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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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客席を駆け巡る”きよし・ねずみ小僧”にドキドキさせられ、その歌唱にときめいて、もう、明治座が熱すぎます!

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今日は、明治座さんで、昨日6月2日に開幕した「氷川きよし特別公演」の夜の部にいってまいりました。
今回は初日からすでに2回上演されたので、この公演で4公演目ですが、2部のコンサートでのトークで、”千秋楽までもうすぐです”なんて、余裕トークのきよしさんだったのです(笑)。

お芝居は、これからご覧になる方もおられると思いますのでストーリーにはふれませんが、笑いあり(ありぎ?)、涙あり、スリルあり。
その展開に惹きこまれるばかり。
そして屋根から屋根へと跳びうつり、神出鬼没なねずみ小僧は、いよいよ客席を駆け巡り、ところどころで足をとめてあたりをを見わたされるので、客席のテンションはあがりっぱなしでした(喜)。
”ねずみ小僧”はひとりではなかったという説もユーモラスにアレンジされていて、共演者の皆さまも大活躍!
さらにわれらが司会者・西寄ひがしさんは出番も多く大々活躍されていて、見どころ満載の出来栄えです。
そしてなによりきよしさんが、ひょうきんな演技からシリアスな演技まで、これまでの集大成のような振幅の広い難しい役柄に、誠実に向き合っている様に惹かれずにはいられません。
それにしても、ほっかむりをした”きよし・ねずみ小僧”の立ち姿の美しいことといったら!
見せ場のひとつである殺陣のシーンでは鮮やかな立ち回りをみせてくださり、これから千秋楽にむかって、”きよし・ねずみ小僧”がどんなふうに進化&深化していくのか、楽しみでなりません。

と、こんなふうに書きだしていますが、もう~、わたし、心穏やかではないのです。
だって、だって、だって、きよしさんの”ねずみ小僧”が素敵すぎるんですもの!
お芝居、面白すぎるんですもの!
そして、2部のコンサートではオープニングから度肝を抜かれて...。
そのめくるめく歌唱に酔いしれて、この日、わたしは、眉根を寄せて熱く熱く「男の絶唱」を歌唱されたきよしさんに魂をもっていかれてしまったようで...。
ことばがでてこないのです。
あの歌い方が、きよしさんがデビューする前、水森先生にスカウトしていただいた歌番組での歌唱を思いおこさせるものにわたしには感じられて...。
今なお、あんなにまですべてをさらけだすかのように、掛け値なしに唄うことができる”氷川きよし”にますます惚れてしまったのです。

もう、どこから、なにから...。
感動のあまり、動転、動揺して、いつにもまして支離滅裂。
ほんとうにごめんなさい。
言葉が出てこず、祇園山笠の衣装のことなど調べていたら、こんな時間になっておりました(汗)。


明治座さんのエントランスには、こんな巨大パネルが飾られておりました。
右上に映っている長身のウェイターさんを基準にしていただくと、どれほど大きなものがおわかりいただけるでしょうか?

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お芝居のことはこれ以上書くとあらすじにふれてしまいそうなので、以下は第2部の「氷川きよしコンサート2017in 明治座」のことを書きますね。

こちらもセットリストや構成、衣裳にふれるものになりますので、サプライズを楽しまれたい方は、その点、よろしくお願いします。

”きよメール”で、5月30日にリリースされた「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」に収録されている「博多祇園山笠」を歌唱してくださり、その前には山笠にはつきものの「祝いめでた」という博多の祝い歌を唄ってくださる旨をおしらせくださっていましたね。

期待していましたが、なんとなんと、それらはオープニングで披露されたのです。
長法被(ロング丈の法被)を羽織った素肌の胸元には、”氷川”、”きよし”と両面に彫りこまれた木札(喧嘩札)がかかり、胴には白いさらしを巻き、白いパッチをはいておられました。
きよしさんによればその白いパッチの下は締め込み(ふんどし)だそうで、パッチの前面に締め込みの前垂れがかかっていたのです。
あたまにはハチマキ、手には黒の手甲、足元は、脚絆と地下足袋を模した白のブーツをはいておられました。
パッチをはくことにしたのは、”お客様がパニックしちゃうから”と配慮からだそうですが(笑)、パッチをはいておられてもなんだかドキドキ、そして日焼けした胸元と白いさらしのコントラストにいっそうドキドキッ!
オープニングからあまりにもまぶしすぎるきよしさんだったのです。

祭り装束のダンサーさんを従えて登場されたきよしさんは勇壮に「祝いめでた」につづいて、「博多祇園山笠」を歌唱されると、オープニングトークになり、来場のお礼をていねいにおっしゃったのです。

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ここで、「千秋楽まであと少しです(笑)」と、余裕発言がとびだしたのです。
オープニングの舞台は九州ということで、
「星空の秋子」
「玄海船歌」
を唄ってくださいました。
ステージバックには、金と光沢のある白(もしかしたら白金?)の市松模様に、”氷川”、”きよし”と2列に大きく筆書きされたパネルがかざられていたのです。

☆山笠に興味がある方は、こちらの山笠naviが詳しいです。


ここで舞台は暗転。
司会の西寄さんが登場され、
「「明治座だけの1か月限定のコンサート。最初で最後のスペシャルなコンサートをお楽しみください」
ともりあげてくださると、舞台は九州から花のお江戸へ。
きよしさんは、クリーム色(あるは優しい黄色)の光沢のある織地に、裾にあやめが描かれた着流し姿で登場されました。
帯もあやめにあわせて、紫色に、銀の波文様が描かれているものをしめておられたかと思います。
唄ってくださったのは、
「隅田川」。
そして、「浜町傾げ傘」と唄ってくださいましたが、艶めいて、そこはかとない色気がただよって、うっとりとさせられたのです。
つづいてニューアルバムのなかからというこで、
カバー曲から「なみだ船」
オリジナル曲から「恋の瀬戸内」を唄われ、「恋の~」では、手をかざして、表裏と動かす振りのレクチャーがあり、皆で挑戦、簡単そうで、なかなかあわなくって(笑)。
楽しい展開となったのです。

ここでHKピュアリバ―の皆さんのインストロメンタル演奏。
「きよしのソーラン節」、「あばよ」、「きよしのドドンパ」とつづいて、ふたたび「きよしのソーラン節」で結ばれたのですが、後半、西寄さんが舞台袖から、バンド紹介をされました。

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つづいてのコーナーで、きよしさんは鮮やかなバイオレットローズのロングジャケットの三つ揃いのスーツにお召し替えされて登場されました。
ロングジャケットの肩、裾、袖まわりには、細かなスワロフスキーのラインストーン(でしょうか)があしらわれていて、ノーブルな輝きを放っていて、スタンドカラ―のシャツも、ベストも共布で、靴も同色のエナメルでした。
「お祭りマンボ」、
「人生一路」
と唄われると、西寄さんが加わってのトークとなりました。

オープニングの衣装の話題になると、
「千秋楽では、本物のふんどしで出ようかな? 西さんは赤ふんでね」
と、かなり本気の様子のきよしさんに、西寄さんは、”(きよしさんはいいとしても)私はとんでもないです”と遠慮されていたのです(笑)。
そして、
「歌の方が(お芝居より)好きですよね。
僕、歌のほうが好きそうに見えるでしょう?
だって、三度のごはんより歌がすきだから」
と。
さらに西寄さんが、ニューアルバムの素晴らしさと、売れ行きが好調なことをおしらせしてくださると、
「僕、アルバムつくるの好きなんです。
本当は人前に出るのが得意じゃないんで。
ケーキもそうなんですけど、つくったものを喜んでいただけることが好きなんです」
きよしさんは、そんな本音をお話ししてくださいました。

そして、ふるさとで始まり、ふるさとで終わるニューアルバムへのこだわりと、このコンサートで、オープニングで”ふるさと”を唄われた思いをことばにされると、ふるさとの大切さ、さらに親の大切さについてお話しされたきよしさん、思わず、熱くなって、
「親を大事にしないで、誰を大事にするんだよ!」
と男気あふれる発言をされたのでした。
きよしさん、わかっているつもりだけど、でもでも、もっともっとずっと熱いハートの持ち主なのですね(喜)。

ここで、昨年1年間大切に唄ってきた「みれん心」を唄われると、ステージ上手側で、ニューアルバムに収録されているオリジナルの「ふるさと」をアカペラで歌い出され、ステージ中央に歩まれると、ステップにこしかけてさらに歌唱されたのです。

舞台は暗転。
「陽春」のインストロメンタルが奏でられるなか、西寄さんが、”氷川きよし”の歩みを語ってくださいました。
この内容はあらためてこれからの記事で書いてみたいと思っています。

きよしさんは白地の着物に、スカイブルーの袴をお召しになって登場されると、
「きよしのねずみ小僧」
「箱根八里の半次郎」
を唄われたのですが、「きよしのねずみ小僧」でのノリノリの歌唱は気分爽快!
2コーラス目からのめりこんでシャウトするかのような勢いあふれる歌唱の楽しさにゾクゾクしたのです。
きよしさんの”ねずみ”の動きにも大注目です(喜)。

きよしさんは来場のお礼をことばにされると、
「皆さんのおかげです。皆さんがお越しくださるおかげで、こうしてこのステージに立たせていただいています。もしどなたもお越しくださらなかったら、僕はカラオケボックスでひとりで唄っています」
とおっしゃってから、
「今後とも氷川きよしをかわいがってやってください」と結ばれたのです。

そこで深々と一礼されると、新曲の「男の絶唱」について、
「どんなことがあっても、乗り越える、人間だから病気になることもあります。でもビョウキニナッテモ負けないぞという思いが大事だと思うんです」
きよしさんは、泥の中から咲く睡蓮にそんな思いを込めて唄っておられるのだとおっしゃると、
「男の絶唱」を唄われたのです。

わたしは、このときの、1コーラス目のきよしさんの歌唱が忘れられません。
サビの部分を眉根を寄せて、魂の叫びを吐き出すかのような、まさに”絶唱”に心を揺さぶられ、魂をもっていかれてしまったかのような思いが今もしています。
なんて、素晴らしい!
ずっとずっときよしさんの歌唱を聴かせていただいてきて、今そんな思いにさせていただけるなんて。
ファンとしてこれ以上の幸せはありません。

そしてラストは「白雲の城」でした。

前後しますが、ラスト2曲とおっしゃったとき、エーッ!という客席の大合唱に。
「ほんとうですか? じゃあ、あと30曲? もう、皆さんノセ上手だからっ!」
なんておっしゃっていたきよしさんですが、公演は15日までノンストップ(16日が唯一の休演日)なのですもの。
わかっているのに、そうおっしゃって、エンディングではさらに、
「(あとは)夢で逢いましょう」と。
そんなきよしさんこお気持ちがとても嬉しかったのです。


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迎えたアンコール。
きよしさんは、なんとっ!
ゼブラ模様の三つ揃いのスーツで登場されました(喜)。
ゼブラ、シマウマですよ、皆さま!
と、アンコールでまたもわたしは大コーフン!
だって、シマウマがキリンとともに大好きなんですもの。
その造形をみるたびに、この世の奇跡と思うのですもの。
と、それは余談としまして(汗)、きよしさんはシャツはもちほんなんと靴もゼブラ柄!
それが最高にお似合いで素敵!
ジャケットのエリと、蝶タイが黒のサテンで、ゼブラ柄のパンツの両サイドにはラメ付きのサテンのストライプリボンがあしらわれているのです。

そんなステキすぎる衣裳で唄ってくださったのは、
「きよしの日本全国 歌の渡り鳥」。
そしてラストは、
「きよしのズンドコ節」
でした。
「きよしの日本全国 歌の渡り鳥」では、歌の舞台を明治座に置き換え、部分替え歌にされ、3階席、2階席のお客様に呼びかけてあらためてお礼の思いを歌にのせて伝えられたのです。
わたしは、きよしさんの、”来てくれてありがとう”という思いがさらにつたわってきて、じんときたのでした。


以上、駆け足での更新で失礼します。
グッズや、スタンプラリーのことなど、これからの記事で書いていきますね。
次回は8日に参加する予定です。


文末に、こんなかわいいキティちゃん、みつけました。
赤ふんてこんな感じ?
と、ないとは思いつつ、想像したりして(キャッ!)。



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最後まで支離滅裂で、うかれていて、さらにそのことに開きなおっていて、ごめんなさい。
こんなわたしでよかったら、また読みにいらしてくださいね。



おめでとう、おめでとう、おめでとうございます~!

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皆さま、おはようございます。
嬉しいおしらせがとどきましたね。
5月30日にリリースされたニューアルバム、「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」がオリコンCDアルバムランキング総合(6月12日付)で初登場第4位を獲得されたとのこと。
そして、発売1週間を経た6月5日のデイリーで第3位と、発売週以降も好調だなんて、素晴らしいですね。
聴けば聴くほどその素晴らしさ、面白さ、楽しさを感じるこのニューアルバムが、これからますます多くの方に、そしてなにより「男の絶唱」が多くのかたのこころへ届きますように!

わたし、なにか特別な行動をせずとも、日々、「男の絶唱」を聴いて、”いいなあ~”と感じるひとりひとりの思いも、きよしさんを支えて後押しする大きな大きな力になると信じているのです。
それぞれの場でできる応援を一緒にしてまいりましょう!

そして、今日も明治座でがんばっておられるきよしさんにエールを贈りましょう!

