「えっ、なに? なんで笑ってるの?」
きよしさんは、ステージのうえから、客席にむかってお聞きになりました。
山形市民会館で開催されたコンサート(11月5日)の昼の部のラストトークでのこと。
来場のお礼をおっしゃったあと、あまりにも深々と頭をさげられたので、きよしさんの上頭部の髪の毛のひと房までが、重さでペコリと頭をさげて鳥の鶏冠のようにみえたのです(笑)。
最初、きよしさんは、なんでこのシチュエーションで笑い声が聞こえるのかなあ? ときょとんとされていたのですが、20周年への決意と、応援のお願いをされて、ふたたび深々と会釈されると、またも、きよしさんの髪のひと房もペコリ!
いっそう大きくなった笑い声に、きよしさんは、”なにか僕、おかしいかな?”と、いよいよ気になってしまったようで、そうお聞きになったのでした(笑)。
きよしさんは、髪の毛のこととわかると、
「えっ、髪が垂れて? ああ、そうなんですか。もう~、皆さん、笑ってらっしゃるから、僕、どこか変なのかなって気になって」
と、ホッとされた様子で、一瞬いたずらっぽく笑われたかと思ったら、“もう、僕の髪なんかのことで、そんなにおかしいの?”といわんばかりに、両手で髪をぐしゃぐしゃと乱されたのです(笑)。
マイクはもっておられたでしょうか?
とっさのことで記憶にありません(汗!)
大うけの場内に、きよしさんは今度ははじけるように笑って...。
そして、ふたたび年末にむかっての思いを言葉にされると、「一剣」を歌ってくださったのでした。
山形市民会館でのコンサートのご報告の記事に、まだこのやりとりを書いていなかったなあと、数日前にふと思いだしたのです。
そして、もうひとつ思いだしたことが(笑)。
それは夜の部のことだったかと思うのですが、”きよし君!”と客席からかかったお声に、
司会の西寄ひがしさんが”は~い!”とお答えになってから、ご自身で、
「あっ、今、”きよし君!”ていわれたのに、わたくしが返事をしてしまいました(汗)」
とおっしゃったのです。
でも、なんだかとても自然だったので、まったく違和感を感じていず(笑)、西寄さんご自身のその言葉にかえって、”あれ?”と違和感を感じたのでした(笑)。
きよしさんも同じお気持ちだったでしょうか?
「いいんですよ、もう一緒なんですから」
と、あっさりとおっしゃって(笑)、なんだかとてもあたたかなものがホールに広がるのを感じたのです。
※横浜でニットキャップをかぶったクマさんみつけて一目ぼれ。
だって、きよしさんみたいなんですもの!
おかげ様で風邪もひかず、あわただしい日々を元気にすごさせていただいています。
先に、山形市民会館でのコンサートのこと、数日前に、まだこの2つのエピソードははご報告に
書けないままだったことを思いだして、この記事の冒頭に書いてみました。
そして、ここにアップしている画像は、先日、横浜に行った際のもの。
仕事で急きょ、KATTで上演されているミュージカルを観ることになったのですが、他の予定が夕方から入っていて、終演後はすぐ都内に戻らなければならなかったので、がんばって1時間ほど早く横浜につき、元町商店街を歩いて...。
大好きな紅茶のお店”サンドグラス”で、アイスロイヤルミルクティーを飲む時間もとれたのです。
大好きなアイスロイヤルミルクティーと、シフォンケーキにはさまれているクマさんは、元町商店街の洋品店のウィンドーに飾られていました。
ふと目があったら、ニットキャップをかぶったきよしさんみたいだなあと思って、一目ぼれして購入したのです(喜)
ファーのマフラーは黒と茶と2種類ありましたが、迷って、茶色にしました。
三連休も仕事になってしまい、そして、今月中にメハナをつけたいと思っている仕事には、はっきりとした締切がないので、先のばし、先のばしして今日に至り、まったく手をつけないまま(汗)。
諸々、前向きにがんばりたいわたしです。
それから、先日から書きたいと思っていた11月8日に放送された「新・BS日本のうた」(NHK BSプレミアム)のこと。
放送前に”今回の見どころ”として、番組HPに、その回の構成を担当されている放送作家の方が番組紹介を書かれているのですが、その回のものを読んで番組の内容を知らなかったわたしは、もうドキドキだったのです(笑)。
その紹介文は放送が終了すると”次回の見どころ”に更新されてしまうので、もうHPでみることはできないようですが、わたしはブログにそのことを書きたいと思って、メモしておいたのです。
11月8日放送分は、愛知県知多市から。
きよしさんは宮路オサムさんと司会をつとめられ、
オープニングで、「あゝ青春の胸の血は」(オリジナルは舟 木一夫さん)を歌われました。
この回のスペシャルステージ は香西かおりさんと田川寿美さんだったのですが、
番組の”見どころ”には、こんなふうに書かれていたのです(笑)。
(おふたりの)聞きたい歌に続いては日本映画 から生まれた名曲集。「青い山脈」、「君の名は」、「津軽の ふるさと」、「契り」、と、想い出の名場面が浮かぶ歌ばか り。ところでところで、このあとがたいへん!お芝居の名場面からということで田川寿美さんが「湯島の白梅(小畑 実、藤原亮子)」、香西かおりさんが「弁天小僧(三浦 洸一)」ということで、もちろん名舞台の再現も。となると二枚目でカッコよくて、芝居のうまい男性が登場・・・その先はこれ以上書けません。
”その先はこれ以上書けません”が、
”二枚目でカッコよくて、芝居のうまい男性が登場”となれば、もう思いきり期待してしまいますよね(笑)。
さて、その男性は?
番組のなかでも、宮路さんと、きよしさんが、”このあとはたいへんなことに”とおっしゃっていましたね(笑)。
ご覧になられた方には今さらのことですが、その男性とは!
そう、宮路オサムさんだったのです。
宮路さんは大奮闘してくださっていましたが、やっぱり、きよしさんにも演じてみてほしかったなあと思ったわたしでした。
そして、”見どころ”の文面で、こんなにドキドキさせてくださった作家さんの遊び心に、とても嬉しくなったのです。
このときは、最後に歌唱されたのも、きよしさんで、”トリ”として、みごとに「男花」を熱唱してくださいました。
きよしさんはこの収録がおこなわれたあとのコンサートで、番組の”トリ”で歌わせていただいたので、とても緊張されたとおっしゃっていましたが、颯爽として堂々とした歌唱は、番組のフィナーレを最高にもりあげてくださいましたね。
素晴らしかったです。
※以上、駆け足で、書けないままでいたこと、少し書いてみました。
明日は大宮ソニックシティでのコンサート・夜の部に参加します。
駆け込み入場にならないように、早朝から仕事がんばります!