夢も、少しずつ時間をかけて、皆さんのおかげで叶えさせていただいて嬉しいです」
と語られると、
「これからは演歌歌手としてカテゴライズされるのはちょっと。20年経ちましたから、”歌手”にしていただけたらと」
きよしさんがそうおっしゃると、大きな拍手がおこりました。
もう~、わたしたちにとっては、ずっと、”演歌の氷川きよし”じゃなくて、”氷川きよしの演歌”だったんですから。
何を今さらという気持ちもあるのですが、世間的には、無理にカテゴライズしてレッテルを貼、窮屈で居心地の悪い思いをされたことがこれまでに多々あったのでしょうね。

ここで今回のバンドメンバー”チームHKスペシャル”と、ダンサーの皆さんの紹介を西寄さんと一緒にされました。
西寄さんが、
「きよしさんはなにか弾けますか?」
と質問されると、
「ふとんをひけます(笑)」
とお答えに。

ステージが暗転してきよしさんと西寄さんががステージ袖にもどられると、「回転木馬(メリーゴーランド)」のインストロメンタル演奏になり、
過去のPV70作品のダイジェストが大型ビジョンに映しだされ、さの左右にはこの20年の輝かしい賞歴がながれたのです。

イメージ 6
※先輩方からのお花もたくさん!
この日は美川憲一さんや山村紅葉さんが来場されていました。

西寄さんが登場され、2001年7月5日のきよしさんの初の単独コンサート「チャレンジステージ」の思い出をお話しされました。
「演出家の先生に、”すでに氷川きよしさんは大変な人気なので、ファンの皆さんの空気にのまれないように”といわれて。その日は中野のブロードウェイの立ち食いソバ屋さんで、”負けない”という思いで、かつ丼の上を食べたんです。
それで、そのときはまだ『大井追っかけ音次郎』が新曲でしたので、ステージが始まる前に緞帳の前にたって前説ということで、『大井追っかけ音次郎』のかけ声のレクチャーをさせていただいたんですが、そのときにすっかり押されてしまいました(笑)」
と。

そこで股旅姿で、三度笠、カツラをつけたきよしさんが登場され、
「箱根八里の半次郎」
「近江の鯉太郎」
「月太郎笠」
「大井追っかけ音次郎」
「花の渡り鳥」
「三味線旅がらす」
「ちょいときまぐれ渡り鳥」
とオリジナルの股旅演歌を怒涛のように唄われ、ラストは、ステージの花道の突端に進まれて、
「番場の忠太郎」
を歌われました。
このコーナーでは、それぞれの楽曲の過去の映像をつないでダイジェストしたものをながしてくださって、新鮮な驚きを感じて楽しめたのです。

ステージは暗転し、つづいては、紫の着流しに黒の袴に衣裳チェンジ。
風になびく打掛は、黒と紫のオーガンジー草履は黒、足袋は白でした。
「男花」
を打掛をはためかせながら、ステージセンターで歌われると、そのまま花道へ前進。
打掛をぬぎさると、ウエストでとめてあったので、まるでベールのように花道を飾ったのですが、そこで一迅の突風が吹いて、吹き飛んだかのようにその打掛は見えざるスタッフに引き抜かれて、袴姿のきよしさんに早変わりしたのです。
「春嵐」を。
つづいて、
「一剣」
「風の男(ひと)」
「男の絶唱」
を歌唱。「風の男(ひと)」は今回のコンサートの選曲をする際、”この曲は外せない”と思われた大好きな1曲であることを歌う前にお話しされました。
このコーナーのラストは
「白雲の城」
でした。
ステージ後方で、朗々と歌い、その歌声が武道館に響き渡ると、そのまま奈落へと...。
皆の大好きなキメのポーズと演出に感嘆のためいきと拍手がまきおこったのです。

ここで、和太鼓、三味線、尺八といった和楽器を中心にしたアレンジで、「一陣の風」のインストロメンタル演奏になりました。

イメージ 7
※明治座さん、新歌舞伎座さんからも!
野中”まさ”雄一先生もありがとうございます~。


さあ、皆様、ここまででわたしのカウントですが、29曲。
つづいては、リズム歌謡コーナーです。
メドレーのようにすべてがつながって、もう~、忙しすぎて最高っ!
なんてぜいたくなメドレーだったことでしょう。

最初にコズミックからのフード付きマントをはおったダンサーさんをしたがえて、ハート型のサングラスをかけ、同じ柄ですが、肩がもりあがった衣裳をまとったきよしさんが登場されました(喜)。
左耳には三角形のラインストーンのピアスが揺れていました。
1曲めは、
「咲いてロマンティカ」
つづいて、
「ときめきのルンバ」
「愛しのテキーロ」
ここで、ダンサーさんと群舞、一緒にからだを揺らして、揺らして...。
客席も思いきり揺れていました。
ここで、きよしさんの衣裳が、早変わり、総ラインストーンのジップアップスーツで、ウエストやパンツのサイド、それぞれの色の生地をつなぐ部分はすべて黒のリボンでつながれていて、まさに虹色!
暗転すると、蛍光色で描かれたテープが巻かれているような模様がうきあがってセクシーです。
「虹色のバイヨン」
「酔わせてオルホ」
「情熱のマリアッチ」
とつづいて、最後は「虹色のバイヨン」のメロディーが奏でられ、きよしさんはリズムにあわせて、その場で思いきりキックを何度もされて、客席は大いにわいたのです。