わたしも自分でいうのもなんですけろ、(使いなれない言葉なので”けろ”になってしまいました・笑)、
昨日のお昼前まで、ひたすら仕事の原稿、がんばっていました。
5日の夜、このままなにも浮かばず書けなかったら、わたしどうなるんだろう? という精神状態でしたが、なんとか納得のいくものが書けて、夕方にはOKが出たので、脱力しています。


と、昨日、きよしさんは、明治座さんで会見をおこなわれたそうですね。
このゼブラ柄のスーツ、最高に素敵ですよね(喜)。
先の記事に、お靴までゼブラ柄と書かせていただきましたが、この画像にちょっぴり映っているのおわかりいただけますか?


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わたし、ほんとうにシマウマとキリンが大好きで、この世の神秘と思っているものですから、この衣装のきよしさんが、”シマウマの化身”にさえ思えて...。
この写真をあらためてみつめて、まだドキドキです。


そしてこの勇壮な祭り装束のきよしさんにときめいてっ(キャッ!)。

イメージ 2


明日、明治座さんにうかがうのが楽しみです。
コメント欄から来場の様子や感想をおしえてくださった皆さま、とってもありがたいです。
そして、ゆりかもめさん、お声をきかせていただけて、嬉しいです。
どうかお身体をたいせつになさってくださいね。

ブログ専用アドレスにメールくださった皆さまに、お返事できないままでほんとうにごめんなさい。
その思いをブログの記事でお返しできたらという思いで、記事を書いています。

今夜はお昼から夕方まで新作のチェックに夕方まで映画会社をまわって、夜は3月に病気で急逝された仕事仲間の方を偲ぶ会にいってまいります。
お世話になっている編集長から訃報をきいて、その方にはじめてあった15年ほど前のことを思いだしました。
筆1本、雑誌の投稿からプロのライターになったその方は、”書きたい”というあふれるエネルギーを放っていて。
ずいぶん豪胆な方でもありましたが、編集者からなんとなくライターになったわたしには、筆1本で人生を切り拓いてきたというその人の纏っていた空気が眩しく感じられて、とても印象深かったのです。

映画(転じてテレビドラマも)のエキスパートだったその方には、まだまだまだまだ書きたいことがあっただろうなと思えてなりません。

あらためて、こうして思いを言葉に書くことができ、なにより、自分がこの世界でいちばん大好きなきよしさんのことを書くことができるを幸せを噛みしめています。
ほんとうに、なんて、ありがたい。
そして、なんて幸せなのでしょう。

氷川きよしさんに、
そしてブログをお読みくださる皆さまに、
そして、出会ったすべての方に、わたしはこころから感謝しています。

きよしさん、「えー、いらっしゃいませ」ってなにがなにしてなぜなんでしょ(笑)

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「ふふ、この下は、こんなんなってます」
きよしさんは、「博多祇園山笠」を歌いおえると、山笠の装束をアレンジした衣装の締め込み(ふんどし)の前垂れをパッとめくりあげられたのです。
もうううっ!
もちろん、その下は白いパッチをはいておられるのですけど、どよめく客席にきよしさんは、すっかり気をよくされた様子で、笑いをかみころしながら、前垂れをペラペラッととなんどかめくりあげ、そのたびに、「えー、いらっしゃいませ!」と(笑)。
きよしさんっ!
なにがなにして、なぜ”いらっしゃいませ”なのでしょうか?
もう、赤面、そして大爆笑となったのです。

きよしさんは、すっかり”いらっしゃいませ”がお気に召したようで、
「つづきまして、『星空の秋子』、「玄海船歌」の2曲を唄います。いらっしゃいませ~」
と(笑)。
8日・昼の部にいってまいりました。

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※3階(1階席)のロビーに飾られていました。

先に19日に、きよしさんが久松警察署の一日警察署長を務めるそうですね。
今回はなにかイベントを開催されるのかしら? それはいつ? と期待して、お休み前の15日を予想していたのですが(汗)。
前回は消防署長さんに挑戦されて、凛々しくてとても素敵だったきよしさんなので、期待してしまいますね。
スケジュールのお繰り合わせができたら、うかがいたいと思います。

お芝居はますます息があってきた様子で、笑い、涙、スリル、サスペンスと見どころ満載。
きよしさんの、”ねずみ小僧”の折り目正しさや正義感の強さに、やっぱり、”氷川きよし”ならではのねずみ小僧になっているなあと、思わされます。
そして、今日も客席を所狭しと走り回る”きよし・ねずみ小僧”にドキドキさせていただきました。
その日その日でルートを変えておられるそうですが、きよしさんの軽やかな動きと、ねずみさんを模したコミカルな動きが最高です。


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※ところで、喧嘩札、オーダーしてつくっていただきました。
”男の絶唱”をさし文字にした表はこんな感じです。
かっこいいでしょ!



40分の休憩をはさんで迎えたコンサート。
実は「博多祇園山笠」を歌唱された際に、音響トラブルがあって、司会の西寄ひがしさんが舞台下手袖に出ていらして、おわびと状況を説明され、演奏は一時中断したのです。
きよしさんも、その説明で状況を把握されると、即座に、もう一度、幕を下ろして、最初からやらせてください」
と、おっしゃいました。

「今のは記憶から消してくださいね」
と、そんなふうにきよしさんはおっしゃったでしょうか。
音声チェックがOKとなると、幕が一度降り、西寄さんのオープニングコール、そして、きよしさんは「祝いめでた」をアカペラで唄われ、つづいて「博多祇園山笠」を歌唱されたのです。

そして歌い終えると、「すみません。お待たせしてしまいました」
と、”記憶を消して”とおっしゃてはいたきよしさんですが、さり気なくおわびをそんなふうな言葉であらためてされたのでした。
ライブならではのアクシデントですが、こういう時に、即座に”一度幕を降ろして最初からやりたい”とおっしゃったきよしさんに、感動してしまったのです。
この日は2回公演なのに...。
ほんとうにその一瞬、一瞬、そして練りに練ったコンサートですから、その流れを大切にされているのですね。

きよしさんは、あらためて来場のお礼をおっしゃると、これまでの座長公演をトークの中でふり返られ、初の座長公演の「草笛の音次郎」のときから観ているお客様が多数おられることがわかると、
「ずっと見守っていてくださったんですね。ありがとうございます。
僕、演技は上達しましたでしょうか?」
そう客席に問いかけると、大きな拍手がおこりました。
すると、きよしさんは、
「ありがとうございます。皆さんに育てていただきました」
とおっしゃったのです。

西寄さんが、「5月30日にリリースされたニューアルバム「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」が0オリコンCDアルバムランキング総合(6月12日付)で初登場第4位を獲得された快挙をインフォメーションしてくださると、きよしさんはとても嬉しそうに、アルバムに込めている熱い思いをお話しされました。
そんなきよしさんをみていると、もっと、もっと、もっと、たくさんの人にこの素晴らしいアルバムがとどくことを願わずにはいられませんね。

きよしさんは、ニューアルバムから、カバー曲は「なみだ船」、オリジナル曲は「恋の瀬戸内」を唄ってくださいましたが、この日も、「恋の~」では、手をかざして、表裏と動かす振りのレクチャーがあって、練習してから本番に臨んだのですが、下手側の皆さんの一生懸命な振りに、きよしさんがこらえきれずに笑いだされたのです(笑)。
体験した方にはお分かりだと思いますが、簡単そうにみえて、なかなか合いませんものね。
きよしさんは、下手から上手へと移動されながらもまだ笑いがこみあげてきたのでした(笑)。
わたしはといえば、”さあ、いいですか~”というように手の甲を客席に向けながら手をあげるきよしさんのあの振りが楽しくて素敵だなって感じているのです。

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※なんて美しい指先でしょう。
見惚れるばかりです。


西寄さんとのトークのなかで、公演中のお休みが16日の1日のみという話題になると、
「大丈夫です。へっちゃら! へっちゃら へっちゃら」
と、きよしさんがおっしゃると、西寄さんが、一瞬、”ひが美ちゃんモード”になられたのでした(笑)。

そして、前日7日は昼一回公演だったので、ご用事があって街中に出向かれて歩いていたときに、目の前を”ねずみちゃん”が通ったのだそうです。
「チョロチョロチョロって! (街中で)ねずみ見たの初めてですよ。それで、なんか穴のあいているコンクリートの蓋みたいのがあるでしょ、その穴に、パッと入っていったんですよ」
と、興奮冷めやらぬきよしさん(笑)。
きよしさんが毎日素敵なねずみ小僧を演じ、さらに”ねずみ”を模した動きを披露されていることへの、ねずみちゃんからの恩返しかもしれませんね。

きよしさんは偶然ならぬものを感じられたようで、さらに、”ねずみ小僧”の左手の火傷痕の話題をされました。
「実は左の手に火傷の痕があるんですよ。
それも、偶然、位置も同じなんです。
だから火傷の痕の上に”ねずみ小僧”の火傷(のつくりもの)を貼ってるんです」
と、そこまで興奮気味にお話しされると、
「皆さん、僕がなんで火傷したのか知ってますか?
そう。黒豆を圧力鍋で炊いて。僕、あけちゃいけないってしらなくて、あけちゃったんですよ。
それで、黒豆の汁が手にもかかって火傷したんですよね」
きよしさんのトークは火傷の話題に展開。
すると、西寄さんが、
「今でも痕が残っているんですか。
私、実はその現場で行ったんです。
真っ白な壁が、黒の水玉模様になっておりました」
と、そのときの様子をおしえてくださいました。

「あれはコマ劇場の公演のとき? ストレス解消にご飯をつつくることにして、豆を炊いたんですよね」

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※先ほどの喧嘩札のもう一面です。
オーダーするときにうかばなかったのですが、
”なずみ小僧”バージョンもお願いしてみたいですね。

トークの後半では、
「もう~、何度でもウェルカム!
いつでもお越しください」
と、きよしさんはおっしゃったのです。

そして、20周年への思いを言葉にされました。
「20周年に、きよし君、20周年おめでとう!って皆さんに言っていただけるのが夢なんです」
と。
わたしは、この言葉がじんと胸に響いたのでした。



以下は個人的なことですが、昨日の午後、駅で転倒して身体中を打撲したのです。
とりわけ腰を強打したようで、銀座で1件用事をすませたのですが、次の仕事先に移動する途中で痛みがまして歩けなくなり、救急車を呼んでいただいて、病院に運ばれました。
先に皆さまに心配していただくと申し訳ないので申しあげると、細かな検査の結果、骨や神経系にはダメージがなかったですし、今日は、タクシーでなんとか明治座さんに行くことができたのです。
あとは安静にして腫れと痛みがひくの待つのみです。

倒れたときは、かなりのダメージがあったものの、少ししたら立ち上がり支障なく歩くことができたのですが、救急隊員の方や病院の先生にそのときの状況をきかれて、自分でもあらためて思いだして説明していたら、かなり危険な状況でなにかがもうちょっと違っていたら、自分が今、この世にはいなかったのかもしれないという思いがわいてきたのです。

以後の予定をキャンセルして病院におりましたので、昨夜の”偲ぶ会”には参加できなくなってしまいましたが、その方へのわたしの思いはとどいたと思いたいのです。
そして、あらためて、なにかに生かされていることを感じて、感謝して...。
今日のきよしさんのコンサートで、きよしさんの歌唱を聴かせていただきながら、昨日、もしなにかが少し違っていたら、自分がもう二度とみられなかったかもしれなかったのだという思いがこみ上げてきたのです。

今日の夕方の仕事は後日にさせてもらいましたが、明日、あさっては仕事がはいっているので、マイペースでやらせていただこうと思っています。

次回、明治座さんには11日の夜の部に参加します。
11日にはもう少しよくなって、出待ちできるでしょうか?
出待ちも健康でないとできないんだなあとしみじみ。

わたしも駅で逢いたかったです!

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こんばんは。
ゆっくり、のんびり、あわてずにすごしています。
明日はいよいよ明治座さんへ!
わたしは夜の部に参加します。

こちらは、Kさんが初日を迎える前に日本橋駅で遭遇した大パネルです。
渋谷などいくつかの駅でお目見えしたいたそうで、わたしもこんなに大きな”なずみ小僧”さんにお逢いしたかったのですが、掲示期限があったようで...。


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先の記事へのコメントをくださった皆さま、ありがとうございました。
痛みもアザも日一日と、ひいてきています。

そして仕事も穴をあけずにがんばっています。
だって、そうじゃないと、仕事は休むのに、明治座さんに行くの? 
って言われてしまいますものね(笑)。

ブログで、ケガのことふれずにいようか迷いました。
それで、やはり自分のなかでは大きな出来事でしたので先の記事の文末に書かせていただくことにしたのですが、そのことで、かえってご心配いただくことになってしまいましたね。
ごめんなさい。
でもあたたかなお言葉がほんとうに嬉しかったです。

これからのブログで、いただいたまごころへのお返しが少しでもできたらという思いになりました。

もちろん無理はせずマイペース&スローペースでいきますので、心配しないでくださいね。

出待ちもかなって、幸せな幸せな夜でした。

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皆さま、おはようございます。
昨日は、明治座さんでの「氷川きよし 特別公演」夜の部に無事いってまいりました。
6月2日の初日から10日めを迎え、この公演で16公演めとなりました。

きよしさんが、第2部のコンサートのなかでそのことにふれ、
「千秋楽まであと少しです」とさらっとおっしゃると、そうおっしゃるきよしさんのお気持ちを受けとめるかのようなあたたかな空気がただよったのです。
すると、きよしさんはその空気を感じてくださったのでしょうか。
「少しでもないですか」
と自答され、

「日々、精一杯演じて、精一杯唄って。良い千秋楽が迎えられるようにという思いでがんばっています。
どうか見守っていてください」と、結ばれたのでした。

前日2回公演をおこなわれ、この日も2回公演。
きよしさんといえども生身の人間ですから、疲労していないはずはないですよね。
でも、驚くほどの熱唱を聴かせてくださり、わたしは感動にふるえて...。
そんなきよしさんの歌唱に、だから魅せられつづけ、惚れつづけていることを思ったのです。

痛みどめを控えることにしたら、ときどきちょっとした動きで痛みがはしって、正直を申せば体調が万全ではなかったのですが、だからこそ感じることができたこともありました。
きよしさんの歌声を聴くほどに、ケガしてからの数日間のこころのダメージがとけていき、自分でどこからわいてくるのだろう? と思うような力がわいてきたのです。

そんな感動と素敵で楽しいトークのこと、このあと仕事で出かけるまでの限られた時間で書くのはむずかしそうです。
とても書いてみたい思いがありますので、今夜あらためて書きますね。


終演後は出待ちをしました(嬉)。
入場時には、出待ちは無理かなあと思ってあきらめモードでしたが、きよしさんの歌声にパワーをいただいて、日常に少しでもちかづきたいというか、ふだんの自分がしていることをしてみたいと、とても強く思ったのです。

幸い雨も降らず、涼しいくらいだったことと、明治座さんの横にあるお稲荷さんの近くにすわって待っていて大丈夫と係の方にいっていただけたものですから。

そのとき、広島方面からいらした方たちと楽しくお話ししたのです。
広島方面といえば、瀬戸内!
やはり、「恋の瀬戸内」は大好評なのだそうです。

そのときの会話のなかで、゛お誕生日だったので、無事に来ることができて、あんなに素晴らしいきよしさんの歌声を聴けて、最高です゛
というようなことをわたしがいうと、有りがたいことに皆さんがお祝いしてくださいました。
そしてそのなかのおひとりの方が、゛よかったらお誕生日のプレゼント゛と、お手製のストラップをくださったのです。
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素敵なお帽子のなかには...。



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チーム瀬戸内の皆さま、楽しい時間をありがとうございました。
また、お逢いできますように!

今日は(今日も?)明治座さんへ(嬉)!

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今日は明治座さんに向かっています。
先の記事で11日のご報告をさせていただいて、あらためて補足をと思っていたのですが、ながれがあったほうがと考えなおして、おおきく加筆しました。

よかったらお読みくださいね。

日一日、少しずつ楽になってきて、ふだんは何気ないことができると嬉しくなって...。
ありがたい日々をすごさせていただいています。

まごころの熱唱、忘れません。

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昨日は明治座さんにいってまいりました。
都内は梅雨にふさわしく雨がしとしと降っていて、気温もかなり低く肌寒かったのですが、きよしさんのまごころの熱唱と熱演に、こころは一日中ぽっかぽかだったのです。

終演後、仕事先にまわったので、帰宅してからは早めにからだを休めることにしたのですが、ブログには書きたいことがたくさんありました。
ただ、今日も午後から仕事で、そのための準備に朝からかかって、こんな時間。
もう少ししたら出かけなければならないので、ある画像のアップだけここでさせていただきますね。

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これは明治座さんの売店で販売しているスモークチーズです。
と、画像をみればそれはおわかりですね(喜)。
売店の方から、終演後にきよしさんが立ち寄られてこのスモークチーズを購入されたことをおしえていただきました。

もっと、そのことをアピールしたら売り上げがアップするのでは?
と思ったのですが、どうも控えめな男性なのです(笑)。
でも、わたしが、”そんなことおしえていただいたら買わないわけにはまいりませんっ!”というと、とても喜んでくださり、さらに、
”あのう、氷川さんて、とても背が高いんですね。”
とおっしゃり、テレビや、明治座さんのポスターや看板でみるよりずっとずっと”男前”だったと。
そして、気さくで優しいきよしさんにとても感激されていたのです。

なんだか嬉しくなりました。
エスカレーターの前なので、すぐわかると思います。
これから来場される皆さま、ぜひぜひお立ち寄りくださいませ。


今日の公演で折り返し、明日は休演日ですね。

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おはようございます。
「氷川きよし 特別公演」は、今日で14日目、21公演となり、明日は公演期間中、唯一の休演日。
まさに今日の回で折り返しですね。

このあと、明治座さんにいってまいります。

13日のご報告ができていないままでごめんなさい。
昨日は、縁あってお仕事をさせていただくことになった雑誌の初仕事だったのです。
腰痛もカモフラージュして、がんばることができ、楽しい時間となりました。
そのあと別件の仕事先に寄って帰宅したら脱力してしまって...。

今は、゛急ぐ゛ということができないので、スローモーではありますがひとつひとつ進めています。
ブログは今夜、更新しますね。
書きたいこと、たくさんたくさんあるのですもの!


まごころのメール、コメントありがとうございます。
パワーいただいています。


”西さん、投げキッスはもっとやさしく”ときよしさん。そんなきよしさんの”投げキッス”はとてもとてやさしかったのです。

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「皆さんがお越しくださるおかげで、明治座のこの舞台にたたせていただいています。皆さん、おひとりおひとりがいらしてくださるからなんです。
もし、いらしてくださらなかったら、さみしい...」
きよしさんは、こころにしまっていた思いがポロンとこぼれたかのように、そうおっしゃると、すぐに笑顔になり、
「皆さん、また明日来てくださいますか?」
と。
たくさんの方の手があがり、そんなこといわれても急に明日なんてわたしは無理と思った瞬間、
「はいっ、明日は休演日です」
ときよしさん(笑)。
そうでした~。

きよしさんは、そんなふうに皆を笑わせてくださってから、
「(17日から)後半に入りますが、どんなふうになっているかなって、のぞきにきてくださいね。これからどんなふにかわっていくか」
と抱負を言葉にされたのです。
そして、いよいよ最後の曲になることをきよしさんがおっしゃると、”えーっ!”の大合唱が起こったのですが、きよしさんは、
「本当ですか?」
「本当ですか?」
と二度おっしゃると、
「打ち上げ花火って本当ですか?」
と思わず、”次郎吉”が飛びだしたきよしさんだったのです。

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明治座さんでの「氷川きよし 特別公演」の15日昼の部にいってまいりました。
この日は1回公演だったので、お友達のHさんと終演後に出待ちをすることにしたのですが、スタッフの方から、中日の打ち上げがあるので、きよしさんがお帰りになるのは4時すぐになる旨、おしらせがあったのです。
そう、今日は6月2日に公演がはじまって14日、この回で21公演め(全43公演)となり、明日は公演中、唯一の公演日ということで、まさに折り返し。
無事にこの日を迎えられたという、”座長・氷川きよし”の喜びを、この日のお芝居とコンサートで感じたのです。

先におしらせですが、渋谷のハチ公前に、「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」の大看板が明日16日から29日までお目見えするそうです。
わたしも掲示期間中にみにいかれたら、画像、皆さまにおとどけしますね。

と、話題は出待ちに戻ります。
わたしは、明治座さんの前の段になっているところに腰かけて、お友達とお話ししながらきよしさんのお帰りを待ちました。
どなたも、公演の前半を無事終えたきよしさんをお見送りさせていただきたいという思いだったのでしょう。ずいぶん多くの方が並んでいたのです。
わたしも、昨日から痛みを感じることが少なくなってきて、ケガをしてから前回までは入場時はエレベーターを使わせていただいていたのですが、今日はエスカレーターで、杖にもほとんど頼らずに入場できるようになり、休憩ではほとんど杖を使わなくても痛みを感じることなく歩けるようになってきて、自分でも驚いていたのでした。
そのこともふくめてHさんにこの1週間のいきさつを話していて、きよしさんの歌声にどれほどこころもからだも癒されたかわからないと感じたことをおつたえすると、
、”まだ1週間でしょ。回復が早いんじゃない。 やっぱり、きよし君の力ってすごいわね~。さわってもらったらもっとよくなるんじゃない?”とHさん(キャッ!)。
もちろんHさんはかなり真剣な思いでいってくださったのですが、わたしは想像して顔から火がでそうになり(汗)、”Hさん、ありがとうございます。想像しただけで、今、すっごい効果があったみたい”と申しあげたのです(笑)。
ほんとうに効果絶大! 行きは人形町からワンメーターなのでタクシーに乗ったのですが、帰りは歩けたのですもの(喜)。

4時すぎていたでしょうか。スタッフの方が、”楽屋口をでられたそうです”とおしらせがあったので、列のうしろに並ばせていただくとまもなく、きよしさんを乗せた車がみえたのです。
車はファンの思いをうけとめて応えてくださっているかのように、ゆっくりゆっくり走ってくださっていたので、きよしさんの笑顔やうなずくお顔が間近にみえて、数名の方が、手ぬぐいを上手に使ってほっかぶりをされていたのですが、そのチャーミングなサプライズはきよしさんに大ウケ! 大きく大きくふり返ってご覧になっていたのです。
そのままでもみえるのに、きよしさんの車がいよいよ目の前をとおるそのとき、前の列の方が気づかって、中腰になってくださったので、何にさえぎられることなくきよしさんを見送らさせていただけて、ありがたさでいっぱいになったのでした。


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折り返しになりましたので、少しお芝居の内容にふれさせていただきますが、きよしさんの”ねずみ小僧”の、上品な言葉づかいにも意外性を感じて、惹かれています。
「おいらのことをよくご存じですね。
悪事を重ねて稼いだ(だったかしら?)あぶく銭。
ちょいと一千両ばかりいただいていきますよ」
と、このときのきよしさんの台詞まわしには、内に熱い思い、清らかさを秘めながら、死と背中合わせで盗みをはたらくことを選んだ次郎吉のにニヒリズムを感じて、ゾクッとするのです。

そして、この日もアドリブさく裂!
曾我廼家寛太郎さんが演じる彦蔵親分とのバトルも冴えに冴え(喜)、左腕をみせろと迫るシーンで、手の平をみせてのがれようとする次郎吉にのせられて、”手相観”に豹変した際、
「金運? いいんじゃないの。今年は歌で稼ぎます。『男の絶唱』で」とおっしゃっていたでしょうか? もう、曾我廼家さんの大サービスのアドリブに、目を丸くして喜んでおられたきよしさん、いえ次郎吉だったのです。

ちなみに13日では、大工の松五郎約で大活躍の西寄ひがしさんは、お蕎麦屋さんでの寄合に次郎吉と駆けつけてきた際、おなかがすいたという次郎吉に、
「昼間から唄ってるからだよ。『男の絶唱』!」とおっしゃって、このアドリブは登場する数秒前に西寄さんが思いつかれたそうですが、毎回、思いつくことがあると、出番直前であっても、”これでいきましょう”ときよしさんが提案されること、多々あるのだそうです。
そんなことができてしまうのは、深い信頼関係に結ばれたきよしさんと西寄さんだからこそだなあと感じておりました。

そして江戸の町(客席)を駆け巡るシーンでは、向きをかえる際、その場でぴょぴょーんと軽やかにジャンプするきよしさんに、客席は、”おおっ!”というどよめきがおき、大興奮したのです。
ちなみに千両箱ってどのくらいの重さだと思います?
わたし、以前、江戸博の体験コーナーでもちあげてみたことがあるんですが、たしか14キロほどだったかと。
あのときは、なんとなく体験していた”江戸”の生活が、きよしさんが体現してくださると、一気に身近に感じてきます。

13日の第2部のコンサートのトークで、
「公演がはじまってから、寝れないですね~、緊張して」
と、おっしゃったきよしさんに、西寄さんが、前日は何時間くらいの睡眠時間だったのかをうかがうと、
「18時間!」
と大きな声でお答えになったきよしさんでしたが、
今日の第2部のトークのなかで、次郎吉について、
「すごく好きですね。いい人ですね、根本が。優しさがあって」
とおっしゃったところで、お蕎麦屋さんで酔いつぶれて、足をクの字にしてパタパタさせるシーンを、バイオレットローズの衣装をお召しになった状態で再現して笑わせてくださったのです(笑)。
そして、
「日に日に発見がありますね。
(記録用に)撮った映像を毎日みて、研究して熟考して...。今のようになってきたんです」
と。
日々、帰宅されてから、その日の舞台をチェックして、よりよいものへとブラッシュアップされているのですね。

だからこそ、この記事の冒頭に書かせていただきましたが、
「どんなふうに変化していくのか、またのぞきにきてくださいね」
という、気負わない抱負の言葉がでてきたのでしょう。


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西寄さんをまじえてのトークで、この日のお客様はノセ上手という話題になりました。
「きよしさんが、ふんどしをめくったら、お客様が、”もう1回やって!”っておっしゃるので、何度もめくっておりましたが、えっ? 投げキッスして? ええと~、じゃあわたくしが」
と西寄さんが投げキッスをしてくださったのですが、
「お客様によけられてしまいました(笑)」
と苦笑されたのです。
すると、横でご覧になっていたきよしさんが、
「西さん、もっとやさしく」
とアドバイス(笑)。
今度はソフトに投げキッスをされた西寄さん、たしかに雰囲気がちがうなあと思っていたら、”じゃあ、僕も”という感じで、きよしさんが、さらにさらにさらに(と何度もリピートしたくなるくらい)甘くやさしい投げキッスをセンター付近でしてくださったのです。
その甘さに、ためいきがもれると、きよしさんはもう一度、”しょうがないなあ”っていう感じで、投げキッスをくりかえしてくださったのでした(喜)。