ステージは暗転。
きよしさんは後方袖にもどっていかれたのです。
ですが、ここで、あの、”待っていました!”のドラムの音が響いて、エレキギターの音色がビリビリっと!
そう、
「限界突破×サバイバー」
でした。
先ほどの虹色の衣裳でふたたび登場されると、1コーラスめを大熱唱。
と、後方にクレーンがみえるではありませんかっ!
そのクレーンは、1コーラス目を歌い終えたきよしさんに近づいてきて、間奏の間にクレーンにのりこまれて、2コーラス目からは超絶歌唱にヘドバンありで、客席はわきにわいたのです。

きよしさんが袖にもどられると、「見えんけれどもおるんだよ」のロックバージョンを「ゲゲゲの鬼太郎」をミックスさせてのインストロメンタル演奏となりました。

イメージ 8
※ミッツさんからのお花も!


きよしさんは今回のコンサートのためにつくられたTシャツにラインストーンをあしらってきよしさん仕様にされたものに黒のダメージコットンパンツ、靴はラメのはいった黒でした。
左のウエストには、今回のコンサートの限定グッズであるマフラータオル、右手にはハンカチをアクセントに巻いておられました。
歌ってくださったのは、
 「Jewel(ジュエル)」
でした。

そして、
「今回のコンサートでは七色の氷川きよしを表現したい思いました」
とおっしゃり、これから、氷川きよしの現在、過去、未来をぞれぞれ歌うことをお話しされたのです。
ここで、この記事の冒頭へとつながるのですが、
「冬のペガサス」
「メトロノーム」
そして、
「碧し」
を歌われました。

ステージは暗転。
ここまでで41曲でした
数分の待ち時間があったように思います。
ラストの歌はこのコンサートのためにつくられた最後の1曲。
でも、どんな曲なのかしら
と、そのとき、大きな歓声がおこって、ステージの奈落から、リフト(ブランコのような形状です)に乗ったきよしさんが登場し、そのまま上昇されると、真っ白な衣裳の裾はステージにつくほど長いものだったのです。
きよしさんの乗せたリフトがそのまま少し前方に進むと、どこからともまく風がふいて、衣裳の裾が空高く舞いあがり、まるで天女が空中を待っているかのようにみえて...。
マイクには白バラが添えられいました。
わたしは、思いもかけないこの世ならぬ美しい光景に見惚れるばかりでした。
42曲目は
「あなたがいるから」
でした。
空中で歌ってくださり、聴き惚れていたのですが、突然演奏がやんで...。
きよしさんはマイクを使わずにほぼ1コーラスちかくを歌ってくださったのです。
夢?
いえ、わたしの想像力ではとてもこんな夢みられない...。
なんという甘やかで、眩しい光景だったことでしょう。
そこに、”氷川きよし”のまさになにものもとおさない、歌声が響いて、そしてこころにとどいて、わたしのなかをその歌声がかけめぐって、そしてしみこんでいきました。

歌い終えると、きよしさんはリフトをおりられ、裾がない、アラビア風の出で立ちに。
カラーテープがバーンと音をたてて宙を舞っていきました。
ステージで何度も手を振り、お礼をっしゃるきよしさんを送らせていただきました。

イメージ 9
※お世話になっている各番組の皆さんからもお花が。


きよしさんは、先ほどの真っ白な衣裳で、なんだかこそこそっと(失礼!)登場され、
「あのう、皆さん、いいんですか?
お時間大丈夫ですか?」
と、”大丈夫!”の大合唱に、
「いいの?」
と博多弁のイントネーションで嬉しそうにおっしゃると、
「それでは、最後に、今、がんばっている『大丈夫』を歌ってお別れしたいと思います。
皆さん、”大丈夫”って英語でなんていうかご存じですか?」
との問いに、”イッツ オール ライト!”と答えると、
「最後は英語もいれて歌ってみます」
と。
そして、1コーラスめを花道を起点にして、ステージを縦横無尽に歌われると、2コーラス目は下手後方の1階席まであがれるスロープの上段で歌われ、3コーラス目は上手のスロープの上段で歌われようとして、間に合わなくなって、走って駆けのぼりながら、歌唱されて、きよしさんらしいなあと感激しきり。

最後はステージセンターにもどって、あらためてご挨拶されると、
「明日もがんばって歌います!」
とおっしゃり、大きな投げキッスをしてくださいました。

きよしさん、
20周年おめでとうございます。
あなたのファンになれて、わたしは宇宙一の幸せ者です。


※駆け足での更新で失礼します。
今日は、昼は天空のお席、夜はきよしさんにほど近いお席でみさせていただきます。
記憶違いなど、今夜、あらためて修正しますね。


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