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以下は13日の第2部のコンサートのことを中心に書きますね。
きよしさんは、西寄さんをまじえてのトークの折、
「今日は、ほんとうに皆さんのこころを感じています。今までで最高です。
今日はすごいっ!
僕、計算はできないけど、感じることで今日まで生きてきたから、わかるんです...。
応援してくださる気持ちが。
そのう...、自分でいうのもおこがましいんですが、僕のことを愛してくださっているんだなっていう思いを感じて...」
と、とつとつと思いを言葉にされたきよしさんでした。
皆の思いをそんなふうに真正面から、きよしさんがうけとめてくださっていることに、じんときて涙がでそうになったのです。

日々熱唱&熱演をくりひろげておられるきよしさんに、
「少し、おやせになりましたか? 今日は何キロですか」
と西寄さんがおたずねになると、
「105キロ!」
と即答(笑)。
どよめく客席とたじろぐ西寄さんに、
「昨日、はかったら66.6キロでした。もう少し落としたいくらいです」
と補足されたのです。
ちなみに西寄さんは91キロとのことでした。

ねずみ小僧が江戸の町(客席)を駆け巡るという演出は、きよしさんが、平面の舞台を3Dにしたいと考えて発案されたことをお話しされ、
「臨場感がありますでしょ。
3Dにしたいと思って。カーッといってシュー。くくーっといってダッといって、シュー!」と音でその動きを表現してくださったのです。

西寄さんが、先日15歳の女の子がひとりで来場してくださっていたことを、きよしさんにお話しされると、
「励みになりますが、お金を使わせて申し訳ないですね~。
皆さんにもチケットを買っていただいて...。
僕はそれ以上のものをお返しできるようにがんばろうと思ってやらせていただいています」
と、すべてのお客様への思いもこめておっしゃったのでした。

また、客席に「どちらからお越しですか?」とおたずねになっていて、昨年、石川県野々市での「NHKのど自慢」で優勝され、グランドチャンピオン大会への出場も果たされた斉藤さんがいらしていることに、気づかれ、お声をかけられたのです。
きよしさんは、遠方から来場されたお客様を思いやって、
「千秋楽までがんばってまいりますので、見守っていてください。
お家に帰られても、こころの片隅で、どうしてるかなってときどき思いだしていただけたら」
といいかけると、
”毎日思ってる!!”
と多数の声が(喜)。
きよしさんは、
「そういっていただけると、涙がでます」
と感激されていたのです。

そして、5月30日にリリースされたニューアルバム「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」がオリコンアルバム総合チャートで初登場第4位を獲得した快挙を西寄さんがインフォメーションされると、
「18年、こうしてランクインさせていただけて、奇跡です。
もう、思い残すことないです。
(えっという客席のリアクションに)そう思えるくらい嬉しいんです」
ときよしさんはそこまでしみじみとした面持ちでおっしゃったかと思うと、
「お中元にぜひアルバムとあわせてかねふくの明太子をどうぞ!」
と。
”アルバムのなかの曲の歌詩をぬきだして送り状に書き添えて”
とお話のなかで、きよしさんがおっしゃたのですが、それはとても素敵なアイディアだなあと感じたのです。

きよしさんは、ラストトークで、
「誠実に、謙虚に、律儀に唄っていきたい」
とおっしゃっていました。
今だって、誠実で、謙虚で、律儀すぎるきよしさんだとファンとして感じているのですが、常にそうありたいと思いつづけることで、いっそう深まっていくものなのかもしれないと思わせていただいたのです。

今日15日は、西寄さんが、”演歌を唄えば見事な氷川節、他のジャンルの曲を唄えばまったくちがう歌いかたができる歌手”ときよしさんのことをたたえてくださると、
きよしさんは、
「これからも、さまざまな世界を歌で表現していきたいですが、やはり日本人としてのプライドで、演歌を唄っているという気持ちです」
とおっしゃって、頼もしさを感じtわたしでした。


さあ、明日は休演日、そして17日から後半戦がスタートですね。
全国から、明治座のきよしさんにエールを贈りましょう!
わたしは次回は20日の参加になりそうです。
19日のイベントには仕事の繰り合わせが難しそうですが、お友達が多数参加されるので、おしらせいただけそうで、嬉しいです。


※以下は13日の終演後のこと。
椅子に座って皆さんがひけるのを待って最後のほうにゆっくりエスカレーターに乗ろうとして歩いていたら、「NHKのど自慢」で優勝された斉藤さんとバッタリ!
きよしさんをずっと応援されている方のお供でいらして、その方が杖をつかれていたので、やはりあとからということでそのタイミングになったそうです。
それで、わたし、思いきって、福井でのコンサートにいっていて、きよしさんの口三味線のイントロをうけての斉藤さんの歌唱にもとても感激したことなどおつたえしたのでした。
斉藤さんは、まるできよしさん? と思うくらいまとっている空気が似ているように思えたのです。
あの日のブログに、”テレビでみるより100倍男前”と書かせていただいていたかと思いますが、間近でみる斉藤さんはさらに100倍男前でございました(嬉)。

斉藤さんはスラリとした長身で、お話しする声はハイトーンでとても控えめ。
でもなにより素敵だったのは、きよしさんのことを尊敬している誠実な思いと、きよしさんに相通じるやさしく控えめな物腰でした。
斉藤さんを伴っておられた方が、
”斉藤さんもすっかり有名人ね~”
とおっしゃると、少しほほを赤らめて、
”とんでもないです。それは氷川さんが素晴らしいから”
と、きよしさんが斉藤さんの歌唱をほめてくださったり、客席にみつけてお声をかけてくださったからにすぎないのだとおっしゃりたい様子でした。
エスカレーターを2階分おりるので、その間、あれこれお話ししているなかで、わたしが杖をついていたことを気にかけてくださったので、事情を簡単におつたえしていたこともあってか、
別れ際に、”お気をつけて、早くよくなってくださいね。また北陸にもいらしてください”と、またやさしいことばをお連れの方ともどもかけてくださったのです。

皆さま、駆け足での更新で失礼します。

この記事、実際にアップまでに少し時間がかかってしまいました。
そうしたら野際陽子さんの訃報がとどきました。

「旅の香り」で、きよしさんがご一緒させていただいて、ほんとうにお世話になりましたね。
きよしさんは、野際さんにお会いになるたびに、”美貌がすごい”とおっしゃっていたことも思いだされます。
番組も”スペシャル版”として、これからも不定期にまだまだつづくことを期待していたのですが。

感謝とともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。

野際さん、生涯、素敵な女性として輝きつづけてくださり、ありがとうございました。


ハチ公前にいってきました! なんて大きな看板なんでしょう(嬉)。

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皆さま、今しがた、仕事で渋谷近辺にいたので、移動中にハチ公前にいってきました。

今日からきよしさんの「新・演歌名曲コレクション5―男の絶唱―」の大看板が渋谷のハチ公前にお目見えするとうかがって...。

体調もかなり回復できたこともあり、写メしてまいりました。

そして、画像はどうしても照明器具の影が映りこんでしまいました。
渋谷にはまた週明け行く予定があるので、掲示期間中にまたトライできたらよいのですが。

出先のため、画像処理ができないので、取り急ぎ静止画1枚と動画をアップしますね。
動画はやっぱり動きがなめらかではありませんね。
その点、お許しくださいませ。

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そして、動画です。
https://youtu.be/Nq_osLz3Cc4

それではまた!

無理せずゆっくりゆっくり歩いて、日々過ごしていると、世の中の風景も少し変わって見えますね。
新たな発見です。

今日はきよしさんが久松警察署の一日警察署長長に!  大活躍を期待しています。

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おはようございます。
今日は、きよしさんが久松警察署の一日警察署長をつとめられる日ですね。

きよしさんの警察署長姿をひとめみたくて、チケットも入手できたのですが、大事なお仕事をいただいていて、その取材時間が渋谷近辺で13時から14時半までにきまって...。

順調に取材が終わっても、サッと移動することがまだまだ難しい状態ですので、チケットをもっていないお友達がいたので、そのかたにお譲りして、仕事に専念することにしたのです。

朝から東京は快晴!
イベントの応援を、参加されるお友達に託して、大成功を応援つつ、お仕事がんばってまいります。

明日は、夜の部に参加します。


さて、遅くなりましたが、JR渋谷駅ハチ公前のきよしさんの巨大ボード、デジカメで撮った画像を1枚アップします。
照明器具の陰がソフトで、こちらのほうが迫力あるでしょうか?
クリックしていただくとPC画面いっぱいくらいまで拡大できますので、お試しくださいませ~。



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日を重ねて、少しずつ楽になってきています。
ご心配やお見舞い、ありがとうございます。

これからのブログでいただいたまごころへのお返しをしていかれたらという思いでおります。

感謝しています。



「僕、燃えています。体温50℃! 火照っています」 中日をすぎてますます絶好調のきよしさんでした。

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先日の休演日に、2年前に買ってカメに入れていた睡蓮がつぼみをつけていたので、その後どうなっているのかな? って思ってみてみたら、咲いていたんですよ。
ピンク(紫がかった)と白で、すごくきれいだったんです。
そうしたら、
”きよしくん”って。
そのう...(睡蓮が僕に)話しかけてきて...。
睡蓮って女性なんですね~。
それで、
”「男の絶唱」がんばってね”って。

2年前に1980円で購入した睡蓮を、カメに入れておいたら冬には枯れてしまって、もうダメなのかなとあきらめていたら、今年は春になったら葉っぱがでてきて、先日、つぼみをつけていたのだそうです。
その睡蓮が、16日の休演日の日、咲いていて、きよしさんが見惚れていたら、そんなふうに語りかけてきて、その語り口に、きよしさんは女性を感じられたということでした。
花には花の精が宿っているそうですから、きよしさんのまごころが花の精につうじたのでしょうね。
きいていて、わくわくドキドキしていたのです。
きよしさんは、
「写真を撮って、皆さんにもおみせしたいですね」
とおっしゃり、後日ファンクラブの会報か携帯サイトを通じてみせてくださることを約束してくださいました。
その画像をみつめていたら、わたしたちにも睡蓮の花の精が話しかけてくださるかもしれませんね(喜)。

きよしさんは、そんな睡蓮の花のエピソードを語られると、
「『男の絶唱』!」
と力強くタイトルコールされ、
「フルコーラスで唄います」
とおっしゃり、イントロが奏でられると、深々とお辞儀をされ、下手へと歩まれたのでした。


皆さま、こんばんは。
日付がかわってしまいましたが、昨日は、きよしさんの座長公演の午後の部にいってまいりました。
中日をすぎて、この公演で28公演めとなりました。

司会の西寄ひがしさんが、
「明治座で、きよしさんが笑顔でがんばっていらっしゃるそのことが、全国のファンの皆さんにとってなにより嬉しいことです」
とファンの思いを代弁してくださり、さらに、
「絶好調ですね!」
とその歌唱を絶賛されると、
きよしさんは、
「そうですか~?」
と笑顔でおっしゃたtので、その様子にとても幸せな思いになったのです。

2部のコンサートでは曲の入れ替えがあり、
ニューアルバム「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」から歌唱されていたカバー曲「なみだ船」にかえて、同アルバムに収録されているオリジナル曲の「きよしのスイスイマドロスさん」、
”美空ひばりさんの名曲を唄い継ぐコーナー”で、「人生一路」にかえて「愛燦燦」を唄ってくださいました。
歌唱曲の一部がかわることは事前におしらせしてくださっていましたが、ニューアルバムの曲をいれかえるものとばかり思っていて、「愛燦燦」を聴かせていただけるとは思ってもいませんでしたので、嬉しさにつつまれたのです。


と、ここで19日は仕事で渋谷におりましたので、巨大看板の写メに再トライ!
拡大できる方はクリックして最大にしてご覧くださいませ。

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きよしさんは、「愛燦燦」を唄いおえると、
「燃えています。体温は50℃(笑)」
そんなきよしさんに、西寄さんが、
「きよしさんは火照っています。
司会者は太っています」
とフォローされ、笑わせてくださいました(笑)。

この日はDVDの撮影日でしたので、カセンターのきよシート6席分をつかってメインカメラでの撮影がおこなわれているのには気づいていましたが、、場内各所に設置されたカメラは計8台ということでした。
撮影をもりあげるために、スティックペンライトが1本ずつ配布されていたのです。

客席とアイコンタクトをかわしながら、ことばをかわしていたきよしさんに、
西寄さんが、
「このペースですと、すべての方が終わるまでに9時間はかかりますっ!」
と皮肉まじりにおっしゃると、
「今日はみんなで(ここに)泊まりましょう。
そして、語りあいましょう」
と、きよしさん。
大きな拍手がおこったのです。
でも、きよしさん、明日も明後日も30日まで毎日公演がつづくのですもの。
そのお気持ちだけで胸がいっぱいです。

渋谷の巨大看板の話題、ニューアルバムの話題ともりあがりつつも、なんだかきよしさんが”モゾモゾモード”。
どうしたのかしら?
と思っていたら、
「あのう、ちょっとすみません。
告白があります。
ずっと僕、さっきから言いだせなかったんですが」
と、前置きされて。
わずかな部分でしたので、スタッフさんからは”そのままいきましょう”という合図がおくられていたようなのですが、きよしさんはスッキリしなかったようなのです。
「そのう、歌詩を間違えてしまって...。
申し訳なくて。
すみません。もう一度唄わせてほしいんです。
照明さんももどっていただいて大丈夫ですか? すみません」
と、そこまでおっしゃるきよしさんに、スタッフさんから撮り直しOKの合図があったようで、
「皆さん、お時間大丈夫ですか?」
と客席におたずねになったのです。
もちろん、大きな大きな拍手がおこりました。

西寄さんの曲紹介に、まるでその日初めて唄うかのような雰囲気にスイッチさせていただき、
きよしさんの「愛燦燦」をふたたび聴かせていただいたのです。
先の歌唱に感動いっぱいのわたしでしたが、さらにさらにこころにしみいる素晴らしい歌唱に、そして、歌に対してどこまでも誠実なきよしさんに、いっそう胸熱くなったのでした。


ここで、19日に写メした画像をもう1枚アップしますね。

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アンコールの「きよしのズンドコ節」まで、゛燃えに燃える゛氷川きよしの情熱歌唱に見こころも火照って幸せいっぱいでした。

終演後は出待ちをしました。
白いシャツをお召しになって、ファンに爽やかな笑顔をみせてくださいました。
きよしさんの笑顔に、皆もさらに幸せに満たされて、それぞれの帰途についたのです。

わたしも昼夜の部の間に堺のお友だちに会うことがかない、また、杖はまだ必要ですが、人形町と明治座さんとを、歩いて行き来できるまでに回復してきて...。
ありがたさでいっぱいの夜でした。

えっ? きよしさん、昨日の公演のあとジョギングされたって、本当ですか?

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今日は明治座さんにいってまいりました。
昼の部1回公演のこの日は、初日からかぞえて22日(休演日を覗くと21日)、32公演めとなり、公演回数はのこすところ11公演、明日以降、いよいよカウントダウンにはいりますね。

この日も絶好調!
この記事の後半にこの日のことを書きますが、一瞬、一瞬を魂に刻むようにして熱演、熱唱を繰り広げる、われらが”氷川きよし座長”に、いっそうのエールを贈りましょう!

わたしは、以後は28日昼の部と、千秋楽の夜の部に参加します。

日々、笑顔でがんばっておられるきよしさんに励まされ、痛みさえも癒していただいて、たくさんのパワーをいただけたおかげで、月末の仕事の締切も気持ちよくがんばれそうです。
千秋楽に、自分自身が良い状態で参加させていただけるよう、お仕事と体調管理の両方をがんばります!


さてさて、こちらは19日に、きよしさんが一日警察署長をつとめられた久松警察署です。
人形町駅の地上行きエレベーターを利用すると、こちら側の道路にでるので、明治座さんへ行く道々、写メしました。
立派な警察署を写メしながら、きよしさんが署長さんだったら、逮捕されたさに、悪事を働いてしまうかも?
なんて、イケナイことを想像していたわたしです(笑)。


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当日のイベントの様子はワイドショーなどで放送されましたし、明治座公式サイト、氷川きよしモバイルにアップされていますので、ご覧になられた方も多いかと思いますが、素敵で自然体の、きよし署長、最高でしたね。!
わたしは、とりわけ”氷川きよしモバイル”のラストで、「きよしのズンドコ節」を唄うピーポくんに、きよしさんが、”ピーポ!”とかけ声をかけておられるシーンがあって、もう、大爆笑!
なんて、お茶目なきよしさんなんでしょう(嬉)。
なんども再生しては幸せな思いになっております。

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※きよしさんとピーポくんのスペシャル2ショット!


こちらは明治座さんの公式サイトです。



と、当日のイベントには参加できなかったのですが、動画のおかげで感動の余韻さめやらず、久松警察署の前をとおって明治座さんへとむかったのです。

この日の「ねずみ小僧」でもアドリブさく裂!
左腕をみせろと次郎吉に迫る曾我廼家寛太郎さん演じる彦蔵親分に、ワンちゃんよろしく、”ワン!”と左手のひらをさしだす次郎吉。
その展開に、手相を観る展開になるシーンで、毎回、
”金運? 金運はいいですね~。今年は「男の絶唱」が大当たりします”
というような、きよしさんもファンも嬉しくなるような励ましの言葉をもりこんでくださるのですが、この日は、”のどを大切にしてがんばってください”というようなことまでおっしゃって、笑いのなかにやさしさいっぱいのアドリブに、きよしさんがとても喜ばれていたのです。

そして、なにげない台詞に、”やだねったら やだね”や、”しんどいね”といったきよしさんのヒット曲のフレーズまで飛び出して、どこからなにが飛びだしてどこでどうなっていくのかしら? と、楽しいドキドキ感を味わわせていただきました。

客席(江戸の町)を駆け巡るきよし”ねずみ小僧”の足取りはあまりに鮮やかで軽やか、ねずみの素早い動き思わせる向きを変えるときの、ぴょぴょーんと飛ぶ動作にも客席がいっそうわいたのです。
その前のシーンで左腕に刀傷を負っていることから、”切られて痛かったよ~”なんて、ねずみ小僧らしからぬ”かわいらしい台詞”も飛びだして、テンションあがりっぱなしでした。
”きよし・ねずみ小僧”とともにスポットライトが客席を照らすことになるのですが、ともにスポットライトをあびてうきあがる周囲の皆さまの、”きよし・ねずみ小僧”みつめる眩しそうなまなざしも、わたしにはまた美しく思えました。

”舞台を3Dにしたい”ときよしさんが発案されたこの演出は、”きよし・ねずみ小僧”を身近に感じると同時に、自分もお芝居の世界にその瞬間入り込んでしまったのかしら? という夢でもみたかのような感覚もあって、重層的な広がりがでているなあとみるたびに思うのです。
そして、そうさせてくださるのは、やっぱり、きよしさんの鮮やかな演技と動きゆえなのだろうなという思いをみるたびに強くしているのです。


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※限定20色の”月替わり膳”やっといただくことができました。
  6月はねずみ小僧の舞台となった江戸時代をイメージした御膳。
さっぱり柚おろしを添えためかじきの照り焼き、旬の太刀魚や鮎の天ぷら、
うなぎと刻み胡瓜の酢の物、栄養満点の麦とろご飯でした。


第2部のステージでは、オープニングからエネルギッシュな歌唱を聴かせてくださいました。
”博多祇園山笠”の祭り装束をアレンジした衣裳をお召しになったきよしさんの、足元の地下足袋を模したシューズが、丈の短いものになっていました(中日以降でしょうか? 20日は、きよしさんのお顔ばかりみつめていたのか、気づかなかったのです)。
振りも、大きな振りで、前半の公演での、ぐっと力をこめて何かを引っぱり上げるかのような上下の動きから、周囲に拡散するような動きにかわってきていたでしょうか。
前半の公演での振りは今までにないもののように感じられて新鮮で男っぽくて好きでしたが、今の振りをみると、歌唱するにはこちらの方があっているというか、きよしさんもより唄いやすいのではないかしらと感じたのです。
とはいえ、欲張りなわたしはどちらの振りも好きなのですが。

ボードをたくさんの方が用意していることに気づかれて、声をだして読みあげられると、
司会の西寄ひがしさんが、
「こちらにもありますよ」
とおっしゃったので、きよしさんが、
「ええと、松五郎、名演技! えっ、西さんのことじゃないですか」
と読みあげながらおっしゃったので、西寄さんは大あわて(笑)。
まさかご自身のことが書かれているとは気づかずに、きよしさんにボードがたくさんあることをおしらせになったのですね。
そんな西寄さんに、
「西寄さんの演技、素晴らしいですよね。ほんとうの俳優さんみたいです」
ときよしさんがその演技を絶賛されると、照れてしまった西寄さん、
「いいえ!」
と大きな声で返答されると、すかさず、
「女優です」
とおっしゃったので、きよしさんも皆も大爆笑となりました。

きよしさんはひとしきりそれぞれのボードの文面に目をはしらせては会釈されると、
「ありがとうございます」
とあらためてお礼をおっしゃり、
「皆さんがお越しくださるから、僕はこの明治座の舞台に立たせていただいているんです。
皆さんおひとりおひとりのおかげなんです。
皆さんがいらっしゃらなかったら、どうしょうもないんですよ。
お越しくださる皆さんからパワーをいただいて、また明日がんばろう! という思いにさせていただいて、公演も今日までつづけてくることができたんです。

そんなきよしさんに、西寄さんが、
「毎日絶好調ですが、公演のあとでジョギングされるんですか?」
と、半信半疑の様子でおたずねになりました。
「昨日も1時間走りました。
運動不足になってるなって思って」
と。
昨日といえば22日。2回公演で8時間近くステージに立ち続けていたのに...。
でも、そんなきよしさんだからこそ、この日も感動の歌声を聴かせてくださることができたのでしょうね。

この日は宮本隆二さんが来場してくださっていました。
「宮本さんが来てくださっています。宮本さん、とちらですか? あっ、2階席に。
ありがとうございます」
宮本さんにはNHK時代は「うたコン」の前身の「歌謡コンサート」や「新・BS日本のうた」の前身「BS日本のうた」、ここ数年は「モクハチ」や「キンナナ」でもお世話になっていますね。
宮本さんはその場にお立ちになりきよしさん、そして周囲にえしゃくされると、
゛きよしくん!゛
と呼びかけられ、きよしさんがあらためて宮本さんをみつめると、
゛きよしくん、最高!゛とよく通るお声で(生声です)おっしゃったのです。
大きな拍手がおこりました。
「デビューして、大丈夫かなって思っていたときに、゛大丈夫! 一緒にがんばっていきましょう゛って励ましていただいて。ずっとよくしていただいて。ありがとうございます」
と、きよしさんはあらためてのお礼を言葉にされたのです。

ラストトークでは、
「この明治座に公演をスタートに20周年にむかってがんばります。
素晴らしい20周年をむかえて、今日、お越しの皆さまに、゛きよしくん、おめでとう゛っていっていただくことが僕の夢です。
2020年...。
その年は東京オリンピックです。
゛氷川きよし゛も、盛りあがりたいです」
と結ばれました。

きよしさんの夢はわたしたちファンの夢、きよしさんの目標もわたしたちファンの目標ですもの。

きよしさんはご自宅の蓮の花が美しく咲き、見惚れていたら
゛きよしさん、「男の絶唱」がんばんなさいよ゛と語りかけてきてくれたように感じられたことをお話しくださってから、「男の絶唱」をダイナミックかつこまやかに、そしてドラマティックに唱われたのです。

※駆け足での更新で失礼します。
またお逢いできますように!

「氷川きよし特別公演」も残すところ、3日、5公演となりましたね。きよしさん、最高の千秋楽を迎えられますよう、応援しています。

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明治座さんでの「氷川きよし特別公演」も残すところ3日、5公演となりましたね。

昨日は”きよメール”が届いて、
”まだ、5日くらいしかやらせていただいていないような気もしますが、いよいよ、3日で終わります。
元気でここまで無事におこなうことができました。”
と書いてくださっていました。
なんて頼もしい、きよし座長!
その言葉に座長としての矜持と余裕を感じて嬉しくなりました。

わたし、今回は公演のスケジュール表にこんな風にして”赤丸”つけさせていただいてきました。

イメージ 1


あと、白い○は。いよいよ”5つ”ですね。

イメージ 2


きよしさん、日々、熱唱、熱演をありがとうございます。
最高の千秋楽を迎えられますよう、応援しています!

今日はこれから明治座さんへ行っていまいります。





”もう抱きしめたいっ!”ときよしさん。”♪ちゅーちゅーちゅー”とステージから飛び出してきそうな迫力にドッキドキでした。

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皆さま、こんばんは。
6月2日にスタートした明治座6月公演「氷川きよし特別公演」も、今日、明日の2日間、3公演を残すのみとなりましたね。
渋谷駅ハチ公口の巨大看板は、本日29日までですので、いきたいと思いつつまだの方は今日いっぱいにぜひぜひご覧くださいませ~。

さて、わたしは39公演めとなる28日の昼の部にいってまいりました。
「きよしのねずみ小僧」を下手で1コーラス、上手で2コーラス唄われて、センターに移動されたところで、もう、もう、どうしちゃったの、きよしさんっ! と声にだしてしまいそうなほどのオーバーアクションが飛びだしたのです。
腰をおとして両腕を左右上下にブンブンッと音がしそうなほど力強くふられていたので、そのままステージからきよしさんが客席に飛び出してきそうで、その迫力にドッキドキ! 体温が一気に上昇したわたしでした。

ところで、”八百八町”ときよしさんが唄っているのを聴きながら、なんとなくはわかった気になっていた言葉ですが、あらためてどういう意味なのかしら? となぜか急に思って、調べてみたら、”江戸中の町々”のことで、江戸幕府の開府当初は三百余町であったものが、江戸中期には千町を超えていたと辞書に書かれておりました。
なるほどですね。

それでは、今回の記事では画像満載で流れに沿って書いてみたいと思います。

さてさて、これはなんでしょう?
そう、19日にきよしさんが久松警察署の一日署長をつとめたイベントで使用されていたパネルですね。


イメージ 1


ロビーに感謝状とともに飾られておりました。

イメージ 2


「なかなかの歌唱力や」
と次郎吉の”こぶしのまわった寝言”をきいて曾我廼家寛太郎さん演じる彦蔵親分のアドリブが飛びだして(笑)。
きよしさんはきよしさんで、おふとんをかけたまま、両腕のみならず両足まで動かして持ちあげてのアドリブの大サービス。
第1部のお芝居もますます息が合ってきて、アドリブがスリリングだったのです。
でも”アドリブ大賞”はやっぱり曾我廼家さんですよね。
次郎吉が差し出した手のひらをみて、手相観に早変わりされたときに、ラッキーカラーの話題をされて、
「特に赤と白! 紅白! 大晦日に唄ってください。『男の絶唱』!」
なんていってくださったんですもの(嬉)。

皆さん息が合ってきて、悪役の皆々さままで、家族のように愛しく思えてきて...。
お芝居が終わったらさみしくなっちゃうなあと、一ファンとしてもそんな思いにさせられたのです。

ところで、皆さま、ブログにずっと書かずにいたのですが、わたし、篠田三郎さんが大好きなのです。
NHKの大河ドラマ「花神」で吉田松陰を演じられていたのですが、わたしのなかでいまだに篠田さんの演じた吉田松陰を超えるものはないと思っていて...。
そんな大好きな篠田さんときよしさんが共演されて、言葉を超えた目と目の演技がますます深まってきて、嬉しくてなりません。
次回、わたしにとっても見納めとなりますので、すべての共演者の皆さまに感謝しながら、皆さまの演技、しっかり心に刻ませていただきたいと思っています。

イメージ 3
※こんな署長さんにだったら、イケナイことして逮捕されたくなっちゃいますね。

2部のコンサートでは、オープニングの「祝いめでた」から絶好調!
つづいての「博多祇園山笠」を唄いおえると、ひときわ大きな声でひと声かけ声(”ヤッ!”というような)をかけたのでした。

来場のお礼をあらためておっしゃると、
「皆さまのおこころに、”確実に”お届けできるように唄わせていただきます」
と、”確実に”に力をこめておっしゃったのです。
そして、その言葉をはるかに超える熱唱を聴きながら、劇場パンフレットに、明治座さんの三田芳裕社長が、
”歌だけでなく、お芝居に対しても誠実に取り組む氷川さんの姿は、多くの人々の心を掴んでやみません。
すてきなお芝居と煌びやかな歌声を、どうぞゆっくりご鑑賞ください”
と書かれていた、”煌びやかな歌声”という言葉が、今のきよしさんの歌唱にふさわしく思えたのですが、その”煌びやかな歌声”という言葉を思いながら、きよしさんの歌声を聴かせていただいていたのです。

これまでの公演をふり返って、「そのときもお越しくださった方?」ときよしさんがおたずねになると、初座長公演をご覧になった方も多数おられたのです。
すると、
「もう、抱きしめたいっ!」
ときよしさんはひとことおっしゃったのです。

そして、
「16年前から少しは芝居は上達したでしょうか?」
と問いかけられると、大きな拍手が起こりました。

きよしさんはその拍手に深く一礼されると、
「日々、ねずみ小僧を演じながら成長して、ここまできました」
とあらためてこの日まで無事に公演をつづけてくることができた感謝の思いを言葉にされたかと思ったら、
「あっ、昨日、夢みたんです。
(広いホールに)お客様が20人くらいしかいないんです。
(どうしようとって思ったところで)目がさめて、夢だって思ってホッとして。
これ(今はゆめじゃないですよね)、現実ですよね」
とおっしゃったのです。

もう、心配性なんだからっ!
でも、いつもそんな思いで、全公演”満員御礼”も、それが当たり前じゃないって思ってくださっているあらわれなのでしょうね。

と、この画像、なんだかおわかりでしょうか?
そうなんです。
”きよし・ねずみ小僧”が、美濃屋さんを出て、客席に降りるときに使う梯子でございます。

ロッカーに荷物を入れていたので、近くで荷物整理をしていて、きづいたのでした。

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司会の西寄ひがしさんが、お稽古から1か月半、きよしさんが日々健康でがんばっておられることを称賛されると、
「もう絶対に、くたばれないって思ってるから」
と、男気あふれる”壮絶な決意”がぽろんととびだしたきよしさんでした。

この日は、西寄さんが、きよしさんの楽屋の前をとおったとき、中から、”パチ、パチ、パチッ!”とお顔や体をたたく音が聞こえてきたのだそうです。
「朝から(気合いれて)すごいですね」
と西寄さんがおっしゃると、”外まで聞こえたの?”という様子のきよしさん、
「からだをこうね、そして顔をこう、ね」
といいながら、お顔をパチンパチンと(汗)。
すかさず、西寄さんが、「お顔は今はやめてください」ととめてくださいました。

そうやって毎公演、気合を入れて、テンションを高めて臨まれているのですね。



イメージ 5
※明治座さん1階の喫茶室・花やぐらのスペシャルメニュー
かねふくさんの明太子と大葉をふんだんに使ってくださっています。


きよしさんの歌唱は冴えに冴えて、アンコールの1曲めの「きよしの日本全国 歌の渡り鳥」では、こぶしをきかせないところまで、くるっと気持ちよくこぶしがまわっていた(ようにわたしには聴こえたのです)きよしさんだったのです。

JR渋谷駅のハチ公口のきよしさんの巨大看板がいよいよ29日までで、そこで大々的に宣伝されている「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」が大好評であることをインフォメーションされると、
「自分でいうのもおこがましいんですが、アーティストとして」
といいかけたきよしさん、西寄さんの、”どこがおこがましいんですか?”という言葉と皆の拍手をうけて、
「(じゃあ)もう、はっきりいいます。
アーティストだと思っているので。
アルバムは色々な表現ができるんですよ。遊び心がある曲を入れたりもできますし。
”うまく伝えられないことを歌い手だったら、歌で伝えてみろよ”って。
”悔しかったら、歌で伝えてみろよ”っていつも自分でにいってきたから」
と心のうちをお話しくださったのです。

そんなこと、聴いたら、いやん、ますます好きになっちゃう。
もう、どうしましょ。

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※会期中に一度はいただきたかったのです。
大葉がたくさんのっていて、ゴキゲン!
自分でつくるときの参考にしたいです。

そんな歌への思いを語られてから、「ふるさと」を唄ってくださったのです。
わたし、この曲が大好きです。
そして、「ふるさと」を唄っておられるときのきよしさんも大好き...。
胸熱くなり、そして心癒される素敵な曲に出会えたことに感謝しているのです。

きよしさんは、「きよしのねずみ小僧」を大熱唱されると、「箱根八里の半次郎」を唄われ、来場のお礼をあらためておっしゃると、最近の印象的なできごとであるご自宅に咲いている睡蓮のお話しをしてくださいました。
「睡蓮は泥の中から咲くんですよね。土じゃだめなんですよ。
泥の中から幸せを咲かせられるんですよ。
だからあきらめたら絶対だめ。希望を捨てない。”あきらめ”という言葉はいりません。
僕、(自宅で咲いた)睡蓮をみて、花のなかでいちばんきれいだなって思ったんです。
でも、睡蓮は泥がないと咲かないんですよ。
そんな睡蓮をみていたら、”きよしくん、「男の絶唱」で睡蓮て唄っているでしょ。あんた、がんばんなさいよ”って、話しかけてきたような気になったんです」
と。


イメージ 7
※堺のお友達にいただいた”ねずみ小僧”のハンカチ。
そして、”ねずみ小僧”バージョンの喧嘩札つくりました。

「あと数日しかないんですよね。
精一杯お芝居とステージをつとめさせていただきたいと思っています。
どうかこれからも”氷川きよし”をよろしくお願い申しあげます」
と、千秋楽への思いをお話しされたきよしさんでした。

そこで客席のボードがたくさん揺れると、
”翔け渡り鳥!”
”毎日が自分にとって最高の舞台です”
などなど愛のこもった素敵な言葉ばかり。
きよしさんはひとつひとつ読みあげられたのです。

ちなみに、ひばりさんの歌(現在は「愛燦燦」)を歌唱されると、
”どうもありがと”とひばりさんの真似をされるながれで、大江裕の真似も披露されているきよしさんと西寄さん。
大江さんはこのことをご存じかしら? と思っていたのですが、27日に公演を観に来てくださったのだそうです。

大江さんにぜひ感想をきかせていただきたいですね。


それでは皆さま、またお逢いできますように!


さあっ! 今日は千秋楽ですね。きよし座長とともに最高の有終の美を飾りましょう!

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皆さま、おはようございます。
今日は2017年6月30日。
ついに、ついに、ついに、ついにっ!
(もう、わたし、勢いがとまりません・笑)
この日を迎えましたね。

今日は「氷川きよし特別公演」の千秋楽でございます。
氷川きよし様、
皆さま、
おめでとうございます!!!

今日の東京、それも明治座さんのある中央区の天気予報は終日”曇りマーク”。
昨日の予報では午後から”雨マーク”だったので、”曇り”にかわってホッとしています。
それに都内でもわたしの住む地域は薄日がさしてきているので、”きよし晴れ”になりそうな予感!
いずれにしても雨が降ったあとなので、適度な湿気は、きよしさんの”のど”を潤してくださることでしょう。

今回は、きよしさんの座長公演では、はじめての千秋楽2回公演。
わたしは夜の部に参加するのですが、まさに夜の部は、”大千秋楽”ということになりそうですね。

昨日の公演(前楽)に参加されてお友達のOさんから、感動のステージの様子に加えて、
”明日はきよしくん、ふんどしかも?”と書き添えられていて(笑)。
”それはないでしょう”と思いつつ、なんだかドキドキしてしまったわたしです(汗)。

25日は事務所の先輩の水森かおりさんが来場してくださって、ブログのこんな素敵な2ショット!
そして、
”お芝居のあとにあんなパワフルなステージ、凄いなー(≧∇≦)
お客様皆さんが笑顔になれる、元気になれる!
このお方は神だ!って大げさじゃなく思った。
日本の宝です、きよしくん!”
と、まごころのことばでほめてくださっていました。

”このお方は神だ!って大げさじゃなく思った。”
のことばをなんども読み返して...。
デビュー前からずっときよしさんを励まし、かわいがってくださってきた水森さんにこんなにまでほめていただいて、きよしさんはどんなに嬉しいことだろうなあと思ったら、わたしも、嬉しくて、泣けてきました。

またご覧になっておられない方は、ぜひ水森さんのブログご覧くださいませ、ませ、ませ~。

※上記アドレスをクリックすると画像がドドン!とでてきますので、記事が左上の”「きよしくんの明治座公演」の記事へ”をクリックすると記事が読めます。


さあ、いよいよ残すところ、2公演。
間もなく昼の部の幕があきますね。
われらが”きよし座長”とともに、皆でこころをあわせて、最高の有終の美を飾りましょう!


それでは今夜、またお逢いできますように!
そのために目下、仕事がんばっています~(喜)。








きよしさん、大千穐楽おめでとうございます。全43公演でのあなたの熱演&熱唱をわたしたちは忘れません。

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「思いおこせば1か月半前。お芝居の稽古が始まって。
ひとりで練習して台詞を覚えていったのですが、大変だなあと思いました。
正直、つらいなって思ったこともあったんです。
でもそのつらさ、大変さを、皆さんが喜びに変えてくださいました」
いよいよ迎えた「氷川きよし特別公演」の”大千穐楽”で、「箱根八里の半次郎」まで唄いおえると、きよしさんはそうおっしゃったのです。

さらに、
「東京に上京して21年目。子供の頃は人前に出るのが苦手でした。
自分の思っていることをなかなか口に出せない僕でしたが、歌に出会って歌で思いを吐き出すことができることに幸せを感じています。
こうしてしゃべるより、歌で伝えていけばいいんだと、皆さんがおしえてくれました」
と。
わたしはその言葉に胸が熱くなり、涙があふれて...。
ファンとしてこんなにまで嬉しい言葉があるでしょうか。
きよしさんと、きよしさんを愛するすべてのファンとの深い深い心のつながりを感じて、奇跡を目の当たりにしたような思いになっておりました。

皆の思いはひとつ!
ここで、大きな大きな”きよしコール”がおこったのです。
あふれる感動をのせた”きよしコール”は勢いをまし、きよしさんはそのコールを心地よくあびておられるようでした。
そして、
「ありがとうございます。
皆さんの真心を忘れません。今、皆さんの真心を胸にいれました」
とことばをつがれたのです。

6月2日にスタートして、この日は昼夜2公演。夜の部で43公演めとなり、”大千穐楽”にふさわしい公演となりました。
司会の西寄ひがしさんが、
「今朝、きよしさんにお会いしたとき、なんとなく、”いつも通りにしよう”という思いを感じたんです」
とおっしゃっていましたが、まさに、きよしさんは心乱すことなく、第1部の「ねずみ小僧」でのきよしさんは、一瞬一瞬を愛おしむように、”次郎吉”と”ねずみ小僧”を演じられ、江戸の町(客席)を軽やかに駆けめぐり、二度めの”疾走”ではハイタッチの大サービスだったのです。
皆の、”この日のために用意されたアドリブ”もさく裂して、”きよし座長”がどれほど共演者の皆さんに愛されているかを感じておりました。
きよしさんは次郎吉では飄々としたムードを醸し出し、ねずみ小僧では静と動をみごとに調和させながら、甘いニヒルさを漂わせ、ついにフィナーレとなったのです。
”あっ、ねずみ小僧だ!”
と皆が見上げる屋根の上にすっくとたち、最後の台詞をおっしゃるところで、思わず涙でことばを詰まらせたきよしさんでした。
でも、それもほんの一瞬、すぐさま、”どこにでも、ねずみ小僧は参上しますぜ!”と最後の台詞をびしっときめて、大団円を迎えたのです。
そのとき、きよしさんがどんな思いでこの最後の舞台に臨まれていたのかを感じて、わたしには、「草笛の音次郎」の新歌舞伎座での千秋楽が思いだされたのでした。
中日劇場、新宿コマ劇場で1か月公演を開催し、年が明けての3公演め。いよいよ”音次郎”との別れに、”初座長”をみごとにつとめたきよしさんは、涙、涙、涙...。
そして、驚くことに共演者の皆さまもまた、涙、涙、涙となったあの日、わたしが感じたあたたかな思いと感動を、この日もまた感じていたのです。

2部の”氷川きよしコンサート 2017 in 明治座”でのオープニングトークでのこと。
きよしさんが「祝めでた」につづいて、「博多祇園山笠」を唄われると、拍手がなりやまなかったのです。
拍手をかみしめるように、何度もうなずくと、あらためて来場のお礼をおっしゃり、
「43公演。同じお芝居とステージではありますが、生身の人間がやっているので、その日の気持ちや体調は少しずつちがっていますが、そのときどきのお客様のお顔をみながら、楽しんでいただきたい、喜んでいただきたいと思ってやらせていただきました」
と、きよしさんは、すべては演者とお客様とが一緒に築きあげてきたものだと思っていることをことばにしてくださると、
「次郎吉とねずみ小僧に会えなくなるのがさびしい...。
また、会えるといいですね。
ねずみ小僧は皆さんのことを見守っています。
なにかありましたら、参上しますぜ!」
と。

そして、博多祇園山笠の祭装束をアレンジした衣裳の、長法被の下から見える締め込みは、最初、パッチがみえなかったのです(汗)。
えっ、まさか、パッチをはいていないの?
とお友達のKさんと顔を見あわせてドキドキッ!
「パッチを短くしてみました。”ミニパン”です(笑)。
まあ、ここまであげると」
きよしさんはそうおっしゃると、左のミニパンのほとんどない裾をひっぱりあげたものですから、”キャーッ!”という声が客席からわきおこったのです。

もう、きよしさんの術中にすっかりはまってしまったのですが(笑)、
「”ミニパン状態”です(笑)。
本当は、”締め込み”、やりたかったんです。
次回はぜひ!」
と、将来の”締め込み”披露を約束されたのでした。

きよしさんを送りだすと、西寄さんが登場。スポットライトをあびているにもかかわらず、暗闇のきよしさんを全員が目で追っている状況に、笑顔でしばしたたずんでおられたのです。
「わたしは明日もここ(明治座)に来ようかと、そんな気持ちです。
明日は大道具の撤収があるので、そこに参加しようかなという思いです」
と、大工の松五郎役でお芝居でも活躍された西寄さん、そんな思いになるなんて、舞台で”松五郎”を生きた証ですね。
そして、
「名残惜しいのですが、この時間を惜しみながら進行していくのも感慨深いものがあります」
と結ばれていました。

きよしさんが「愛燦燦」を唄われると、あふれる愛に包まれて、その心地よさにホッとしてわたしは涙がでたのです。
この6月の出来事が思いだされ、また、きよしさんがこの曲をコンサートで唄ってくださっていた15周年のころも思いだされて...。
どんなときも、わたしには”氷川きよし”の歌と、輝きがすぐ傍にあって、励まされてきたことをあらためて感じたのです。

西寄さんが、
「あらためて、千秋楽、おめでとう」
とおっしゃり、”せえの!”と、音頭をとってくださいました。
皆の、”おめでとう!!!”の大合唱に、
「♪ありがと~ございます~」
と、こぶしをまわして、きよしさんは答えてくださったのです。

「公演中、雨の日もありましたが、出待ちをしてくださって、ありがたかったです。
雨の降っている日も、傘ひとつささずに...。
その姿に励まされて、また明日がんばろうという思いになりました」
ときよしさんがおっしゃると、
「そうおっしゃるきよしさんもまた、雨のなか、(車の)窓を全開にして応えていたじゃないですか」
とすかさず西寄さん。
さらに、
「そんなきよしくんだから、きよしくんに会えば会うほど好きになります!」
と、皆の気持ちをストレートすぎるほどに代弁してくださったのです。

今回、絶好調だったきよしさん。そのことを西寄さんが話題にされると、
「体調も、メンタル的なものも、声も、今回はコンディションがよかったです。
16年前、はじめての座長公演のときは、皆さんにお金をちょうだいして大きな劇場で1か月やらせていただくことのプレッシャーで、高熱をだしました。
今回はあっとい間に感じられて、本当に5日間ぐらいしか経っていないような気がするんです」
と、そんなきよしさんに、
「本当ですか?
じゃあ明日からもう1か月やりましょうか」
と西寄さんがいってくださったのです。

まんざらでもない様子のきよしさんに、
「でも次の公演が控えていますからね」
との西寄さんのことばをうけて、
「そうですね~。また2年後にということに」
とおっしゃると、
「そのときも来てくれる方?」
と客席に問いかけられ、ほぼ全員に手が挙がると、さらに、
「約束してくれますか?」
と問われたのでした。
もちろんそこでは間違いなく全員の手が挙がっていたのではないかと思います(喜)。

ここで7月1日から「ラジオ深夜便」(NHK)で放送される「碧し(あおし)」の紹介もありました。
この素敵な曲のこと、あらためてじっくりブログでも書きたいと思っています。


2部のコンサートで、司会の西寄ひがしさんが、毎公演、きよしさんに託されたメッセーージを紹介され、こころにのこっているのですが、
”おひとりでも自分の歌を聴いてくださる方がいる限り、命ある限り唄っていきたい。自分自身の人生を歌に重ねて、自分らしく輝いて、終わりなき歌の道を邁進していきたい”
というような内容だったかと思います。
きよしさんは「男の絶唱」を歌唱される前のトークで、
「これから年末までがんばります。
他人と争うのではなく、自分自身との戦いです。いつも向上していきたいです」
とお話しされ、”「男の絶唱」!”と朗々とタイトルコールをされると、フルコーラス唄われたのです。
つづいての「白雲の城」の熱い思いがほとばしるあまりにも研ぎ澄まされた歌唱を、忘れることはできません。
”氷川きよし”の生き様、人生の重みをずっしりと感じて、また涙があふれたのです。

アンコールで「きよしの日本全国 歌の渡り鳥」、「きよしのズンドコ節」を晴れやかにエネルギッシュに唄われると、幕がおりてきました。
ああ、この瞬間こそが43公演のフィナーレなんだなあとなんといったらよいのか説明する言葉をみつけられないような感動が押し寄せてきたのです。

感動にこころふるわせながら、”カーテンコール”を待ちました。
「きよしのねずみ小僧」のイントロがながれるなか、ふたたび緞帳があがると、そこには、総勢51名の役者さんが勢ぞろいされていたのです。
ステージ上には、今しがたコンサートをサポートしてくださったHKピュアリバ―の皆さんとダンサーさんもそのままステージにのこっておられ、西寄さんがメインキャストを紹介されていきました。

小雪役の工藤綾乃さんは今回が初舞台だったそうです。
「お客様にあたたかな声援をいただきました。ありがとうございます。初めての舞台が、氷川きよしさんの公演でよかったです」
と工藤さんがおっしゃれば、そば福というお蕎麦屋さんの女将を演じた竹内都子さんは、
「こんなに協力的なお客様は他ではみたことがありません。
氷川くんは毎日へとへとのはずなのに、日々元気になっていったんです。
(なぜなんだろうって驚いたのですが)
それはファンの皆さんが彼のパワーになっているんですね」
と、日々きよしさんをご覧になっての感慨をお話しくださいました。

やんぱち長屋の大家さん(幸兵衛)を演じた小宮孝泰さんは、客席のペンライトに大感激され、ご自身も体験してみたいとの申し出(笑)。
”ぜひどうぞ!”と、きよしさんと西寄さんにうながされ、客席からたくさんの拍手がおこると、小宮さんは、スタスタとステージの階段をのぼられて、いったん姿が消えたかと思うと、きよしさんのごとく、ステージ上段に姿をあらわし、皆のペライトがまたたくなか、降りてこられたのです。
「今月、コント赤信号のふたりは新橋演舞場にでているんですが、こっちの方がはるかに盛りあがっていました」
と(笑)。

つづいてきよしさんの初座長公演から出演し支えてくださってきた大信田礼子さん(穀物問屋・美濃屋の奥様・八重)が、
「きよしくんはすっかり大人になって、ちょっと色気が出てきましたね。母親のような気持ちで嬉しく思っています」
とおっしゃると、きよしさんがすかさず、”お姉ちゃんですよ”と。
すると、「機嫌の良い時は、お姉ちゃんだけど、そうでないときはお母さんなんです」と大信田さん。
きよしさんは、”そんなことないですよ~”とあたふたされている様子でした(笑)。
しっとりとして優しい大信田さんですから、きっと甘えたい気持ちのときは、”お母さん”なのではないかしら?

同じく初座長公演から悪役で大活躍の中田博久さん(副島佐平役)が
「こんなにも優しさと愛のあふれた公演はファンの皆さんのおかげだと思います」
とおっしゃると、
「いつも悪役なんですけど、いい方なんです」
ときよしさんがフォロー(笑)。
中田さんは、ぜひ次回は、良い人の役で呼んでいただきたい旨を”きよし座長”にお願いしたのでした。

そして、ねこ蔵ならぬ彦蔵親分役で毎公演、もりあげてくださった曾我廼家寛太郎さんが紹介されると、ひときわ大きな拍手と歓声がおこったのです。
やっぱりね、そうだろね!
皆が、あの大爆笑の演技と、日々のスリリングなアドリブに感動をいただいていたのですね。
「毎日、氷川さんの手相をみさせていただいていました(笑)。
喜劇の人間として幸せでした。今日は合言葉のところで、(今、浜町では”山”といったら”氷川”ですよと曾我廼家さんがおっしゃって)、わたしが、”山”っていったら、皆さんが”氷川”っていってくださっていただいて、嬉しかったです」
というようなことをおっしゃったかと思います。
すると、きよしさんが、
「(ふたりが絡むシーンを)どんなふうにしようか、師匠にいろいろと相談させていただいて、勉強になりました。ありがとうございました」
と。
そんなきよしさんに、曾我廼家さんは、”師匠はやめてや”と返答され、喜劇をますますもりあげたいという展開になると、
「喜劇、やります!」
と力強くおっしゃったきよしさんでした(喜)。

また前作につづいて出演された江藤潤さんは、今回は極悪非道な”内藤近江守”を熱演されましたが、毎回、舞台に登場される前に、今日は石を投げられましまいかと思っておられたそうです(笑)。
「前回の舞台のうちあげの席で、中村メイコさん(や勝野博さん)の励ましの言葉に感激して泣いていた氷川くんでしたが、今日も最後で少しだけ泣いていましたね。
自分の心に素直に涙をながせることは、とっても大事なことです」
とおっしゃってくださったのです。
その言葉に、
「お芝居や歌では自分の感情を出さないほうがいいといわれて。僕、泣かないようにって思って」
ときよしさんがおっしゃると、
「そんなことない。皆につたわっているでしょう。
人目をはばからず素直に涙をながせるって大事なことですよ。
皆さんあってのわたしたち。
そして、皆さんあっての氷川くんだと思います」
と、”こころに素直でいて大丈夫なんだよ、それが大事なことなんだよ”と、江藤さんはきよしさんの背中をおしてくださいました。

美濃屋のご主人(四郎兵衛)を演じた青山良彦さん、大久保伊織役の篠田三郎さん、お美弥役の星由里子さんが紹介されたのですが、なかでも篠田さんのことばがこころにのこったのです。
「氷川さんを1か月半、間近でみさせていただいて。
毎日、お芝居と歌のステージで、いったいどこで食事をしているんだろうというくらい休み時間がないのに、全身全霊でとりくむ姿に、ファンの皆さんの応援する気持ちがわかりました。
わたしも氷川さんのファンになりました」
と。
篠田さんの言葉に、わたしも篠田さんと同じ思いだったことを感じたのです。
デビューしたきよしさんをみつめているうち、あんなにがんばって大丈夫なんだろうかと、気になって気になって、気づいたらファンになっていたのですし、2002年に、大阪の新歌舞伎座のスタッフの皆さんが”きよし座長”のためにと奮闘する姿に、”氷川きよし”のすべては生きている伝説になると確信して、いつか”天晴れHK伝説”というタイトルで、きよしさんがくださった感動を書きとめたいと思わせていただいたのでした。

ここで西寄さんが、
「それでは、われらが氷川一座のきよし座長です!」
ときよしさんを紹介されると、きよしさんは客席に、そして共演者の皆さま、楽団の皆さま、ダンサーの皆さま、そして支えてくださったすべのスタッフの皆さまへの感謝を述べられました。
「稽古から1か月半。
皆さんと家族のようにすごさせていただきました。
お仕事なんですけど、でも皆さんが(お仕事を超えて)気持ちで演ってくださっていることを感じて。
こころって大切なんだってことをあらためて感じた1か月でした。
すごく楽しくて...。
すごく別れるのがさびしい...」
きよしさんはそこまでおっしゃると絶句され、その瞳から涙があふれだしたのです。
星さんがそっとハンカチで涙をふいてくださいました。

きよしさんは涙をこらえながら、
「これから、また皆さん、それぞれがんばっていらっしゃると思います。
どうぞお体に気をつけて、がんばってくださいね。
30代最後の年にこのような舞台で皆さんと共演させていただけて感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
そして、応援してくださったお客様、ほんとうにありがとうございました」
とおっしゃったのです。

ここで西寄さんが、
「この日いちばんの拍手を、きよし座長に!」
といってくださると、大きな拍手がまきおこったのです。
そして、
「最後は、きよし座長らしく、『きよしのズンドコ節』でお別れしましょう」
と。
そこで、少し小さな声で、きよしさんに、
「(歌にいって)大丈夫ですか?」
とおたずねになると、きよしさんは大きくうなずかれたので、
「それではタイトルコールからお願いします!」
と西寄さんがきよしさんにバトンをわたされると、

きよしさんは、思いきり大きな声で、
”「きよしのドドンパ」!”と(笑)。
大げさでなく、ドドーッと音をたてて笑いがおこったのです。
きよしさんたら、お茶目すぎます!
でも、同時にそんなきよしさんに頼もしさを感じて、さらにさらに嬉しさがあふれたのです。
「きよしのズンドコ節」、きよしさんがときおり、客席にマイクを向けられたので、客席に歌声がひろがって、皆で一緒に唄っていました。
”きよし座長”のくださった感動への感謝の思いがこもった歌声が明治座いっぱいに響いたのです。

舞台の上にはダブルキャストの子役さんも勢ぞろい。
西寄さんも、役者の皆さまも、HKピュアリバ―の皆さまも、ダンサーの皆さまも、笑顔、笑顔、笑顔...。
客席も笑顔の花が満開!
そのたくさんの輝く花々を、われらがきよし座長は誰よりも幸せそうにみつめておられたのでした。


終演後は出待ちをしました。
出待ちだけでもと早くからならんでおられた方が多数おられたのですが、腰をおろせるスペースに快くいれていただけて、わたしも出待ちに参加することができました。
出演者の皆さんがそれぞれお帰りになるのを見送らせていただいて...。
きよしさんをのせた車がいよいよ明治座さんをでられたのです。
久松警察署からも誘導にパトカーがきてくださって(なにしろきよしさんは署長さんですものね!)、きよしさんをのせた車は名残を惜しむかのようにゆっくりゆっくり走ってくださったのです。
手前に西寄さんがきよしさんをさえぎらないように、身を小さくして乗っておられるのがみえました。
9時30分ころでした。
きよしさんのお父様の”きよしのファンの皆さんのために晴れてほしい”との強力なお祈りのおかげでしょうね。
午後からはずっと雨が降らなかったのです。

笑顔でうなずきながら手をふるきよしさんの輝くような笑顔がこころにしみました。
こんなに素敵な人に出会て、ファンになることができて、今ここにいられて、わたしはなんて幸せなんだろう!
そんな思いで、帰途についたのです。

※以上、駆け足での更新で失礼します。
しばし3日締切の仕事に没頭しますので、次の更新は5日以降になりそうですが、日々、からだをいたわりつつ、仕事に没頭しておりますので、心配しないでくださいね。













「碧し」、素敵な曲ですね。詩を味わいながら、きよしさんの素敵すぎる歌声にゾクゾクするほど感動しています。

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NHKラジオ深夜便「深夜便のうた」で7~9月にながれる「碧(あお)し」。
今日から配信もスタートしましたね。
「ラジオ深夜便」のテキストで歌詩を、さらに番組ホームページできよしさんとGReeeeNさんからのコメントを読んで、どんな曲なのかしら?
とドキドキしていたのですが、聴かせていただいて、思わず記事を書きたくなってしまいました。
ラップ調のきよしさんの歌声のあまりの新鮮さに聴き惚れていたら、
「🎵La La La...」と唱うきよしさんの歌声に、ドッキーンとして、これ、きよしさんの声だってわかるけど、わかるけど、こんな響きを聴いたことあったかしら?
と、感動と驚きでゾクゾクしてきて...。
まだ、そのゾクゾクがとまらないままにこの記事を書いています(嬉)。

先に、きよしさんの゛大千穐楽゛のことを書かせていただいた記事へのコメントをありがとうございます。
大切に読ませていただいています。
昨日のあのタイミングで書かないと、3日の締切をクリアできるまでじっくり書ける時間がなくなってしまうと、自分で自分をかなり追い込んで書きましたので、報われた思いがして嬉しかったです。
正直、今日もまだ原稿ができないまま別件の仕事で出かけるのですが、ひとつひとつしかできないわたしですし、今は゛急ぐ゛ことも厳禁なのでとにかくマイペースでがんばります!

では、では、まずは、素敵な「碧し」の歌詩を。
GReeeeNさんが、コメントで
゛2/2という歌詞から始まる物語、氷川さんの出逢い始まりとこれから゛
とお書きくださっている言葉を目にして、この曲はもちろんすべての方の物語であるのだけど、やっぱりわたしたちファンときよしさんとの物語という思いがわいて。
その歌詩にいっそうじんとくるのです。

「碧し」

作詩・作曲:GReeeN
歌唱:氷川きよし

2月2日  これまで歩んできた日々を見渡した
明日君が 隣にいなくても  歩いていけるように

出会いの中 忘れていく景色も  変わらずここにある
君の声が  遠く遠く  離れている時でも

たくさんのこれまで  どれも僕になるよ
たくさんのこれから  僕らを待つだろう

きっとほら僕達は 始まったばかり
これからの日々を いつかの日まで
そしてまた 笑いあって  話せるように
今日は  ただ  本当にありがとう
 
いつからだろう いろんな季節の中  君と過ごしてた
そんな時間(トキ)  ああ  いつまでも続くと思っていた
もしも君が見失いそうになるトキでも
僕があの日のまま 隣に座るよ
 
きっとほら僕達は 始まったばかり
寂しさをこらえ いつかの日まで
そしてまた 泣きながら  話せるように
今日 ただ  また逢う日まで

これから先の僕らをいくつもの涙が
待っているような気がしてるけど
あの日君が僕の隣でただ
笑い泣いてくれた日があれば
きっとその一つが僕を呼ぶだろう
そうか   一人じゃなかったよね
変わりゆく風景に立ち止まり
変わらない君思い出す

そんなトキは また逢いにいくよ

君とほら僕達は 始まったばかり
今日までの 全部連れて  さあ行こう
いつの日か それまでを  笑って泣いて
胸を張って 話せるように
今日は ただ  いってきます

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こちらは、ホームページに掲載されている、きよしさんからのコメントです。
ラジオ深夜便のうたを氷川きよしが歌うと聞いて、リスナーの皆様は「演歌かな?」と思われたかと思います。
GReeeeN さんの作詞・作曲と知って、きっと驚かれたことでしょう。
実は、僕自身も驚きましました。
「僕で大丈夫なのかな」と思ったんです。
歌い方、表現など手探りでレコーディングを進めて、出来上がりを聴いたら、グッと胸にくるものがありました。

歌い出しの「2月2日」という歌詞ですが、実は僕のデビュー記念日なんです。それを歌詞に使ってくださったりして、歌いながら、一つ一つの言葉に感動しました。
まるで、GReeeeN さんのマジックにかけられたような感覚です。

この曲を世代を越えて、多くの皆様に聴いていただきたいです。
そして、何かを乗り越えたり、前に進むきっかけや希望になればうれしいです。ラジオ深夜便からお送りする、氷川きよしで『碧(あお)し」、
ぜひ、聴いてください。


イメージ 2

そして、以下はGReeeeNさんからのメッセージです。
皆様どうも!
GReeeeN と申します!
この度、氷川きよしさんに楽曲提供させていただく事になりました!!!

人は幾つもの出逢いと別れを繋いで、前へ進みます。そんなアリガトウや、またねが、人生においての大事な瞬間の力になります。
2/2という歌詞から始まる物語、氷川さんの出逢い始まりとこれから。
そんな物語を歌っていただけて光栄に思っております。

碧(ミドリ)の未知の可能性を抱え、碧(キヨ)い情熱で、碧(アオ)い自分と前へ進んで行く、この曲が、触れてくださった方のそんな曲になっていってくれたらと思います。
碧し(アオシ)、誰かの何かになれれば幸いです。

きよしさんのコンサートチケットがデザインチェンジ! 素敵、素敵、素敵!!!

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皆さま、おはようございます。
昨日は、19日に川口総合文化センターリリアでのコンサートチケットが届いたのですが、封筒を開けてびっくり!

参加される方は皆さま同じ体験をされたかと思うのですが、
まずはこちらをご覧くださいませ。

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※台紙の1連目が宛名、2連目、3連目がチケットです。


宛名のフレームのデザインもクラシカルで”きよしさんからの招待状”のようで、素敵ですね。
チケットのきよしさんの”五面相”のチャーミングさに、すっかり幸せな思いにさせていただきました。
ところで、右から2つ目のきよしさん、なぜ、”内緒のポーズ”なんでしょ?
と、そんな楽しい想像までしているわたしですが、コンサートでは”五面相”どころか”百面相”のきよしさんにお逢いできますね(喜)。

4枚まで申し込み可能なため、事務処理上、宛名に加えてチケットは4枚まで印刷できる(5連式)設定になっているので、2枚で申し込んでいるわたしの場合、3、4連目の2枚分のは”この部分はチケットではありません!”といつものように印刷されています。

でも、これからはこの2連分を”いつものように”は処分できません。

だって...。

イメージ 2

ね、こんなふうになっているんですもの。
私は今回は夜の部のみですが、昼の部はHKのロゴ部分の色を変えてあるのでしょうか?

コンサート、今から楽しみですが、その前日には「うたコン」に生出演されますね。
その日を待ち遠しく思いながらすごしています。


文末に。
皆さま、とりわけ九州にお住まいの皆さま、台風の被害は大丈夫でしたでしょうか。
刻々と変化する状況をニュースで見て、心をいためていました。
被害にあわれた皆さまにお見舞い申し上げます。


以下ははわたしの近況です。
わたしの方は、駅で転倒した6月7日から1か月が経ちました。
少しずつ”それまでの生活”に近づいています。
あの日、先生に”立てますか?”ときかれたのです。
1,2時間休んでもよいので、自力で立てれば帰すけれども、立てなければ入院ということでした。
立つことはもちろん、1歩歩くのも激痛でしたが、わたしの頭の中は、”明日は明治座さんに行って、きよしさんに逢う!”というそのことしかなかったのです。

あとになってみると、きよしさんに逢いたいという思いがなかったら、あの痛みにはとても耐えられず、立って、まして歩くことはできなかったのではないかと思うのです。
お会計では名前を呼ばれても待合椅子からカウンターまでの数メートルを歩くのに四苦八苦ですぐにはたどりつけず、”すみません、今歩いていますので”といいながらカウンターにたどりついて自力でお会計をし、さらに薬を受け取って、病院のタクシー乗り場に行き着き、タクシーに乗って帰宅したのでした。
お会計のときは、やっぱり歩けないとなったら帰らせてもらえなくなるから看護婦さんを呼べないと、それはもう必死でした。

そして、そんな状況で帰宅したわたしに、翌日、両親は明治座さんに行くのをとめなかったことも今では笑い話になっていて...。
明治座さんまでタクシーで行き来できるということもあるのですが、そのために必死に帰ってきたわたしに、”とてもそんなこと言えなかったよ”と両親にいわれました(笑)。

3日の締切のあとに、さらに仕事が増えて、5日いっぱいかかっていました。
まだいつものようには根気がつづかないので、合間、合間に少し横になったりして、のりきれました。
そして、それからまた少しずつ楽になってきています。

初めて幕張メッセへ! ”ジャンプビクトリーカーニバル2017に”いってまいります。

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昨日、帰宅すると、大判のカラフルなハガキが届いていました。
なにかしら? 
と思って手にとると、
わっ、嬉しい!
”ジャンプビクトリーカーニバル2017”の招待状でした。

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きよしさんがスーパートレジャーステージで、”ドラゴンボール 氷川きよしスペシャルライブを開催されるので、「週刊少年ジャンプ」を購入して応募していたのです。

☆ステージ詳細はこちらのHPに。

そして11日(火)10時から下記サイトで、申込ができるそうです。
やっぱり行ってみたいと思われた方は、詳細チェックしてみてくださいね。

わたしは、その日の”甥っ子と母のお誕生日”の食事会を、イベントに参加するために夕食会にしてもらったのです。
8月は大阪(もしかしたら京都にも)行く予定ですし、忙しい夏になりそう(喜)。
そのためにも仕事と身体のケア、そして、”あること”(後日報告しますね)にがんばっています。

「碧し」、聴いて、聴いて、聴き入っています。
また新たな”氷川きよし”に出逢えた思いで日々すごしているのです。
コンサートでも唄ってくださるでしょうか。
「碧し」を聴きながら、あらためて思いかえした”氷川きよしの歌唱”の魅力の数々をブログに書いてみたいという思いになりました。

少し、お時間いただきますが、コンサートツアー再開の前に思いをまとめることができたらと思っています。


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